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【FOMARE/長い髪】歌詞の意味を徹底解釈!SNSで流行った最強の失恋ソングを深読み。

【FOMAREO(フォマレ)】「長い髪」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

読みどころ

✔ 男女どちらにも当てはまる失恋歌
✔ リアルすぎる傷心の描き方
✔ 比喩による感情表現の秀逸さ

 

サルー
サルー

SNSでバズった最強の失恋ソングの世界にかなり深いレベルで入り込んでみました。歌詞考察を終えたときすごく行き場のない気持ちになりました、、、

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男も女も共感する泣ける失恋ソング

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今回紹介していく「長い髪」は2020年7月リリースのEP「目を閉じれば」の収録曲。

TikTok上で“泣ける失恋ソング”として中長期的にバズを引き起こした本楽曲は、リリースから衰えることなく若者に支持され続けています。

 

そして何と言っても歌詞の魅力が凄い。

 

歌詞については後述していく解釈欄で深堀していくのですが、以前作詞を担当したアマダシンスケさんは「長い髪は女性視点の歌詞ですよね」という質問に対して、

ちょっとそういう感じを意識したんですけど、でもやっぱりこの曲も俺目線の歌詞です。俺目線で、でも言い回しは女性っていう感じを出した歌詞というか。「stay with me」とか、3年くらい前までは“私”という一人称も使っていたんですけど、ちょっとくさいかなと思ってしばらく使ってなくて。でもこの曲にはそれがいい感じにハマってくれました。

とコメントを返しています。

 

つまり女性を連想させる言葉遣いや情景表現でありながら、根底には男の目線で歌詞を追いかけている実態があるのです。

 

サルー
サルー

だからこそ男女どちらも共感できる世界観が成り立っていたのです。では音楽の背景をおさえたところで楽曲考察に移っていきます。まずはタイトル名に着目していきましょう!

楽曲名「長い髪」とは

「長い髪」という女性を象徴するタイトル。

 

本楽曲の歌詞においては<私の長い髪が乾く頃あなたは夢の中>といった形で、時間の経過を表すもの・過去の日常を想起させるものとして起用されていきます。

 

未練タラタラの主人公が過去に想いを馳せ、そこで浮かび上がってくる情景・当時の感情・現状。痛切な物語を一緒に読み取っていきましょう。

 

サルー
サルー

長い髪が想起する長い物語。物語の流れだけではなくアマダシンスケさんが綴る秀逸な比喩表現にもしっかり触れていきたいと思います。では本題の歌詞を見ていきましょう!

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歌詞

遊園地前のこの道を通る時は窓を開けて
あの頃と同じか何が変わったか
息を吸い目を閉じ記憶の糸を巡る

笑顔は散ってた桜の花の様
美しいまま何処か遠くへ
花はまた芽生えて誰かを探すんだ
枯れ葉になってしまった私は空へ

未来は曖昧で悪戯好きで嘘つきだ
目を閉じて描くよ 夢で映画を監督は私

私の長い髪が乾く頃あなたは夢の中
昨日も明け方まで語ったせいかな
ゆっくりと眠ってね
素直になれない癖は今日も私を傷付ける
このまま何処か遠くの方へ納得が行く日まで
この記憶の糸を辿ろう

名前を呼び合って 歩いたアスファルト
夜は冷え 寝そべり 星を見てた
あなたの人生に私を飾り付け
自分の事の様に大切にしてた

想像は永遠で果てがなくて怖いんだ
気付けば終わってるつまらないヒューマンドラマみたいな日々でも
あなたが居れば眩しくなるよ

私の長い髪が乾く頃あなたは夢の中
昨日も明け方まで語ったせいかな
ゆっくりと眠ってね
素直になれない癖が今日もあなたにしがみつく
懐かしいとか思える余裕が今は無いみたい
ゆっくりと眠ってね

この長い話が終わる頃あなたが居ないのも
分かっているのに諦めがつかなくて
あなたの温もりにつられ眠る夜は
もう何処にも無いのでしょう

この身体の一部からゆっくりとあなたを手離すの
泣きながら引き止めてよ
嘘みたいだね 全てが 無かった事の様だよ
ゆっくりとさようなら

作詞:アマダシンスケ

歌詞の意味・解釈

1番

遊園地前のこの道を通る時は窓を開けて
あの頃と同じか何が変わったか
息を吸い目を閉じ記憶の糸を巡る

歌い出し文の中で最も注目したいのは<息を吸い目を閉じ記憶の糸を巡る>といったフレーズ。

 

前の章で語ったことのおさらいになりますが、本楽曲は失恋した女性が過去に想いを馳せる物語、つまりは回想が描かれていきます。

 

物語の最序盤で描かれるのは、車に乗った主人公が思い出の道(遊園地前の道)を通って、君を回想する姿。

ありきたりな日常を想起させる1フレーズから、記憶の意図を巡ろうとせん主人公の切ない物語が展開されていく。

 

笑顔は散ってた桜の花の様
美しいまま何処か遠くへ
花はまた芽生えて誰かを探すんだ
枯れ葉になってしまった私は空へ

「あなた」を<桜の花>に喩えた秀逸的なAメロ。

 

大好きだったあなたの笑顔は、桜の花が美しく散るように何処か遠くへ行ってしまった。

そして桜の花が生え変わるように、きっとあなたの笑顔はまた他の誰かの心に咲く。

自分じゃない「他の誰か」に行き場のない感情を抱えながらも、いつまでもあなたを忘れられない私(枯葉になって生え変わらない私)をすごく悲観的に感じている。

 

サルー
サルー

ここの4行は好きすぎて何度も読み返しました。切なさと儚さの表現が巧み過ぎます。

 

未来は曖昧で悪戯好きで嘘つきだ
目を閉じて描くよ 夢で映画を監督は私

本当は二人で未来を描いていくつもりだった。

しかしそんな未来は存在しないものとなってしまった。結果としてあなたとした約束も全ては<嘘><悪戯>の類になってしまった。

 

光の差さない曖昧な未来なんて見たくもないから、眼を閉じて過去の夢を見ようとする、、、

 

サルー
サルー

夢の映画監督は私だから、本来不可能なはずの、あなたを登場させることができるんですよね。未来を見たくない主人公の映画はさらに続いていきます。

 

サビ1

私の長い髪が乾く頃あなたは夢の中
昨日も明け方まで語ったせいかな
ゆっくりと眠ってね
素直になれない癖は今日も私を傷付ける
このまま何処か遠くの方へ納得が行く日まで
この記憶の糸を辿ろう

サビ前半で描かれていく過去の情景は、私が髪を乾かしてその間にあなたが寝ちゃうという変哲もない日常の切り取りです。

 

そしてこの時点で全体の歌詞考察を終えている私から言っておきたいことがあります。

それは主人公が回想する過去のシーンの中で私とあなたが喋ったり触れ合ったりするシーンは一度も描かれていないということです。

 

こんなにもあなたを想っているのに、回想の中ですらあなたに触れることができていない。歌詞中で一番あなたとの距離が近いサビの情景ですら、長い髪のせいであなたは寝つき、目を合わせることすらできなかった。

 

映画監督なのに自分の撮りたいシーンを撮れない素直になれない私は、また自分自身を傷つける結果を生んでしまった。

 

もっと納得できるシーンに出会うため、主人公はさらに記憶の糸を辿っていく、、、

 

サルー
サルー

掘れば掘るほど切なすぎる情景が顔を出してきます…物語はさらに続いていきます。痛切な主人公の情景を最後まで一緒に追っていきましょう。

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コメント

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