【きのこ帝国】の
「金木犀の夜(きんもくせいのよる)」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
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楽曲名「金木犀の夜」とは
「金木犀」とは
モクセイ科の常緑小高木。
のことです。
花言葉としては
- 「謙虚」
- 「陶酔」
- 「初恋」
- 「変わらぬ魅力」
- 「気高い人」
- 「真実」
- 「真実の愛」
という意味があるようです。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVの監督を今回が初めての
タッグとなる新保拓人氏が担当しています。
秋の気配を感じる季節に寄り添うような
ノスタルジックで温かい作品に
仕上げているとのこと。
レトロかつ大人な雰囲気が印象的です。
歌詞はどうなっているのでしょうか。
細かく解釈していきます。
歌詞
だいたい夜はちょっと
感傷的になって金木犀の香りを辿る何でもないふりしても
声が聞きたくなって
電話番号を思いだそうとしてみる掛ける 掛けない
会いたい 会いたくない
いつの間にか随分遠くまできてしまったなあの頃の ふたりは
時が経っても 消えやしないよね
いつか ほかの 誰かを
好きになったとしても 忘れないでだんだん寒くなって
夏は通り過ぎてた 金木犀の香りで気づくどうでもいいふりしても
君が好きなアイス見つけて
深夜のコンビニで 急に引き戻される消える 消えない
泣きたい 泣きたくない
いつかきっと 笑って話せる日が
来るなんてほんとかなあの頃の ふたりは
怖いものなど 何もなかったな
いつか ほかの 誰かを
好きになったとしても 忘れないよだいたい夜はちょっと
感傷的になって 金木犀の香りを 辿る
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歌詞の意味・解釈
1番
だいたい夜はちょっと
感傷的になって金木犀の香りを辿る
感傷的とは
情を動かされやすく
何かにつけて涙もろくなっているさま
を表します。
金木犀が意味するものは様々ですが
ここでは
- 「陶酔」
- 「初恋」
- 「変わらぬ魅力」
といった意味合いが強いのでしょう。
感傷的な夜に
初恋の人を思い出しています。
何でもないふりしても
声が聞きたくなって
電話番号を思いだそうとしてみる
感傷的な夜のせいで
声が聞きたくなってしまい
ついつい電話をかけようとします。
掛ける 掛けない
会いたい 会いたくない
いつの間にか随分遠くまできてしまったな
掛ける 掛けない
会いたい 会いたくない
と葛藤している途中に
ふと我に返ります。
いつの間にか随分遠くまできてしまったな
と。
昔はこんな葛藤なんかしなくても
すぐに会うことができる間柄だったのです。
サビ1
あの頃の ふたりは
時が経っても 消えやしないよね
いつか ほかの 誰かを
好きになったとしても 忘れないで
どんなに時間が経っても
初恋の人との想い出は美しいものです。
2人だけしか知らない
特別なストーリーがあります。
それを相手にも忘れてほしくないのです。
願わくば、時折思い出してほしいのです。
2番
だんだん寒くなって
夏は通り過ぎてた 金木犀の香りで気づく
夏の終わりという
妙に切なさを感じさせる季節が
この歌詞の情景とぴったりですね。
金木犀もまた、秋になると
どこからともなく甘い香りを運んできます。
その香りが初恋の人を彷彿させるのでしょう。
どうでもいいふりしても
君が好きなアイス見つけて
深夜のコンビニで 急に引き戻される
時間が経って忘れた気でいても
君が好きなアイスといった
些細な日常の場面で
君を思い出してしまいます。
それだけ初恋の人の存在が
心に強く焼き付いているのでしょう。
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