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【ベノム/かいりきベア feat.flower】歌詞の意味を徹底解釈!愛の枯渇は心を蝕む毒である。

2番

最高点ゼロだ 僕らの人生
断然テンションLOWだ 屈めよ屈め
ロンリーNIGHT テッペン回って
狼狽ない脳内HOPE
もう一回オーバードーズ刑だ
アガれよアガれ

心の中身は 無理オブ無理ジャンキー
どんどん強がって バラバラに伏す
ドクドク呑み込んで
苦しんで泣いて逃げ出せないの ベノベノム

まずはフレーズを噛み砕いていきましょう。

・ロンリーNIGHT→孤独な夜。

・テッペン回って→0時を越えること。

・狼狽えない(うろたえない)→落ち着きを持った様子。

・オーバードーズ→身体あるいは精神にとって、急性の有害な作用が生じるほどの量によって、薬物が使用されること。

自己解釈も含まれていますが、それぞれ上記の意味を持っています。

 

これらをもとに歌詞を解釈すると

主人公は夜中に君が来るのを待っている。それなのに君は0時をまわっても姿を見せることはない。孤独に押しつぶされそうだから過剰な薬物投与を行い、心のダメージを少しでも緩和させている。

このような情景が見えてくるのではないでしょうか。

 

サルー
サルー

いわゆる「ヤンデレ」ってやつですね。

心の中身は 無理オブ無理ジャンキー
どんどん強がって バラバラに伏す
ドクドク呑み込んで
苦しんで泣いて逃げ出せないの ベノベノム

ジャンキーが表すのは麻薬常用者。

心が壊れそうになったから薬に手を出したという、現状に至るまでの主人公の言動が読み取れる。思い通りにいかない恋愛に心は限界を迎えています。

 

しかし

“どんどん強がって”

とあるように好きな人の前では病みを悟られないように装っています。なぜなら「重い」と思われたくないから。

 

そんな日々を繰り返すうちに主人公の心は張り裂けそうな状態まで追い詰められていきます(バラバラに伏す)

サビ2

あらま
求愛性 孤独 ドク 流るルル
愛をもっと頂戴な ねえ 痛い痛いのとんでけ
存在感 既読 ドク 欲しがルル
無いの?もっと愛 愛 愛 愛
滅べベベノム めっ!

サビ1と同じ構成ですが

「既読」という新しいワードから、連絡を既読無視をされているという具体的な関わり方が見えてきます。

 

主人公はないがしろにされているわけです。

 

だからサビ1で

無いの?もっと愛 愛 哀 哀

と哀しみが含まれていた求愛は

無いの?もっと愛 愛 愛 愛

という全面的な求愛に変わっている。

兎にも角にも「愛が不足」しているのです。

ラストサビ

もう悪性 届く毒 回るルル
哀でもっと傷害な ねえ 痛い痛いのSick Sick
存在抹消毒ドク 消えるルル 無いのずっと
愛 愛 哀 哀 愛 愛 哀 哀

求愛性 孤独 ドク 流るルル
愛をもっと頂戴な ねえ 痛い痛いのとんでけ
存在感 血ドクドク 零るルル
無いの?もっと愛 愛 哀 哀
叫べベベノム 叫べベベノム
叫べベベノム めっ!

身体を侵食する「悪性」は、基本的に害されている部分が不明瞭であり治療が難しいと言われます。これはおそらく「心のダメージ」を比喩している。

 

そして“哀でもっと傷害”は好きな人との関わり合いの中で生まれた「哀しみ」により、自分をリスカなどの方法で傷つけていたことを意味しているのでしょう。血ドクドクなどの歌詞がそれを想像させる。

 

ベノムの正体は歌詞全体で

「好きな人を想う故の闇(病み)」

が描かれているナンバーだったのです。

愛の枯渇は心を蝕む「毒」になり得るのだ。

感想

楽曲全体の雰囲気からは、想像もつかないくらい歌詞では重く病み切った主人公が描かれていました。

 

この「想像もつかないくらい」と感じさせるところが本楽曲の凄いところだと個人的に思っていて、重たい歌詞を中和させるリズム感だったり、flowerの声だったりが絶妙的なのです。サビ最後の「めっ!」ていうのもお茶目でいいですよね。

 

楽曲考察を通じて、改めて重さと軽やかさの配分がこの上なく巧みで優れているなと感じました。

 

【かいりきベア/ベノム】

歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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