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【欅坂46/誰がその鐘を鳴らすのか?】歌詞の意味を徹底解釈 欅坂の終わりと始まりの歌。

【欅坂46】「誰がその鐘を鳴らすのか?」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

注目ポイント

✔ 欅坂46としての最後のシングル

✔ これまでの楽曲との大きな違い

✔ 欅坂が踏み出した新たな一歩

 

骨助
骨助

突如発表された欅坂46の解散と再出発。彼女たちは最後の楽曲で何を歌ったのか。必聴です。

 

 

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欅坂46、ラストシングル。

イオンカード×欅坂46 making of WEB MOVIE 「わたしの道」篇

今回紹介していく「誰がその鐘を鳴らすのか?」は2020年8月21日発売の配信限定シングル曲。

 

結成以来独自の世界観を守り続け、ファンを魅了し続けてきた欅坂46。

2019年2月の「黒い羊」発売以降、約1年半の楽曲リリースストップ、多数のメンバーの卒業、絶対的センター・平手友梨奈の脱退を経て、2020年7月16日の配信限定ライブにて4年間の欅坂の歴史に幕を閉じることが発表されました。

活動は10月開催の「欅坂46ラストライブ」までで、それ以降は改名し、新たなグループとして生まれ変わります。

 

「誰がその鐘を鳴らすのか?」はそんな欅坂46の最後のシングル曲。

楽曲自体は2020年3月よりイオンカードのCMソングに起用されており、待望の音源化となりました。

 

センターは2018年紅白でもセンターを務めた小林由依さん。

しかしながらパフォーマンス中のセンターポジションは流動的に変化するので、典型的なセンターという形ではありません。

平手友梨奈さん以外がシングル曲でセンターを務めるのは今回の楽曲が最初で最後です。

 

骨助
骨助

およそ1年半止まっていた針がついに動き出そうとしています。

異質で、圧倒的で、伝説的だった欅坂46はその最後に何を歌ったのか。考察します。

楽曲名「誰がその鐘を鳴らすのか?」とは

「鐘」は多くの文化において、人の心を清らかにすると信じられている神聖なもの。

 

今でこそ鐘の音を聴く機会は少なくなってしまいましたが、煩悩を打ち消すために年の瀬にならされる除夜の鐘なんかを考えてみるとやはり「魂の浄化」という役割は現代でも失われていません。

「あの鐘」と聞くと思い出される名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」でも、鐘は孤独や悩みから救い出すものとして描かれているようです。

 

その他にも、時報としてある時間の終わりと始まりを告げるために用いられたり平和祈念の象徴として描かれたりする「鐘」。

 

不安定な状態が続く欅坂46で、争いごとが絶えないこの世の中で、一体誰がその鐘を鳴らすのか。

誰がこれまでの時間に終わりを告げ、人々の荒れた心を鎮めるのか。

 

「誰がその鐘を鳴らすのか?」というタイトルにはそんな想いが込められているのではないでしょうか。

 

「サイレントマジョリティー」「不協和音」「黒い羊」に代表されるように、これまで「大人への反逆」「不和を歌い続けてきた欅坂46。

この平和的なタイトルの楽曲で一体何を歌っているのでしょう。

 

骨助
骨助

さっそく歌詞を見ながら、その意味を考察していきます。

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歌詞

耳を澄ますと聴こえて来る
色々な声や物音
人は誰もその喧騒に
大事なものを聴き逃している
ねえちょっと静かに⋯
ほんの少しでいいから
自分の話じゃなく
他人の話聴いてみて欲しい
冷静になろうって
合図をくれればいいのに⋯

もし地球上の片隅に
巨大な鐘があったのなら
世界中のどこにいても
聴こえるのに⋯

争いごと起きそうになった時
知らせてあげよう言葉ではなく
誰でもわかるように
心に響かせるんだよ

だけど問題は
誰がその鐘を鳴らすのか?
この世の中に神様はいるのかい?
誰がその鐘を鳴らすのか?を
誰がその鐘を鳴らすのか?
この世の中に神様はいるのかい?
会ったことない
その綱を奪い合ってたら
今と何も変わらないじゃないか
そばの誰が誰であっても
鳴らせばいいんだ
信じるものがたとえ違ってても
そう平等に⋯

一番高い山の上
巨大な鐘を吊るせたなら
風に乗って海を越えて
届くだろう
誰かに

悲しみに俯いてしまったって
Ah Ah
語りかけようどこかできっと
あなたを心配してる
味方がいるってことだよ

愛の救世主
誰がその鐘を鳴らすのか?
そんな重たい責任を持てるかい?
逃げたいだろう?
その綱の大きな権力を
逆に誰も握ろうとするかも⋯
鐘を鳴らせる主導権なんか
意味はないんだよ
支配したって幸せになれない
愚かなことだ

瞳を閉じて聴いてごらんよ
自分の言いたいことを
声高に言い合ってるだけだ
際限のない自己主張は
ただのノイズでしかない
一度だけでいいから
一斉に口をつぐんで
みんなで黙ってみよう

Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh⋯..
Wo oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh…

僕たちの鐘はいつ鳴るんだろう?

