【カゲプロ】がお送りする
【じん】の
「アディショナルメモリー」について
PV(MV)と歌詞の意味を徹底的に
考察・解説していきたいと思います。
かなり切ない歌詞になっています。
また歌詞中に難しい言葉が多く
聴き流すだけでは解釈が難しいものが多いです。
是非、最後までご覧ください！
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楽曲名「アディショナルメモリー」とは
「アディショナル」とは
上乗せされた。
特別な。
補足的な。
「メモリー」とは
記憶。
覚えておくことまたは思い出す力。
という意味になっています。
「アディショナルメモリー」で
特別な記憶。
といったところでしょうか。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
今作の「アディショナルメモリー」は
発行部数430万部を記録する漫画版
「カゲロウデイズ」の物語後半を
イメージした楽曲で、
アヤノが、主人公シンタローの
目の能力になるまでを描いているそうです。
アヤノの感情が理解できる
歌詞の世界観となっています。
漫画を知っている方も、
知らない方も是非、
最後までご覧ください！
MVではキャラクター
「アヤノ」が主に映されています。
終始、マフラーが荒ぶっている
のがわかりますよね。
この理由は、MVをひっくり返して見てみると
納得できます。
アヤノは落ちているのです。
原作の屋上から飛び降りるシーンが蘇ると思います。
つまり、アヤノ落下中の
シンタローに対する心残り。
が歌詞・MVで表現されているのです。
元ネタを知らない方の為に言うと
アヤノは、
“他人を危険な目に合わさないよう、自分が死ぬときにシンタローにさよならも直接いえなかった”
のです。心残りがあるのです。
ここをざっくり分かっているといいと思います。
では本題の歌詞に移ります。
歌詞
浮かんで転げ落ちて出会ったエンドロール
歪んで変わり果てた未来の走馬灯
もう終いね幕の切れてしまった白昼夢は
ただただ虚しさ達を暈してみせた思い出してしまう夕焼ける空滲むメロディー
「帰ろう、道を間違わないように」
臆病になってぎゅっと繋いだ手を宙に向けて抱いてしまう願ってしまう贅沢な走馬灯
夕凪の向こうに恋を認めて(したためて)緋を灯す
過ぎ去っていく腐っていく溶かした本音は
存在証明を拒んでしまったストーリー
「また明日」なんてさ言いたくなかったな
拭えない涙も、言葉も嘘、嘘
友達なんかになりたくなかったな
きっと届かないよな
「ごめんね、大好きだよ」これが勘違いなら知りたくなかったな
溢れ出す涙が空に吸い込まれる
もう戻れないのにもう帰れないのに
今更疼くんだよ逆様になったまま落ちていく悟っていく散ってった走馬灯
夕映えの向こう想いを染め上げた後悔の詩
消さないでいて覚えていて遺した本音は
幸せを拒んでしまったストーリー
友達なんかで、終わりたくなかったな
届かない涙が空に吸い込まれる
これが勘違いでも、これが勘違いでも
ずっと言いたかったの
「さよなら、大好きだよ」
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歌詞の意味・解釈
１番
浮かんで転げ落ちて出会ったエンドロール
歪んで変わり果てた未来の走馬灯
もう終いね幕の切れてしまった白昼夢は
ただただ虚しさ達を暈してみせた
エンドロールとは、終幕を表す言葉。
浮かんで転げ落ちて出会ったエンドロール
出逢いから別れまでを表現しています。
走馬灯は
死を覚悟した瞬間に去来する過去の記憶。
飛び降りたアヤノが
過去の記憶を目くるめく回想しています。
非現実的な体験だらけだった現実。
それも、終幕のいまでは
ただただ虚しいだけなのです。
思い出してしまう夕焼ける空滲むメロディー
「帰ろう、道を間違わないように」
臆病になってぎゅっと繋いだ手を宙に向けて
手を宙に向けて
というのは落ちている状態を指します。
つまりここの部分では
落ちることに対する覚悟が表現されています。
サビ１
抱いてしまう願ってしまう贅沢な走馬灯
夕凪の向こうに
恋を認めて(したためて)緋を灯す
過ぎ去っていく腐っていく溶かした本音は
存在証明を拒んでしまったストーリー
走馬灯の中にある
キラキラした思い出
それにしがみついてしまいそうになります。
過ぎ去っていく腐っていく溶かした本音
の中にある本音は
心残りや後悔
といった感情を指すのでしょう。
「また明日」なんてさ言いたくなかったな
拭えない涙も、言葉も嘘、嘘
友達なんかになりたくなかったな
きっと届かないよな
「ごめんね、大好きだよ」
「また明日」なんてさ言いたくなかったな
という部分から
シンタローに最後の別れを
告げることができなかったことを
悔いていることがわかります。
こんなことになるなら
こんな切ない感情になるなら
友達なんかになりたくなかったな
と悲痛の念が伝わります。
２番ではどうなっていくのでしょうか。
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コメント
あやのはしんたろーがだいすきだったんですね
友達という関係だけで終わりたくないという気持ちが
この「アディショナルメモリー」に詰められていますね。