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【Suchmos/In The Zoo】歌詞の意味を徹底解釈!理性と本能の葛藤が切実に描かれる!?

アルバム「THE ANYMAL」の収録曲

【Suchmos(サチモス)】

「In The Zoo(イン ザ ズー)」について

MVと歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

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楽曲名「In The Zoo」とは

「In The」とは

~の中に。

「Zoo」とは

動物園。

という意味になっています。

つまり「In The Zoo」

動物園の中に

という意味になります。

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょうか。

MVの意味・解釈

MVはお馴染みの山田健人が努める。

今作はシティポップならぬ、

「ブルース」ですね。

ブルースという音楽ジャンルは、もともと不幸憂鬱な気分(英語のブルー)をうたった歌に由来すると言われていますが、本楽曲の印象はまさしく「暗くて切実」といったところです。

MVは、黒を基調としたシックな映像になっているのですが、その暗闇の中で照らされるメンバーの神々しさが目立つ。

yoncekceeのギターがとても新鮮ですね。

この魅力あふれる憂鬱には、
何が潜んでいるのでしょうか。

【Suchmos】は本楽曲について

“自分たちも含めて理性と本能の間で葛藤している動物”を題材にした楽曲。

と背景を語っています。

「理性」「本能」

ここが楽曲解釈の肝になってくるのです。

では、本題の歌詞に迫っていきます。

歌詞

We’re just animals
いつからか命にぶらさがった値札を
愛おしく思えるかい?
We’re just animals
秤りしれないことが幸せだと
知っているから生きているのに

来る日も来る日も
青白く揺れてるSight
ScreenにScreamして
YESとNOしか映さないSight

夢も希望も無いのかい?
救ってよロックミュージック
誰ひとり信じなくても
俺とお前だけは 叫ぼう

We’re just animals
捨てる為の物を押し付けられる生活を
心地よく思えるかい?
We’re just animals
俺たちもクシャクシャに丸められて
捨てられちゃうかもしれないね

言いがかり気がかり耳障り
土砂降りのClouds
気まぐれにはぐれて
やさぐれたハズレのZoo

食われる為に食わされる
鉄の味のFoods
埋め立てるたびに流される涙は
青い星の血の色らしい

youtube.com

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歌詞の意味・解釈

1番

We’re just animals
いつからか命にぶらさがった値札を
愛おしく思えるかい?
We’re just animals
秤りしれないことが幸せだと
知っているから生きているのに

youtube.com

We’re just animals

を直訳すると「我々は動物だ」

に変換されるのですが、これが深い。

繰り返しますが本楽曲は

理性と本能の間で葛藤している動物

が題材とされています。

We’re just animals

Weが指すのは、我々人間。

他の動物が値付けされているように、
人間も社会の価値観によって評価される。

それに憂鬱を感じています。

なぜなら、想像できないほどの可能性を秘めているからこそ人生は面白いからです。

「本能」が求める自由を、
人間らしく生きるための
「理性」制限しているのです。

まさしく「本能」と「理性」の葛藤。

来る日も来る日も
青白く揺れてるSight
ScreenにScreamして
YESとNOしか映さないSight

youtube.com

英単語の意味をまとめると

  • Sight… 視力、視覚、見解
  • Screen…映画、テレビを上映・放映する
  • Scream…(苦痛などで)叫び声を上げる

また青白いという言葉は、血の気がない顔色を指し、実行力に乏しい知識人を嘲るときに使います。

青白く揺れてるというのは

私たち人間

のことを言っているのではないでしょうか。

“憂鬱顔でそぞろ歩き、世間体を気にして本能を理性で抑制して、やりたいこともできない”

そんな人間の性を、
皮肉じみて表現しているのでしょう。

サビ1

夢も希望も無いのかい?
救ってよロックミュージック
誰ひとり信じなくても
俺とお前だけは 叫ぼう

youtube.com

理性や社会の目を気にして、
抑制されている「本能」

あくまでも動物なのに、

本能を抑えている。

それを悲嘆しているからこそ

救ってよとある。

すがりつく先は「音楽」

なぜなら音楽は「夢」と「希望」
を与えてくれるものだからです。

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