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【鈴木このみ/Realize】歌詞の意味を徹底解釈!アニメ「リゼロ」第2期OPを解説!

【鈴木このみ】「Realize(読み方:リアライズ)」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

読みどころ

✔ スバル目線で描かれる主題歌ならではの歌詞
✔ アニメを彷彿させる1つ1つのワード
✔ 鈴木さんが楽曲から感じたもの

 

サルー
サルー

アニメの世界観に寄り添って記事を執筆させて頂きました。リゼロファンの方は是非一緒に歌詞を見て頂きたいです!

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「リゼロ」第2のオープニング曲!

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今回紹介していく「Realize」は、人気アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(通称:リゼロ)』の第2期主題歌に起用された楽曲。作詞作曲は「篠崎あやと・橘亮祐」が努めています。

 

第1期の「Redo」もそうでしたが、鈴木このみさんが熱く歌い上げる主題歌は覚悟を決めて未来と戦うスバルと重なるものがありますよね。

 

また鈴木さんは

私を含め、スタッフの方も作詞・作曲してくださったお2人も「この曲は、大きな背景やいろいろな人の思いを背負っている人の歌だよね」と意見が一致していたんですね。ですから、声の説得力や重みを出すような歌い方について、すごく考えました。いろいろと相談をした結果、爽快感を出すよりも、重みのあるヴォーカルにすることを心がけました。

と楽曲についてコメントを残しています。

 

大きな背景の存在やたくさんの人々の思いを背負っているのは、スバルをはじめエミリヤやレム、ベアトリスなど様々なキャラクターに置き換えても当てはまることですよね。

 

サルー
サルー

ではこれから楽曲に込められたメッセージやアニメとの相関性を深堀していきます!

楽曲名「Realize」とは

「Realize」とは

  • 実現する
  • はっきり理解する・悟る
  • なにかに気付く

といった意味を持っています。

 

楽曲の雰囲気や、何度も過去にタイムリープして最高の未来を掴もうとするアニメの情景に寄り添って言うと「実現する」という意が最も強いように思えます。

 

そして最初にお話ししておくと、本楽曲の歌詞や主人公である「ナツキ・スバル目線」が強いです。

 

サルー
サルー

過酷な運命に挫折しながらも何度も立ち上がっていくスバル。歌詞はどのような形でその姿を表現していくのでしょうか。本題の歌詞解説に移っていきます。

 

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歌詞

歩き続けた“今”を消しては
見ないように塞いだ“過去”
切り捨てられてしまった可能性
不可逆で再生は二度と叶わない

何度も深く傷ついた悲しみの果て
それでも

心臓の鼓動決して止めないように
ここから君と二人で乗り越えてゆく

目指した未来へ
全ての君を背負って
辿り着いてみせるから
託された願いを
終わらせて今度こそは全て守るよ
最後の運命を掴めRealize

抗い続けた先に重なる見えない傷跡
焼け落ちそうな魂の声が
痛いよと繰り返し 決して離さない
何度も

立ち向かって
恐れないで
絶望に怯えずに今

震えるこの手は覚えてる
温かい涙をなぞり守るためだと

描いた答えに
誰かが間違いと言うんだろう
でも決めたのは心なんだ
前に進むことをやめないで
今度こそは全て守るよ
最後の運命の先へ行こう

立ち向かって
恐れないで
絶望に怯えずに今

選んだ未来に僕は君といるんだよ
暖かい陽が差しこむ
雪はいつか溶けて花が咲くように
決して変わらない愛を信じてるよ

さあ、目指した“未来”へ
全ての時間(とき)を背負って
辿り着いてみせるから
託された願いを終わらせて
ここで鳴らそう 始まりの鐘を
最後の運命を掴めRealize

作詞:篠崎あやと・橘亮祐

歌詞の意味・解釈

1番

歩き続けた“今”を消しては
見ないように塞いだ“過去”
切り捨てられてしまった可能性
不可逆で再生は二度と叶わない

歌い出しの歌詞では

  • 苦しみながら何度もタイムリープをしたこと
  • 戻れなくなってしまった大切な過去

についてが綴られています。

 

まず苦しみながらタイムリープをしている姿は、アニメファンであれば容易に思い返すことのできる情景なのではないでしょうか。

死を繰り返すことによって、何とか未来へと希望を繋ぐことができているスバルですが、そこの裏にはもう振り返りたくもないバッドエンドもたくさんありました。

 

ただそれよりももっと辛かったのは、歌詞中でもあるように「不可逆で再生は二度と叶わない」いわゆる確定してしまった過去です。

具体的に言うと「存在した証そのものを喰らわれてしまったレム」なんかが当てはまりますよね。

 

冒頭ではタイムリープを繰り返すスバルだけにしか分からない苦痛や、喪失してしまったものが描かれているのです。

 

何度も深く傷ついた悲しみの果て
それでも

心臓の鼓動決して止めないように
ここから君と二人で乗り越えてゆく

冒頭の歌詞でも描かれていたように、スバルは幾度となく傷つき、悲しみの果てに挫折を繰り返しました。

 

しかし幸にも不幸にも、心臓の鼓動が止まることはありません。

だから大切な君のために、止まることのない心臓を最大限に活かして苦境を乗り越えていくしかないのです。

 

サビ1

目指した未来へ
全ての君を背負って
辿り着いてみせるから
託された願いを
終わらせて今度こそは全て守るよ
最後の運命を掴めRealize

サビでは「最高の未来を実現しようとするスバルの意気込み」が描かれています。

 

「全ての君を背負って」といった歌詞は、リゼロ主題歌ならではの言葉選びですよね。

個人的にここはかなり感慨深いところだなと思っていて、他の登場人物(君)からしたら何とかなってきた過去に過ぎないのですが、スバルからしたら何とかならなかった過去の方が多いのです。

 

たくさんの登場人物と揉めて、見限られ、普通なら見捨てたくもなるような扱いを受けたうえで「全ての君を背負って辿り着いてみせる」と言っているのですから、ここは器の広さと言いますか、周囲への愛の証とも言える部分なのではないでしょうか。

 

また本楽曲は1番Bメロの「ここから君と二人で乗り越えてゆく」など、正ヒロインである「エミリア」を彷彿させるワードが出現するのですが、「託された願い」「今度こそは全て守るよ」など、「レムとの過去」を振り返る内容もふんだんに盛り込まれていると感じます。

 

サルー
サルー

リゼロファンからすると、あっと思うようなフレーズが多い印象です。2番でもピンとくるようなワードが散りばめられています。さらに歌詞を追っていきましょう!

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コメント

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