“音楽×小説×イラスト”を連動させた
新企画『ガールズブルー』の第一弾楽曲
【三月のパンタシア】の
「青春なんていらないわ」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
本楽曲は「ヨルシカ」としても活動中の
サウンドクリエーター・n-bun(ナブナ)さんが
作詞作曲を担当しています。
是非、最後までご覧ください!
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楽曲名「青春なんていわないわ」とは
「青春」とは
夢や希望に満ち活力のみなぎる
若い時代を、人生の春にたとえたもの。
という意味になっています。
それを「いらない」
と言っています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
上でも述べましたが
本楽曲「青春なんていらないわ」は
ヨルシカのn-bunaさんが楽曲を担当しています。
また、朧気でアンニュイな雰囲気漂う
特徴的なイラストは
ダイスケリチャードさんが手掛けています。
ボーカルのみあさんの
書き下ろしによる小説をもとに
楽曲やイラストの世界観が
連動した作品となっています。
新企画『ガールズブルー』は作品全体に
女の子特有の憂鬱さや
ひと夏の恋の甘酸っぱさ
が込められているとのことです。
歌詞
小さく 遠くで 何かが 鳴った
君の 横顔を 追った 一瞬、もう一瞬もうちょっとだけ 大人でいたくて
夏際くるぶしに 少し掠るぐらいで
歩いている
小さく 遠くで 何かが 鳴った
いつも横顔を 追っていたんだ辛いことなんてないけど
わけもわからずに 叫びたかった
待つのが嫌だった
電車 夜 校舎裏 夕日の匂い
明日に 期待は したいけど
明日の私には もう 期待しないでねぇ 青春なんていらないわ
このまま夏に 置き去りでいい
将来なんて知らないわ
花火で 聞こえない振りをして
もう 本当なんて言えないわ
ただ一つの言葉も出ないよ
ばいばいなんて言わないで
この夏も時期終わり お祭りももう終わりもうちょっとだけ 大人でいたくて
指先体温に 少し掠るくらいに
伸ばしている
小さく 遠くで 花火が鳴った
一瞬、それで良いんだ嬉しいことなんてないから
未来の話ばかり したかった
さよならの近付く
校舎 春 進路票 朝焼けの空
誰かがずっと叫んでる
耳元より近い 心の向こうでねぇ 青春なんていらないわ
このまま 今に置き去りがいい
何千回も繰り返す この日を
忘れないままでいたい
もう 本当なんて言えないわ
ただ一つの勇気も出ないよ
ばいばいなんて言わないで
この夜ももう終わり お別れがもう近いねぇ 青春なんていらないわ
このまま 夏に置き去りでいい
将来なんて知らないわ
花火で聞こえない 振りをして
もう 正解なんていらないわ
ただ一つの言葉が あればいい
ばいばいなんて言わないで
この歌ももう終わり この夏ももう終わり
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歌詞の意味・解釈
1番
小さく 遠くで 何かが 鳴った
君の 横顔を 追った 一瞬、もう一瞬もうちょっとだけ 大人でいたくて
夏際くるぶしに 少し掠るぐらいで
歩いている
小さく 遠くで 何かが 鳴った
いつも横顔を 追っていたんだ
上記したように、この楽曲には
女の子特有の憂鬱さや
ひと夏の恋の甘酸っぱさ
が込められています。
これを前提に歌詞を考察していきます。
遠くで鳴った何かとは
花火のことです。
主人公の女の子は、想いを寄せる男の子と
その他、複数人で花火大会に来ています。
恋人同士ではありません。
いつも横顔を 追っていたんだ
とあるように
主人公は彼に
一方的に想いを寄せていたのです。
辛いことなんてないけど
わけもわからずに 叫びたかった
待つのが嫌だった
電車 夜 校舎裏 夕日の匂い
明日に 期待は したいけど
明日の私には もう 期待しないで
主人公は、想いを寄せる彼に
自分の気持ちを伝えることができません。
だから、もどかしさに耐えきれず
叫びたくなるのです。
電車 夜 校舎裏 夕日の匂い
には彼との想い出が詰まっているのでしょう。
明日に 期待は したい と
どこかで彼との未来を期待している主人公ですが
「花火大会」という絶好の機会ですら
想いを伝えれなかったために
明日の私には もう 期待しないで
とあるのでしょう。
サビ1
ねぇ 青春なんていらないわ
このまま夏に 置き去りでいい
将来なんて知らないわ
花火で 聞こえない振りをして
もう 本当なんて言えないわ
ただ一つの言葉も出ないよ
ばいばいなんて言わないで
この夏も時期終わり お祭りももう終わり
主人公にとっては
偶然一緒に行けた花火大会が
言葉にできないほど嬉しいのです。
一緒にいれる「いま」が
かけがえのない時間であるために
この時間がずっと続いて欲しい
と思っているのです。
だから
ねぇ 青春なんていらないわ
このまま夏に 置き去りでいい
将来なんて知らないわ
とあるのでしょう。
本当なんて言えないわ
ただ一つの言葉も出ないよ
の部分では
想いを伝えることができない
主人公が描かれています。
この夏も時期終わり お祭りももう終わり
と1サビの最後には
花火大会が終わること。
彼と一緒にいれる時間が終わること
に対する憂いが伝わります。
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