[ALEXANDROS]/あまりにも素敵な夜だから|歌詞(和訳)の意味を徹底解釈!本当に素敵だ。

どこまでも気持ちのいい音楽。

【[ALEXANDROS] (アレキサンドロス)】

「あまりにも素敵な夜だから」について

MVと歌詞(翻訳)の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

 

タイトルと歌詞の情景のギャップ、それを乗り越えてくる夜の認識の素敵さに注目です。

是非、最後までご覧ください。

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楽曲の基本情報

今回紹介していく「あまりにも素敵な夜だから」は、NHKのドラマ『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』の主題歌として書き下ろされた楽曲。つまり、本楽曲を真に理解していく為には、ドラマの情報は必須ということ。

作詞作曲を担当した川上さんは

このドラマは「失敗学」っていうものをテーマにしているんです。失敗を恐れて、一番いい正解を導き出そうとしすぎて、なにかを躊躇ってしまったり、延期してしまうのは勿体ない……そういうことが、台本を読んでいくなかで伝わってきたんですよね。それに自分としても、ずっとどこかで「試行錯誤」を、歌詞のテーマにしたいなと思っていたんです。

と、コメントしています。

 

本人コメントから

「試行錯誤」

という明確なテーマが分かりますが、同じように、MV中3:45~の映像でも、川上さんが音楽を作る際の葛藤や閃きが映されており、作成者の意図を汲み取ることができます。

では、本題の楽曲考察に移っていきます。

サルー
サルー

初見聴きでは「お洒落で心地良い楽曲だなあ」くらいの印象でしたが、歌詞を読み取っていくことで、奥ゆかしくも共感深いメッセージ性を持つのだと、自分の中で落とし込んでいくことができると思います。

 

楽曲名「あまりにも素敵な夜だから」とは

「あまりにも素敵な夜だから」というタイトルからは、「きらびやかな街」「華々しい景色」などを想像させられますが、なんと本楽曲の夜は「公園」から始まります。

さらに言うと、

「あまりにも素敵な夜だから」

と、現在進行形で「夜」を映しているように連想させられるが、いざ歌詞(英語詞)に焦点を当てると、夜明けの朝であることが分かります。

 

夜だから、なのに夜でない情景。

これが本楽曲では描かれているのです。

何を意図しているのでしょうか。

本題の歌詞に迫っていきましょう。

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歌詞(和訳)

Wake up
(目を覚ます)
Saturday in a park
(土曜日に公園で)
踊り明かしたLast Night
(踊りあかした昨夜)

どうして
こんな所で
眠り落ちていたみたい

Shakedown
(試行錯誤)
1994
お道化疲れてHad a fight
(喧嘩した)

どうして?
私はただ
笑っていたいだけなのに

間違って/間違って/間違って重ねた
あたり散らした傷を

間違って/間違って/間違って束ねて
解けなくて、かき乱した

あまりにも素敵な夜だから
他に何もいらなくなって
あたりまえじゃない「今」だけは
No, No, No, Don’t need to go back
(過去を振り返る必要はないよ)
このまま、踊り果てるよ

“Time’s up”
(時間切れ)
9-5pm
(午後9時から5時)
ぬるま湯みたいなHigh Five

どうした?
私はまだ
こんなとこで終われない

間違って/間違って/間違って重ねた
あきれるぐらいの “Miss”も

間違った/間違った/間違った見方で
いつのまにか“様”になって

瞬きほどの命だから
怯えてるのつまんなくなって
過ち恥じる暇あるなら
No, No, No, Don’t waste your time
(時間を無駄にするな)
ありのままで足掻いて

We all make mistakes
(誰しも皆、間違いをおかす)
Gotta admit that it aches
(その度に胸が痛くなるよね)
揚げ足取るやつ ewww! it makes me sick
(揚げ足取るやつ、うえっ!うんざりするよ)

I’ll buy you a cup of coffee
(忘れるためにコーヒーでもおごるよ)
And by the end of the day you’ll see
(そしたら1日の終わりには)
It’s going bye bye..
(その事は忘れているはずさ)

間違って/間違って/間違って重ねた
あたり散らした傷は

間違った/間違った/間違ったところで
傷のまま変わらないけど

あまりにも素敵な夜だから
怯えてるのつまんなくなって
あたりまえじゃない今だけは
No, No, No, Don’t need to go back
(過去を振り返る必要はないよ)
このまま、踊り果てるよ

