2番
Fat cat get it all and bleed it out
What are you to me for real
Get it up ma fav people
Loosen up we gotta have juice
I guess we know what we’ve been thru
Damn this monologue
マジでお前ら何なんだよ
立ち上がれ 俺の仲間たちよ
力を抜いて信用を勝ち取らないと
俺らはいろんな目にあってきた
何なんだこのモノローグ
2番でも1番同様に、金が全ての世の中を罵倒。
そしてそんな世の中とは対照的に、自分たちはどこか気だるげに動き出そうとしています。
決して熱意に溢れた完全な正義ではない、アンチヒーロー的な世界観。
英語の歌詞を見ていると、言葉一つ一つは非常に暴力的。なかには卑猥なスラングも使われたりしています。
Honey give us all that fame
Well the problem is that we still in the game
There’ s nobody who can fly with no fuels right sir?
I guess we should leave all behind
and just ride on this battle ship
まあ問題なのは
俺たちがまだこのゲームの中にいるってことだ
燃料無くトべる奴はいないだろ?
まあ そろそろ全部捨て去って
さあ戦艦に乗り込もうぜ
ハニー、名声を全部くれ。ちょっと冗談交じりのテンションで、手柄を求める主人公。
しかし主人公にとってそんなものは二の次です。問題なのは、永遠に金がものを言う社会に参加し続けなければならないこと。そんなものもううんざりなのです。
「そろそろ全部捨て去って さあ戦艦に乗り込もうぜ」
ここで主人公はついに革命の狼煙を上げます。金、名声、そんなものもう置き去りにして。
戦艦に乗り込もう。つまらない価値観なんか消し飛ばそう。俺たちは俺たちなりに戦おう。
閉塞的だったヒップホップは、少しずつそのボルテージを高めていきます。
3番
I’ve got bored playing boards with you metal boys
We gotta make some f**king money for the better parade
You may’ve mayfair
you played fair
but I have found the stairs
Where we can stare at the world beyond the waves
もっといいパレードのために金を作らなきゃ
お前は公平に戦ったし
メイフェアまで持っていった
でも俺は階段を見つけたんだ
そこでは波の向こうの世界を見渡せる
「金を作らなきゃ」という発言はここまでの彼の言動と噛み合っていない感じがしますが、「make some f**king money」とお金のことをボロクソに言ってるのであくまで世の中の経済活動をかなり下に見ています。
「メイフェア」はイギリスの超高級住宅街で、イギリス版のモノポリーにおいての最高到達点。
お前は公平に戦ったし、結構いいところまでたどり着いた。
でも残念だけど、もうお遊びは終わり。
俺はもう新たな場所への階段を見つけた。
気怠いムードながら、確かに時代は動き始めています。
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コメント
素晴らしい
最後はmillennium paradeに繋がる
感謝
常田大希ですよ
ご指摘ありがとうございます。修正させていただきましたm(__)m
ここでいう燃料は金のことだと思いますよ。金稼ごうぜって曲だと思います