だけど問題は
誰がその鐘を鳴らすのか?
この世の中に神様はいるのかい?
会ったことない
その綱を奪い合ってたら
今と何も変わらないじゃないか
そばの誰が誰であっても
鳴らせばいいんだ
信じるものがたとえ違ってても
そう平等に

Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh oh oh oh…
Wo oh oh oh…

作詞:秋元康

歌詞の意味・解釈

1番

耳を澄ますと聴こえて来る
色々な声や物音
人は誰もその喧騒に
大事なものを聴き逃している
ねえちょっと静かに⋯
ほんの少しでいいから
自分の話じゃなく
他人の話聴いてみて欲しい
冷静になろうって
合図をくれればいいのに⋯

人々は自分の意見を主張することに夢中になるあまり、何か大事なものを聞き逃しているんじゃないか

そう訴えかけるセンター・小林由依さんの語りから楽曲はスタートします。

 

言い争いや誹謗中傷が絶えない昨今の世の中。

例えばSNSを見渡せば、誰かが誰かを否定する書き込みで溢れかえっています。

誰かが間違っている。自分が言うことは正義だ。

人々は自らの正しさを一方的に押し付け合うばかりで、事態は何一つとして進展していません。

世の中が今必要としているのは、ほんの少し冷静になろうと呼びかけるその合図なのです。

 

先述しましたが、これまでの楽曲では大人たちに支配されるな」「主張を曲げたら生きてる価値無いと、一貫して自分を曲げない事を歌い続けてきた欅坂46。

他人の話聴いてみて欲しいと調和を訴えかけた今回の楽曲は、間違いなくこれまでのどの楽曲とも大きく異なったものとなっています。

 

 

もし地球上の片隅に
巨大な鐘があったのなら
世界中のどこにいても
聴こえるのに⋯

ここでタイトルにもあった「鐘」が登場します。

 

聴く者の心を清らかにすると信じられてきた鐘の音。

さきほどの歌詞との繋がりから考えるに、この曲における「鐘」「一度冷静になろう」と人々に訴えかける合図であるようです。

 

もし巨大な鐘があったのなら、世界中のどこにいてもその合図が聴こえるのに。

 

もちろん「鐘」というのはある種の比喩表現であって、実際は世界にそのメッセージを伝えられるような誰かの何らかの行動のことを指しているのだと思います。

 

世界は、その何かを待ち望んでいます。

 

 

争いごと起きそうになった時
知らせてあげよう言葉ではなく
誰でもわかるように
心に響かせるんだよ

人々が自分の意見を主張し合うなか、「一度冷静になろう」と言葉にしたところでそれも一つの自己主張に過ぎません。

騒がしい教室で誰かが何か言ったところでかき消されてしまうように、言葉でそう訴えたところでそれは自己主張のノイズの中に消えて行ってしまいます。

 

だからこそ必要なのは、鐘の音のようにすべての人に伝わる形で心に響かせることができる ”何か” なのです。

 

この曲は「言葉で自己主張するのは一旦やめよう」と言葉で訴えかけてしまっている、というどうしようもないジレンマを抱えています。

しかしながら、欅坂46がパフォーマンス集団であり、このメッセージがただの詩ではなく人の心を動かすパフォーマンスの一部である、ということでこのジレンマは解消されているのではないでしょうか。

 

サビ1

だけど問題は
誰がその鐘を鳴らすのか?
この世の中に神様はいるのかい?
誰がその鐘を鳴らすのか?を
誰がその鐘を鳴らすのか?
この世の中に神様はいるのかい?
会ったことない
その綱を奪い合ってたら
今と何も変わらないじゃないか
そばの誰が誰であっても
鳴らせばいいんだ
信じるものがたとえ違ってても
そう平等に⋯

誰もが鐘の音を、静かにしようと訴えるその合図を待っています。

だけど問題は誰がその鐘を鳴らすのか

 

その鐘を鳴らす行為には責任や権力が絶えず付きまといます。

だからといって誰がその鐘を鳴らすのかで争っていては今と何も変わりません。

もし神様ほどの絶対的な存在がいるならば神様が鐘を鳴らせば済む話ですが、残念ながらその鐘を鳴らせるのは人間だけです。

 

信じるものが違おうと、誰もが鐘を鳴らす権利を平等に持っています。

誰もがこの乱れた世の中を終わらせる権利を平等に持っています。

 

問題は誰がその鐘を鳴らすのか

 

自分がただの傍観者でいいのか、ふと考えさせられる歌詞になっています。

 

骨助
骨助

2番ではさらにこれまでの欅坂とは雰囲気が異なる歌詞が展開されていきます。

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コメント

  1. ゆう より:

    とても良いです!またやってください

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