2番
作り物のワイヤーフレーム
特別なプレゼンテイション
永遠の甘い夢
人は何にも見えなくなった
ワイヤーフレームとは
レイアウトを定める設計図のこと。
プレゼンテーションとは
「表現」「提示」「紹介」という意味。
誰かによって彩られ表現された世界
だと言いたいのでしょうか。
仕事を持ってママと出会って
お家を買って心を買って
真っ白な身体に植え付けられただけ
主人公自らが作られた過程が描かれています。
かなり皮肉な物言いですね。
自己肯定感の低さ
がうかがえます。
不安定な 瞳は
パパとママの 笑顔も忘れる幻想だったアスター
全部どうやら紛い物だ
誰一人息を呑むネオン
自己肯定感の低い主人公は
「自分は作られた人間。
どうせパパとママという
追憶の先の愛の象徴
すらも忘れてしまうんだ」
となげやりになっているのではないでしょうか。
大切な人や物も
全ては幻想(存在しないもの)だったと
言っています。
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サビ2
ひとりのファンタジー
涙はいらない
センセーションだけが私なのだ
夢色のファンタジー
パパは気付けない
これで最後の夜になる
愛する人なんていなかった
と主人公は悟っているのです。
センセーションとは
感覚。気持ちを意味します。
自分が存在しているという感覚
それだけが私なのだ
と言っています。
そして
これで最後の夜になる
と続きます。
主人公は、何かを決意したようです。
ラストサビ
壊れたファンタジー
壊れたファンタジーさよならファンタジー
孤独な夢も
ノンフィクションだから寂しくなる
夢もケも同じようで偽物
黄泉の国まで 御注意を
壊れたファンタジー
さよならファンタジー
と自らの物語の終焉を歌ってます。
ケとは
普段通りの日常生活を送る日
という意味があるそうです。
夢も現実も似たり寄ったり
だと言っています。
おそらく、自分が置かれている
非現実的な境遇からでしょう。
黄泉の国まで 御注意を
から主人公は
この世からいなくなる
ことを最後に決意したことが連想されます。
感想
お洒落なネオンカラーの楽曲!
その歌詞には
作られた女の子の葛藤
が描かれていましたね。
- 当たり前にいてくれる人々
- 当たり前にある環境の儚さ
に気づかされる楽曲だったと思います。
【はるまきごはん/アスター】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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