【菅田将暉】が主演を努める
「3年A組―今から皆さんは、人質です―」
のドラマ主題歌である
【ザ・クロマニヨンズ】の
「生きる」について
歌詞の意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
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楽曲名「生きる」とは
「生きる」とは
生命を保つ。生存する。
という意味になっています。
そのままの意味ですね。
しかし「生きる」とは、シンプルながらに感慨深いタイトルですね。
ちなみに裏話ですが、この曲はタイトルがなかなか決まらなかったそうです。その末に「生きる」というタイトルはどんな曲につけても当てはまるオールマイティなタイトルだからついに使ってしまったそう。
タイトルが決まらなかった所以は、本楽曲が持つメッセージ性の深さではないでしょうか。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょう。
と、その前に本楽曲の紹介を。
ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の主題歌!
冒頭でも述べましたが、本楽曲はドラマ
「3年A組―今から皆さんは、人質です―」
の主題歌として起用されました。
ドラマの内容は
卒業10日前に生徒たちを監禁した
教師の謎の行動を描く学園ミステリー
と、いったもの。
主演を努める菅田将暉は
また一つ夢が叶いました。しかもここぞというタイミングで。先日、「ザ・クロマニヨンズ」さんのライブにて、この「生きる」を聴いた時、いや、体感といった方がいいでしょうか、そのエネルギー、佇まい、音、言葉は、僕がこのドラマで体現したいものそのものでした。
今を愛し続けることで未来を作る。いつだって誰だって何かを探している。そして、楽しむ。昔から大好きだったあの人は、今尚、さらに、前に進んでいました。この「生きる」が主題歌になることでドラマ内での人物と造形物の「生き様」に赤い血が頭の先から足先までびっちり通うことができます。本当にありがとうございます。これ以上ない主題歌に心から感謝しています。
と、ザ・クロマニヨンズが描いた「生きる」を大絶賛しており、この歌がドラマ主題歌に抜擢されたことに対し、幸甚の意を込めてコメントをしています。
本楽曲にはMV等はありませんが
から流れる映像から
「生きる」を視聴することができます。
ブルーハーツもといザ・クロマニヨンズらしい、ストレートなロックナンバーですね。
本当に熱くさせられる。。。
では、本題の歌詞に迫っていきます。
歌詞
黄土色の サファリルック
中南米あたりの探検家
捕虫網と虫眼鏡とカメラ探しものが あるのではなく
出会うものすべてを 待っていた
見たいものと 見せたいものばかり謎のキノコをかじる
三億年か四億年見えるものだけ それさえあれば
たどり着けない答えは ないぜ
ずっと ここには ずっと ここには
時間なんか 無かったいつか どこか わからないけど
なにかを好きになるかもしれない
その時まで 空っぽでもいいよ少しだけ わけてくれ
三億年か四億年見えるものだけ それさえあれば
たどり着けない答えは ないぜ
ずっと ここには ずっと ここには
時間なんか 無かった
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歌詞の意味・解釈
1番
黄土色の サファリルック
中南米あたりの探検家
捕虫網と虫眼鏡とカメラ探しものが あるのではなく
出会うものすべてを 待っていた
見たいものと 見せたいものばかり謎のキノコをかじる
三億年か四億年
サファリルックとは
アフリカにおける狩猟・探検用の服装
をまねた活動的な装いのこと。
本楽曲の主人公は、探検家。
もしくは、探検家と比喩されるくらい
何かを探し続けて前に進んでいく人。
しかし探検家という割には
探しものが あるのではなく
出会うものすべてを 待っていた
と、後述されていく。
ここは意味深で、タイトル名「生きる」と密接な関係があるのではと思います。
人は生きていく中で、
出会いと別れを繰り返していくもの。
出会うものすべてを 待っていた
とは即ち、全てを受け入れるということ。
「人が生きる」と描いて【人生】
人生において主人公は、どんな人間でも、どんなことが起きても向き合おうと言っているわけです。
謎のキノコとは、危険なものを比喩する。
主人公の
“どんなものも受け入れる”
という覚悟を、謎のきのこをかじる
といった行動で表出化させています。
三億年か四億年
なんて大袈裟に言っちゃうほど、
圧倒的な覚悟なのです。
サビ1
見えるものだけ それさえあれば
たどり着けない答えは ないぜ
ずっと ここには ずっと ここには
時間なんか 無かった
見えるものとは即ち、
自分が出会ってきた全てのもの。
ここで伝えたいメッセージ性としては
自分の近くにあるものの大切さ。
といったところでしょう。
探しものなんてわざわざしなくていい。
目の前のものや、身近な人さえ居てくれれば、人生は彩っていくのです。
シンプルながらにメッセージ性が深い。
2番に続きます。
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