【神山羊／青い棘】歌詞とMVの意味を徹底解釈！ - 脳MUSIC 脳LIFE

長い映画の後忘れた
取る足らない小さな見返りは
できることならずっとこのままで
なんて手放せないまま

かつては、主人公も小さな幸せを感じ取れる
時があったのかもしれません。

そんな時を思い出しているのでしょう。

ただの一度も素直になれずに
愛されたってどうなるの？
なんて言えやしないし、
嫌に見えないしなあ

しかし、そんな気持ちを
素直に受けとめることができない
主人公の心情が読み取れます。

熱が出て思い出した
悪いことは全部冷蔵庫の中へ
こっちへ来て笑うのさ
痛みを怖がることもない
さあ目を閉じて切る青い棘

彼女との別れは辛いけれど、
それは一旦どこかに置いておいて、
新しく出発しよう。

失恋した傷はまだ残っているけれど、
心に残った青い棘を切り取ってしまおうという
主人公の決意が表れています。

こんなくだらない暮らしを許せないの
私が古くなって、
煙になって、消え交わっている
こんなくだらない暮らしを愛せないの
私が鈍くなって、
いつかを待って、また重なって

愛する人を失うことになってしまい、
立ち直れないほどの傷を負ってしまった。

愛する人と別れることになったら、
誰しもやるせない気持ちになることでしょう。

そんな気持ちがこの部分に強く出ています。

こんなくだらない暮らしを許せないの
私が古くなって、
煙になって、消え交わっている
こんなくだらない私を見つけないで
形が歪になって、
轍に沿って、また行き着いて

最後からは、
「愛する人のいない暮らしは味気ない」という
偽りのない本音が出ています。

しかし、そんなことばかり言わずに、
立ち直って次に踏み出そうという
前向きな気持ちで終わる歌詞です。

感想

以上、神山羊さんの「青い棘」について
書いていきましたがいかがでしたか。

全体的には、好きな人を失ったことによる
未練のような感情と切なさを歌った
悲しい感じのする歌となっています。

しかし、最後はそれでもなんとか立ち直り、
一歩でも前に進んでいこうとする
主人公の気持ちに感情移入してしまいそうです。

そんな神山さんの美しさと儚さが
描かれた歌にハマる人も多いのでは
ないでしょうか。

【神山羊／青い棘】

MVと歌詞の意味の解釈でした！(‘ω’)