1st ミニアルバム『ジェニーハイ』収録曲
【ジェニーハイ】の
「ランデブーに逃避行」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
お洒落に遊んでいる歌詞が特徴的な楽曲。
その真相はどうなっているのでしょうか。
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楽曲名「逃避行にランデブー」とは
「ランデブ-」とは
男女が会うこと。あいびき。デート。
もしくは
高速で飛行する宇宙飛行体のすぐそばに
第2の飛行体を近接させ、
相対速度をほとんどゼロにすること。
「逃避行」とは
世間をはばかることがあって、
あちこち移り歩いたり
隠れ住んだりすること。
という意味になっています。
「ランデブ-に逃避行」
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
この映像は、今夏にジェニーハイが
夏フェス初出演を果たした
【JOIN ALIVE 2018】
の映像になっています。
入場規制の満員御礼状態だったようです。
indigoとDADARRYの
間を取ったような楽曲ですね。
川谷絵音の管轄できる楽曲の
幅広さを思い知らされます。
音楽面での多才さを改めて感じます。
では、本題の歌詞に迫っていきましょう。
歌詞
宇宙服着てみたい 涙袋取ってみたい
草津に住んでみたい
やりたいことやらなきゃ死ねない
ジョブズみたいにならなきゃ
何か発明しなきゃ
歴史に残らなきゃなのに
昼まで寝ちゃった何かしたいのにしたくない
布団出たいのにあったかいから
私の世界で考えれば
それはそれは平和顔の浮腫みも大したことない
鏡を見るのもめんどくさい
前世では何の徳も
積まなかったんだろうならんらんランデブー
明日からりーりーリアリティー
少しの間宇宙服を貸してよ
君の代わりに逃避行なんだから
だんだんメタでぶー
明日からだーだーダイエット
少しの間でいいから無重力で
君の代わりに逃避行なんだわい知らんふり知らんふり
明日起こることも 昨日起きたことも
全部 全部
生きるのは今だから
生きるのは今だから
関係ないこと全部投げ出してみよう何かしたいのにしたくない
布団出たいのにあったかいから
私の世界で考えれば
それはそれは平和らんらんランデブー
明日からりーりーリアリティー
少しの間宇宙服を貸してよ
君の代わりに逃避行なんだから
だんだんメタでぶー
明日からだーだーダイエット
少しの間でいいから無重力で
君の代わりに逃避行なんだわいランランランラン逃避行なんだ
だんだんだんだん逃避行なんだ
ランランランラン逃避行なんだ
だんだんだんだん逃避行なんだ逃避行なんだ
ランデブー ラララ ランデブー
明日からリアリティー
少しの間宇宙服を貸してよ
君の代わりに逃避行なんだから
メタでぶー メメメ メタでぶー
明日からだーだーダイエット
少しの間でいいから無重力で
君の代わりに逃避行なんだわい
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歌詞の意味・解釈
1番
宇宙服着てみたい 涙袋取ってみたい
草津に住んでみたい
やりたいことやらなきゃ死ねない
ジョブズみたいにならなきゃ
何か発明しなきゃ
歴史に残らなきゃなのに
昼まで寝ちゃった
~~をしたい
~~をやらなきゃ
と、欲求と使命感で揺れています。
現実と理想のギャップに悩む
現代の若者を象徴するような主人公ですね。
- 宇宙服着てみたい
- ジョブズみたいにならなきゃ
- 何か発明しなきゃ
- 歴史に残らなきゃなのに
と、高い理想を並べている割に
- 涙袋取ってみたい
- 草津に住んでみたい
など、理想の横に些細な悩みも羅列しているところが、妙に人間らしさを表現していますね。
昼まで寝ちゃった
から分かるように、
午前中を無駄にしたことに
罪悪感を感じています。
どうやら、意識・使命感の高さゆえに
葛藤する主人公
が本楽曲では描かれているようですね。
これを踏まえた上で解釈を続けていきます。
何かしたいのにしたくない
布団出たいのにあったかいから
私の世界で考えれば
それはそれは平和
中途半端に意識が高い人に
よくある情景なのではないでしょうか。
ビジネスでも遊びでも
中途半端な意識の高さがあると、
堕落に罪悪感を感じてしまうのです。
顔の浮腫みも大したことない
鏡を見るのもめんどくさい
前世では何の徳も
積まなかったんだろうな
めんどくさいから何もしない
でも、そんな自分に嫌悪感を抱いています。
だから
前世では何の徳も
積まなかったんだろうな
と、自身を解釈をしています。
サビ1
らんらんランデブー
明日からりーりーリアリティー
少しの間宇宙服を貸してよ
君の代わりに逃避行なんだから
だんだんメタでぶー
明日からだーだーダイエット
少しの間でいいから無重力で
君の代わりに逃避行なんだわい
ランデブーの代表的な意味は
男女が会うこと。
ですが、宇宙を匂わせる本楽曲では
高速で飛行する宇宙飛行体のすぐそばに
第2の飛行体を近接させ、
相対速度をほとんどゼロにすること。
の方の意味で使われているのでしょう。
つまり
らんらんランデブー
明日からりーりーリアリティー
の部分は
“今日は、やる気(目標に向かう速度)を0にしよう。その代わり明日から現実(リアル)を見て頑張ろう”
といった意味を持ちます。
君の代わりに逃避行
という部分の「君」はおそらく仮想人物。
逃避行に多少なりとも罪悪感があるから
「君の代わり」と言うことで
罪の意識を軽減させようとしています。
2番
知らんふり知らんふり
明日起こることも 昨日起きたことも
全部 全部
生きるのは今だから
生きるのは今だから
関係ないこと全部投げ出してみよう
逃避行する今日を選んだ主人公
その情景がここにあたります。
生きるのは今だから
と言い聞かせて
- やらなきゃいけない明日
- やることができなかった昨日
を見ないようにしています。
そう考えている時点で、
割り切れて入れないことの証明なのですが
それに打ち勝つように
関係ないこと全部投げ出してみよう
と、自己暗示をかけています。
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