『クリープハイプ』の
「リバーシブルー」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
捻くれた歌詞の中で伝えたかったこととは？
是非、最後までご覧ください！
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楽曲名「リバーシブルー」とは
「リバーシ」とは
裏返し。
という意味になっています。
「ブルー」とは
不安や悲しみなどで気分が晴れない状態
を指す言葉です。
また、夏のイメージカラーとも言われています。
「リバーシブルー」で
不安や悲しみといった裏(隠している)の感情
といったところでしょうか。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
「リバーシブル―」のMVで
クリープハイプのメンバーは
演技に挑戦しています。
“日本一夏の似合わない人”
がコンセプトになっているようです。
MV初めのセリフを抜き出すと
尾崎 : 葬式帰りの男
小川 : タクシー運転手
小泉 : バツイチの清掃員
カオナシ : 新人の客引き尾崎 : 夏が嫌いです 夏にいなくなる女はもっと嫌いです
小川 : くそ暑い日に乗ってくる客は
カオナシ : 会いたくない時に 会いたくない人に会う
小泉 : 掃除したいのは俺の過去
小川 : くそ熱いカップルばっかり
カオナシ : 会いたい人には会えないのに
尾崎 : 眩しくて、最悪で
小川 : ｢｣
カオナシ : あの革靴ほど光らない
小泉 : チクショー
尾崎 : イライラする
となっています。
その後は、クリープハイプの
爽やかな演奏シーンと
それぞれの役を演じる姿が映されています。
皆、キレイにはまり役ですね。
それでは、本題に移り、
歌詞を細かく解釈していきます。
歌詞
いつも会いたくない
会いたくない会いたくない
そんな気持ちとは真逆の気持ち両端を引っ張っては
真ん中で結んだ蝶々の様に
高く飛べると思ってたのにすぐに解けた
両足を引っ掛けては躓いて転んだ蛹の様に
いつか飛べると思ってたのにすぐに解けたいつだって裸足になれなくて
その場凌ぎで固結び
いつまでも裸足になれなくて
また靴擦れいつも曖昧な不安定なありきたりな
【君と世界を】とか
そんな気持ちとは真逆のアレでも
会いたくない会いたくない会いたくない
そんな気持ちとは真逆の気持ち下手くそな固結びはいつのまにか
もうきつく絡まって
やり直せると思ってたのにな言わなくてもわかるなんて嘘で
その場凌ぎで固結び
言わなくても良い事を言って
また靴擦れいつも曖昧な不安定なありきたりな
【きっと2人なら】とか
そんな気持ちとは真逆のコレでも
会いたくない会いたくない会いたくない
そんな気持ちとは真逆の会いたくない会いたくない会いたくない
会いたくない会いたくない
会いたいな会いたいな会いたいな
の逆の気持ちの真逆の気持ち
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歌詞の意味・解釈
頭サビ
いつも会いたくない
会いたくない会いたくない
そんな気持ちとは真逆の気持ち
疾走感あるサビからスタートする当楽曲。
“会いたくない”を連呼した後に
“そんな気持ちとは真逆の気持ち”
とあります。
つまり、主人公は好きな人に
「会いたい」ようです。
真逆の気持ち＝リバーシな気持ちです。
１番
両端を引っ張っては
真ん中で結んだ蝶々の様に
高く飛べると思ってたのにすぐに解けた
両足を引っ掛けては躓いて転んだ蛹の様に
いつか飛べると思ってたのにすぐに解けた
靴ひもの結び様式である「蝶々結び」と
蝶のように飛びたい「主人公の情景」が
比喩されています。
簡単には解けないと思っていた蝶々結びが
いとも簡単に解けるように
蝶のように飛びたいと思っていた自分も
蝶にはなれず、しょせん蛹止まりなのです。
思い通りにいかない日常
が描かれています。
いつだって裸足になれなくて
その場凌ぎで固結び
いつまでも裸足になれなくて
また靴擦れ
裸足になれない
というのは
素直になれない
ということの比喩表現として使われています。
主人公は性格上、
好きな人に対して素直になれず
その場しのぎで、無難な対応をしてしまいます。
相手を傷つけないため
相手に嫌われたくないために
自分の感情より、
その場を穏便に済ませる選択
を取り続けます。
その結果、知らず知らずのうちの我慢が
ストレスとなり、綻びが出ます。
つまり、自分の心が擦り減っていくのです。
その情景を歌詞中では
その場凌ぎで固結び また靴擦れ
と表現されています。
サビ１
いつも曖昧な不安定なありきたりな
【君と世界を】とか
そんな気持ちとは真逆のアレでも
会いたくない会いたくない会いたくない
そんな気持ちとは真逆の気持ち
【君と世界を】なんて
現実味のないことを言っちゃうような
愛ある感情は相手の中には、既にないのです。
だから
【君と世界を】とか
そんな気持ちとは真逆のアレ
とあります。
相手は冷めてしまっているようですね。
ですが、その後に続くのは
そんな気持ちとは真逆のアレでも
つまり、君がそう思っていても
主人公の本音は、会いたいのです。
しかし、素直になれるわけなんてなく
会いたくない会いたくない会いたくない
そんな気持ちとは真逆の気持ち
と捻くれた感情表現をしています。
この後、どうなっていくのでしょうか。
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