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【乃木坂46/世界中の隣人よ】歌詞の意味を徹底解釈!歌い継がれる乃木坂の願い。

【乃木坂46】「世界中の隣人よ」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

注目ポイント

✔ コロナ禍の世の中へのメッセージ

✔ 過去の楽曲との関係性

✔ 異例の卒業メンバー集結

 

骨助
骨助

感動を呼んだ乃木坂46からのエール。是非最後までお読みください…!

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異例ずくめの配信楽曲

 

今回紹介していく「世界中の隣人よ」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を呼び掛けるために制作された楽曲。

 

2020年5月25日にYouTubeにて公開されたMVは、リモートでの撮影が行われたこと、西野七瀬さん、生駒里奈さんをはじめ多くの卒業メンバーが参加したことで非常に大きな話題を呼びました。

乃木坂46 『世界中の隣人よ』

当初はMVのみの予定でCD化の予定はありませんでしたが、大反響を受けオンライン音源の配信が決定その収益は医療機関へ全額寄付されることが発表されています。

 

骨助
骨助

MVの粋な演出もあり、ファンからは感動の声が寄せられています…

楽曲名「世界中の隣人よ」とは

「隣人」とは単体では「自分の周りにいる人」くらいの意味で何も特別な言葉ではありませんが、ここではもっと深い意味が込められているように感じます。

 

皆さんは「隣人愛」という言葉をご存知でしょうか。

「汝、自分を愛するように隣人を愛せよ」というキリストの教えに基づいた、他者である隣人を愛することを大切にしよう、という考え方のことで、乃木坂の楽曲ではしばしばこれに近いメッセージが歌われています。

 

そう考えると、ここでの「隣人」というのはただの隣に住んでいる人ではなく、私たちが愛すべき対象ということになります。

 

「世界中の隣人よ」というタイトルは、「世界中の他人」をより身近で親し気に、愛すべき人として捉えたものであるといえるでしょう。

 

この楽曲名が歌詞の内容とどう関与しているのでしょうか。

 

骨助
骨助

さっそく歌詞を見ていきましょう。

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歌詞

夜はいつだって明けると
誰もみんな思っているよ
星がやがて消えて行くまで
僕らは窓の空を見てた

なんてちっぽけな存在なんだ
この部屋から祈ることしかできなくて
世界のこの悲しみに胸を痛め
言葉以上の涙を流してた

隣人よ そこにいて
あなたの想いは伝わっているから
手を握らなくても
その愛は分かち合えるよ
大切な誰かと今を生きよう

自分に何ができるのだろう
そう何度も考えてみた
ずっと眠れぬまま働く
彼らにどう感謝をしようか

そうさ 人間は捨てたもんじゃない
会ったことない誰かのため 支え合って
すべてを乗り越えられる強さを持ち
未来に続く希望を信じてる

隣人よ 微笑んで
私と一緒に歌ってください
壁の向こう側に
この声は聴こえていますか?
お互いに一人じゃないと
わかって・・・

隣人よ 夜が明けて
世界を照らすまで部屋にいましょう

隣人よ そこにいて
あなたの想いは伝わっているから
手を握らなくても
その愛は分かち合えるよ
大切な誰かと今を生きよう

 

作詞:秋元康

歌詞の意味・解釈

1番

夜はいつだって明けると
誰もみんな思っているよ
星がやがて消えて行くまで
僕らは窓の空を見てた

「世界中の隣人よ」の楽曲の背景にあるのは、コロナウイルスによりもたらされた社会混乱に他なりません。

 

ウイルスそのものが与えた被害はもちろんのこと、経済活動の停止、各種イベントの中止など社会への影響は甚大。

転売や誹謗中傷など人間の醜さが見え隠れする出来事も数多く発生し、まさに世界は光の見えない「夜」の真っただ中にあるといえます。

 

しかし、それでも私たち人間は、いつかきっとこの夜も開けるのだと信じています。

希望を信じながら、夜が明けるその時まで家の中から事態を眺めているのです。

 

なんてちっぽけな存在なんだ
この部屋から祈ることしかできなくて
世界のこの悲しみに胸を痛め
言葉以上の涙を流してた

家で事態の収束を祈っている私たち。

しかし逆に言ってしまえば、私たちにできることはたったそれだけしかありません

 

どれだけの人が世界中で苦しんでいようと、どれだけ悲しみに胸を痛め涙を流そうと、何にもできることはない。

 

「なんてちっぽけな存在なんだ」

 

自分が世界にとって果てしなく無力であることを、ここで痛感させられます。

サビ1

隣人よ そこにいて
あなたの想いは伝わっているから
手を握らなくても
その愛は分かち合えるよ
大切な誰かと今を生きよう

現実を叩き付けたここまでの歌詞を振り払うように、サビでは必死に前向きなメッセージが歌い上げられています。

 

「隣人よ そこにいて」

「隣人」は先述の通り、”自分以外の誰か” を愛すべき対象とみなした呼び方だと考えられます。

 

ただそこにいてほしいたとえ何もできなくたって、あなたの想いはきっと誰かに伝わっているはずだからきっと愛は分かち合えるから。

 

乃木坂の楽曲でたびたび描かれる、や絆といった人間の目には見えない神秘的な力を信じようというメッセージ。

 

オカルトのようなものにも見えますが、「シンクロニシティ」をはじめ数多くの感動を届けてきた彼女たちが歌うと、本当に何かあるんじゃないかと思えてきてしまうのはきっと私だけではないはずです。

 

 

骨助
骨助

「手を握らなくてもその愛は分かち合えるよ」という歌詞は、握手会の延期が相次いでいる状況でファンに向けた発信であるとも受け取れます…

 

楽曲は2番へと続いていきます。

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