2番
半壊の道理をどうにか
バックパックにあるだけ詰め込んで
ボロ市みたいに一切の感情を叩き売った
そうやって食い繋いだ僅かな手間賃持って
どや街中の同情にかぶりついた
道理とは
物事の正しいすじみち。
また、人として行うべき正しい道のこと。
主人公は自分の人生を
半壊の道理と比喩しているようです。
自分の道理を壊していく事で
周囲に溶け込み、なんとか生きている
様子が比喩されて伝えられています。
愛されるだけが 僕等の全てだ
もう引き返せやしないと思った
奴らの思惑通り胃袋の中
主人公の本心の中では
愛されるだけが 僕等の全てなのです。
奴らというのは
不幸者の集まり「UNHAPPY CLUB」
を指すのでしょう。
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サビ2
また迷子の僕が忽ちと喚き出して
揶揄いの台詞を何度でも繰り返して
もう一回 そうこうして何万回
後どれだけこうしてりゃ救われますか
幸せになりたいのに
不幸せの中を彷徨う自分を
迷子の僕
と表現しています。
「いつになったら抜け出せるの」
「幸せになれるの」
と、救済を求めている姿が目に浮かびます。
知らない振りをして歳月が過ぎ去っていき
抗うことさえの一瞬も怠ってきて
いつまでモンスターの芝居をしてんだ
知らない振りをして歳月が過ぎ去っていき
抗うことさえの一瞬も怠ってきて
というのは
幸せになることから目を逸らし
周囲に流されてきた主人公
を表しているのでしょう。
いつまでモンスターの芝居をしてんだ
の部分は、1番の
シンパに飲まれりゃ化物になる
という部分と重なりますね。
ラストサビ
また胸裏の傷が忽ちと痛み出して
ただ脳裏じゃ何も考える余地が無くて
もう一回 そうやってもう何回
部屋の隅に心を追いやってんだ
まだ本当の声とどうしても向き合えなくて
ただ退路をずっと這いずって空回りして
くたばる機会を待っているだけの
浅い自分に浸っている
ラストサビは、1サビと同じです。
幸せになりたいと思えば
それなりに自分で動かないといけないのです。
動くことができずに
不幸せの中(UNHAPPY CLUB)を
立ち往生している主人公が描かれています。
感想
CQCQを筆頭に人気急上昇中の
神様、僕は気づいてしまったが
今回もセンス溢れる楽曲を産出しました。
今より現状を良くしたい
と思っていても
なかなか行動に移せない
というのは
現実でも多くあることではないでしょうか。
【神様、僕は気づいてしまった/UNHAPPY CLUB】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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