作詞作曲:川上洋平

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歌詞の意味・解釈

1番

Wake up
(目を覚ます)
Saturday in a park
(土曜日に公園で)
踊り明かしたLast Night
(踊りあかした昨夜)

どうして
こんな所で
眠り落ちていたみたい

まず前提として、作詞を努めた川上は、

歌詞は書いているときの自分の心境そのままっていう感じもあるんです。この曲の歌詞自体、1度書いては次の日には「やっぱり違う!」と思って書き直して……って試行錯誤を繰り返していたので。

と、歌詞についてコメントしています。

楽曲の基本情報の欄でも述べましたが、「試行錯誤」という言葉が本楽曲のテーマであることを今一度おさらいしておきましょう。

 

また、楽曲タイトル名の考察欄でも述べましたが「あまりにも素敵な夜だから」という夜を想像させるタイトルであるにも関わらず、冒頭の歌詞で綴られる情景は

夜通し踊り明かして公園で目が覚める。

と、いったもの。

サルー
サルー

私も飲み明かして、気づけば朝になっていたという経験は多々あるのですが、このような朝は何ともいえない「倦怠感」「やるせなさ」に包まれていますよね。きっと主人公も同じく特有の気分であることが想像される。

 

この情景から、本楽曲の奥ゆかしい歌詞が展開されていきます。

後を追っていきましょう。

Shakedown
(試行錯誤)
1994
お道化疲れてHad a fight
(喧嘩した)

どうして?
私はただ
笑っていたいだけなのに

Shakedown 1994

という歌い出し。

これは、The Smashing Pumpkins(アメリカのロックバンド)の“1979”の<Shakedown 1979>という歌い出しから由来していることを川上さん本人がインタビューで語っていました。

川上さんは、これについて

「Shakedown」っていう単語を調べたとき、「試行錯誤」っていう意味があるんだっていうことを知って。ビリー・コーガン(The Smashing Pumpkinsのボーカル、ギター)がどういう意味でこの言葉を使ったのかは謎ですけど、いつか使いたい単語だったんですよね。

と、コメントを残しています。

サルー
サルー

「使ってみたかった」という遊び心と、伝えたいメッセージ性という難しい掛け算をこなしたのが、まさにこの歌詞なのです。

また、道化とは

人を笑わせるようなこっけいな身ぶりや言葉。また、それをする人。

という意味を持ちます。

つまり、お道化疲れてというのは

人の評価を気にすることに疲れた。

と、いった風に解釈することができます。

サルー
サルー

川上さんはインタビューにて、“「これがウケたから、これをやろう」とか、「この曲によってお客さんが増えたから、こういう曲をやろう」で歌を作るのは、音楽に嘘が入る”と、お話ししていました。まさに、そのような心情と重なるのではないでしょうか。

 

間違って/間違って/間違って重ねた
あたり散らした傷を

間違って/間違って/間違って束ねて
解けなくて、かき乱した

あたり散らした傷

と、ありますが傷があることは

悩み・苦悩したことの証。

ひいては

意志を持って生きていることの証。

なのです。

「試行錯誤」というテーマと重なる詞ですね。

サビ1

あまりにも素敵な夜だから
他に何もいらなくなって
あたりまえじゃない「今」だけは
No, No, No, Don’t need to go back
(過去を振り返る必要はないよ)
このまま、踊り果てるよ

情景を整理させて頂くと

主人公が立っているのは

踊り明かした後の気だるい夜明け。

です。

それなのに依然として

あまりにも素敵な夜だから

と、述べ続けています。

 

これは、

“後ろめたさを感じるような夜明けだからこそ、後悔するのではなく、これから迎える朝を「あまりにも素敵な夜」、その延長線だと認識して、果てるまで踊ろう”

と、伝えたいのではないでしょうか。

サルー
サルー

踊り明かした夜(過去)を後悔する必要はない。すべてをひっくるめて「あまりにも素敵な夜」なのです。かなりポジティブに現実を受け入れています。

 

あまりに奥ゆかしい夜の認識。

2番でも同じように

  • 試行錯誤・葛藤している情景
  • その中で前を向いていく姿勢

が描かれていきます。

更に後を追っていきます。

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