サビ2
「遠い町で暮らしたら
違う僕に会えるかな?」
頭を掠める現実逃避
さぁ 叫べ Les Paulよ
いじけた思考を砕け
新しい「欲しい」まで もうすぐ
サビ2はネガティブと、それを打破するポジティブの2段階構成になっています。
あなたは苦しい現状を「環境のせい」にしたことはありませんか?サビ2で歌われているのはきっとそういうことで、環境より自分を変えないといけないんだと。
それこそ「いじけた思考を砕け!」と訴えられています。それに「Les Paul(ギター)よ」とあるため、ミスチルがリスナーに投げかけたかった本質はここに集約されていたのかも知れませんね。
3番
さようならを告げる詩
この世に捧げながら
絡みつく憂鬱にキスをしよう
何処かできっと待ってる
その惑星(ほし)が僕を待ってる
3番では「Brand new planet」そのものが題材になっていて、これを「さようならを告げる詩」と称しています。
真新しい惑星といった意味を持つ楽曲なのに、さよならを告げる詩。
新しい世界への期待…!というよりは「現状にさよならするための後押しをしたい!」といった歌い手の意図が伝わってくるのではないでしょうか。
乗り越えた先にだけ惑星(ほし)が僕を待ってる。
ラストサビ
この手で飼い殺した
憧れを解放したい
消えかけの可能星を見つけに行こう
何処かでまた迷うだろう
でも今なら遅くはない
新しい「欲しい」まで もうすぐ
新しい「欲しい」まで もうすぐ
ニュアンス的にはサビ1と同じで「憧れに手を伸ばそうとする姿」が描かれています。
飼い殺すは、役に立たなくなった家畜を死ぬまで飼っておく際に使われる言葉なのですが、憧れのまま放置しているナニカも言ってしまえば「飼い殺し状態」なんですよね。
誰しもがきっと持っている「飼い殺した憧れ」そして「葬ろうとしている憧れ」
これを手に入れようと前に進んでみる。
その行為こそがきっと明るい世界に繋がっているのです。
今なら遅くはない。
Brand new planet(真新しい惑星)の中には、今の自分さえも認知していない「新しい欲しい」が眠っているのです。そんな素敵な惑星に到達するために私たちはポジティブに前進していく必要があるのでしょう。
感想
まさに希望に満ちた楽曲内容だったなと。
コロナから脱却できない現状から見ると、再生という意図にも納得がいきますよね。
記事を執筆しながら私にも「飼い殺した憧れ」があるな…なんて考え、ちょっと手を伸ばしてみるか。というポジティブな気持ちになることができました。
明日から手を伸ばしてみよう。
【Mr.Children/Brand new planet】
歌詞の意味の解釈でした!
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コメント
歌い出しのところ、そんな解釈もあるんだなあと思いました!
僕の解釈は単純に、
「歩道橋を渡ったときに夜空の星々を見て悩みの小ささに気付いた」
のだと思いました。
宇宙というマクロと自分というミクロを対比して、でもそこから、また走り出そうと思えたんじゃないかなと僕は思いましたです^_^