実力派女性シンガー「majiko」の
「ひび割れた世界」に
ついてMVと歌詞の意味を
徹底解説していきたいと思います。
ドラマ「限界団地」の主題歌にもなっています。
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楽曲名「ひび割れた世界」とは
「ひび割れ」とは
心身・人間関係などに生じた故障・不和などをたとえていう語。
「世界」とは
自分が認識している人間社会の全体
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MV監督の林響太朗さんは
ひび割れた世界にある寂しさを表現出来ないかと考え、作らせていただきました。重力もない閉じこめられた精神世界。幻想的で脆く、儚い心のような空間です。
とコメントしている。
非常に美しいMVですね。
また、本楽曲についてmajikoさんは
まさしくその正義を貫くための愛と狂気の矛先、“君”のための歌であり歌詞であると思っております。
とコメントしています。
正義を貫くための愛と狂気の矛先を
「君」と表現していますね。
下で細かく歌詞を解釈していきます。
歌詞
君の心と共鳴するように
泣き出しそうな空を見て決めたんだ
悲しい雨に打たれないように
君の全部 そう全部 僕が守るよ今日まで僕が生きて来たのは
今日から僕を導いてくれるのは
言葉にすると消えてしまうくらい
君のための 純粋で 強い光この繋いだ手を離さないで
ずっと隣にいるからひび割れた世界でも構わない
君が 君が 笑っていれば
もしも君が世界を嫌うなら
僕が 僕が 壊してあげる
ここに君がいなければ
嗚呼 意味のない世界だ僕らが生きる世界はまるで
触れれば割れる 脆く儚い硝子
怖かったのは ただ一つだけ
破片が君の心を傷付けないかねえ忘れないで この温もりを
僕は君を離れないひび割れた世界でも護りたい
君が 君が ここにいるから
誰かの過ちが 優しい君を
揶揄ったなら 消してあげるよ
僕には君がいればいい
君には僕がいればいいなんて綺麗な世界だ なんて綺麗な世界だ
もう何もいらないよ もう何もいらないよ
邪魔なものばっかりだ
嗚呼 いらないものばっかりだ
君がいればいい
其れだけの世界だ
其れだけの世界だ継接ぎだらけの幸せでもいい
ずっと ずっと 二人このままひび割れた世界でも構わない
君が 君が 笑っていれば
もしも君が世界を嫌うなら
僕が 僕が 壊してあげる
ここに君がいなければ
嗚呼 意味のない世界だ
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歌詞の意味・解釈
1番
君の心と共鳴するように
泣き出しそうな空を見て決めたんだ
悲しい雨に打たれないように
君の全部 そう全部 僕が守るよ
前提として、この楽曲は
“君”のための、正義を貫くための歌です。
君は「愛と狂気の矛先」です。
1番では、悲観的になっている君に対して
「守るよ」と声をかけています。
今日まで僕が生きて来たのは
今日から僕を導いてくれるのは
言葉にすると消えてしまうくらい
君のための 純粋で 強い光この繋いだ手を離さないで
ずっと隣にいるから
君のための純粋で強い光とは
君の為に掲げている正義
つまり、君を想って行う行動の全てでしょう。
主人公にとって、「君」がすべてであり
生きて来れたのも、行動することができるのも
全部「君のおかげ」なのです。
君の為になんでも行う
という主人公の誓いが受け取れます。
サビ1
ひび割れた世界でも構わない
君が 君が 笑っていれば
もしも君が世界を嫌うなら
僕が 僕が 壊してあげる
ここに君がいなければ
嗚呼 意味のない世界だ
楽曲名でも紹介しましたが
ひび割れとは
心身・人間関係などに生じた
故障・不和などをたとえていう語
世界とは
自分が認識している人間社会の全体
つまり、主人公にとって人間社会は
人との関わりなどによって
簡単に壊れてしまう儚いものなのです。
「すべて」である「君」
その君の為が拒む世界なら壊してあげる
と言っています。
主人公にとっては
世界という「多」より
君という「個」のほうが大切なのです。
2番
僕らが生きる世界はまるで
触れれば割れる 脆く儚い硝子
怖かったのは ただ一つだけ
破片が君の心を傷付けないかねえ忘れないで この温もりを
僕は君を離れない
簡単に壊れてしまう人間関係
それによって君が傷つくのが怖いのです。
だからこそ
傷ついたときは
すっと味方である自分を思い出してほしい
と言っているのです。
「守る」
という気持ちが伝わりますね。
サビ2
ひび割れた世界でも護りたい
君が 君が ここにいるから
誰かの過ちが 優しい君を
揶揄ったなら 消してあげるよ
僕には君がいればいい
君には僕がいればいい
どんなに不安定で壊れやすい世界でも
君さえいれば主人公は満足なのです。
揶揄うとは
相手を困らせたり、怒らせたりして楽しむこと
君にとって、害悪となる誰かがいるなら
消してあげると言っています。
主人公にとっては、それが正義です。
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