サビ2
未来からの声?
遠くから聞こえるの
やなこと全部唾つけて
ねえ闘いもしないうちに
負け犬のレッテル貼られたんだ
もうやめたい
私の禁断の果実を
誰が食べるのかしら
サビ2で描かれているのも
苦境の中の葛藤です。
唾をつけるとは
自分のものだと目印を付けておくこと。
つまり
やなこと全部唾つけてというのは
嫌なことをとっておく(保留しておく)
という風に解釈をすることができる。
嫌なことに唾をつけて放置している内に「負け犬」呼ばわりされるのは至極当然のことですよね。戦わずに逃げているわけですから。
2番のメロ部分と重なりますがメッセージの裏を返せば「嫌なことに立ち向かえ!」といった意が込められているのではないでしょうか。
そして禁断の果実に対しては、
嫌なことを放置する類の癖
のようなものだと解釈しました。
(ほぼほぼこじつけです)
もうこんな自分やめたい
この「癖」さえなくなれば。
他力本願と言えばそれまでですが、そう願っている姿が描かれているのです。
3番
言いたいことがあるんだよ
やっぱり豆柴かわいいよ
好き好き大好きやっぱ好き
やっと見つけたお姫様
俺が生まれてきた理由
それは豆柴に出会うため
俺と一緒に人生歩もう
世界で一番愛してる
アイシテル
これまでの歌詞とは逸脱したクロちゃんパート。
実はこれクロちゃんのオリジナルではない。
「言いたいことがあるんだよ!」から始まる、ガチ恋口上と呼ばれる文章です。楽曲の間奏で、テンポに合わせて読み上げる文ですね。
ガチ恋口上は、
- ガチで恋をしているファン・オタク
- 舞台で口で述べる挨拶(口上)
が組合せられてできた言葉です。
ラストサビ
だから無駄じゃないよ
経験したすべて
スキップしながら唾かけて
ねぇみてた夢を現実に
ひっこぬいて奏でるんだ
守りたい過去より見上げた空へ
終わらないメロディー♪
ラストサビはサビ1と同じで、やはり
苦しい過去を凌駕して突き進むさま
が想像させられるような文章になっています。
どんな辛い状況も成長するチャンスと踏み倒せるよう意識をしていけば、誰もが「りスタート」を切ることができるのだ。そんなポジティブなメッセージが歌詞全体を通して伝ったのではないでしょうか。
感想
番組を見ていなかった方でも、苦しみの中にいる方は救われる(かもしれない)と思いますが、モンスターアイドルと解釈を重ね合わせることで、クロちゃん凄いなと真に感じさせられた。
なぜ凄いかと言うと、彼女たちの苦しい過去の大部分を占めているのはクロちゃんであるはず。それを理解したうえでこういった乗り越えて進む歌を描いたとするのならば、そうとうな策士だなと。暴君のさまも視聴者を引き付けるための演技だったのかなと。
その証拠に本楽曲のMVは公開1日で200万回再生という爆発的な伸びを見せている。全てはこの歌を感動的なものにするために、あえてクロちゃんはあのような姿を演じてきたのかも知れない。そこまで考えてしまう。
いや考えすぎかもしれない。
【豆柴の大群/りスタート】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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