【androp(アンドロップ)】の
「Koi(恋)」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
シンプルな楽曲タイトルからは
想像も付かないくらい
切なくてドラマチックな物語
が背景に存在します。
是非、最後までご覧ください。
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楽曲名「koi」とは
「koi」とは
漢字にすると「恋」で
特定の人に強くひかれること。
切ないまでに深く思いを寄せること。
という意味になっています。
皆さんご存知の通りの意味ですね。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
映画『九月の恋と出会うまで』主題歌！
今回紹介する「koi」は
映画「九月の恋と出会うまで」
の主題歌としてタイアップされた楽曲。
上は映画用の特別MVとなっています。
高橋一生と川口春奈が
W主演を努める本映画では
「一年後、あなたは消えてしまう」
と、志織（川口春奈）が宣告され
時空を超えた恋を描くラブストーリー
が展開されていく。
これを知ってMVを視聴するだけで
「koi」との相乗効果もあり
感動させられますね。
また、本楽曲の頭サビは、映画のエピローグに流れることをイメージして作られており、映画の最後のシーンで流れてる劇伴のキーと、「Koi」の最初のピアノのキーは一緒だそうです。
andropって、なにかのために書き下ろしたりするのが本当に上手ですよね。すごい。
では続いて、フルMVの解説に移ります。
MVの意味・解釈
好きな相手への思いと会えない切なさ
が描かれる作品になっていますが
これまた意味深ですね。
様々な可能性を考慮した結果、
３：４７から登場する爺さんが
もう会えなくなってしまった
女性を回想し夢を見ている。
といった解釈が最も腑に落ちました。
MVの始まりで寝ているのは
髪から察するに爺さん。
夢の中で時空を超えて
当時を回想してるのでしょう。
色褪せた写真から、
女の子が既に亡くなっている
ことが推測される。
爺さんの夢の中で、彼女は可憐な少女のままでいることから、若いうちに女性は亡くなってしまったのでしょう。
青年の頃から亡くなった君を
ずっと想い続けていたのです。
そして追い続けた結果、
一枚の写真からようやく彼女に出逢える。
あまりの嬉しさに夢であることを忘れ、
現実の姿(爺さんの姿)で映る主人公。
ラストの赤ちゃんのシーンは
来世で巡り会えた
ことを示しているのかも知れません。
解釈はさまざまかと思いますが、
そう仮定すると自然と
涙腺が緩んでしまいます。
４：３９とは思えない。
一つのドラマを見たような
気分になりました。
では、続きまして
本題の歌詞に迫っていきます。
歌詞
物語が僕を拒んだって
誰かが運命を定めたって
会いに行くよ
どこにだって
探し続けるよ
出会えた頃とまた同じように
恋するよ何もいらない
何もいらないんだよ
君以外は
本当にそう思う二人並んだ写真にも
写せやしない想いがあるの終わりまで守ろう
約束をするよ
まだ見えない未来でも物語が僕を拒んだって
誰かが運命を定めたって
会いに行くよ
どこにだって 探し続けるよ
出会えた頃とまた同じように
目を合わせて そっと笑って春にほころぶ小さな蕾
夏の暑さに 眩しい光
秋の彩り 冬の冷たさ
そんな当たり前が
君となら特別に変わる
ずっと一緒にいてほしい忘れるなら
忘れるくらいなら
君じゃなくて誰でもいいのに君の仕草も約束も
くだらないことだって覚えてる思い描く夢も
イメージのシナリオも
いつも 隣にいるのは…君が遠くに行ってしまって
もう会えないとわかっていたって
僕は探すよ 君の姿を
君じゃなければだめなんだ
出会えた頃とまた同じように
恋して 恋して
また笑ってよ物語が僕を拒んだって
誰かが運命を定めたって
会いに行くよ
どこにだって 探し続けるよ
出会えた頃とまた同じように
恋するよ恋するよ
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歌詞の意味・解釈
頭サビ
物語が僕を拒んだって
誰かが運命を定めたって
会いに行くよ
どこにだって 探し続けるよ
出会えた頃とまた同じように
恋するよ
心に染み渡る頭サビから始まる本楽曲。
前提ですが本歌詞は
MVとリンクしている
内容となっています。
MVの解釈でも述べたように
歌詞で述べられる「君」は
既に亡くなっている
可能性が非常に高いのです。
これらを念頭に置いて、
歌詞を細かく解釈・解説していきます。
１番
何もいらない
何もいらないんだよ
君以外は 本当にそう思う
「君」を失ったことで改めて、
自分の中でどれだけ君の存在が
大きかったのかを知る。
君以外はいらない。
裏を返せば
君にだけはどうしても会いたい
のです。
二人並んだ写真にも
写せやしない想いがあるの終わりまで守ろう
約束をするよ
まだ見えない未来でも
残った写真を見ながら君を想う。
終わりまで
というのは
自分の人生が終わるまで
といったニュアンスでしょう。
人生をかけて君を想い続けると誓う主人公ですが、君が戻ってこないことは承知しているから未来が見えない(暗い)と言っているのでしょう。
続いて、サビに移ります。
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