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【King Gnu/Hitman】歌詞の意味を徹底解釈!大坂ナオミ出演のANA CMソングに起用!

【King Gnu(キングヌー)】

「Hitman(ヒットマン)」について

MVと歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

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楽曲名「Hitman(ヒットマン)」とは

「Hitman」とは直訳すると

殺し屋

という衝撃的な意味になります。

しかし、本楽曲においては
そんな物騒な意味ではなく、

あなたの心を撃ち抜くスナイパー

的な意味合いが強いのです。

そして本楽曲は、King Gnuから私たちリスナーに対するメッセージ性が強いように感じました。

つまり、King Gnuが
リスナーの心を撃ち抜くと。

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょうか。

とその前に楽曲情報を。

大坂ナオミ出演のANA CMソングに!

本楽曲「Hitman」は、大坂ナオミが出演するANAのグローバルCMのCMソングに採用されました。

YouTubeには、字幕付きと字幕なしの
2バージョンが公開されています。

次々にタイアップが決まっていきますね。

CMで流れるのがイントロ部分から歌い出しのみなのですが、これだけでもKing Gnuを認知していなかった方は「なにこのお洒落な楽曲!」と反応すること間違いなしでしょう。

MVの意味・解釈

現段階でMVはないため、
こちらは 2nd ALBUM 『Sympa』
のティザー映像になっています。

1:16からの映像で今回紹介する
「Hitman」を視聴することが出来ます。

改めてですが、今作はアルバムとしての完成度が非常に高い。1曲1曲が洗練されているのはもちろんのこと、曲順が計算尽くされている為、

アルバム聴きを強く推奨します。

アルバムを持っていない方は、上の動画で一部を体験できますので、是非この機会に視聴をおすすめします。

では、本題の歌詞に迫っていきます。

歌詞

吹き抜けてるはずの未来は?
子供の頃に見た夢は?
いつの間にこんなにも
曇って見えるんだろう

東京航海
行き交う誰もが皆
人知れず重荷を背負って
それでも前を向いて
歩いているのでしょう

今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て

何気の無い会話や仕草の
温もりに気づかないままで
世界が終わりかのように
息巻いてさ

東京交差点
仮面の下には
皆別の顔が隠れているのでしょう
でももう怖がらなくていいんだよ
笑顔の仮面を取れ

行ったり来たり繰り返して僕ら
喜びも悲しみも全部
あなたと笑いあえるのならば
それ以上他に何も望まないの

今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て

一体全体何を信じて歩けばいいの?
何にすがりつけばいいの?
時の流れは酷く残酷で
未来なんていつだって不確かで
強がらなきゃやってらんないさ
霧があなたを覆い隠すのならば
狙いを定めて曇り空を撃ち抜いて

行ったり来たり繰り返して僕ら
喜びも悲しみも全部
あなたと笑いあえるのならば
それ以上他に何も望まないの

今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って弾を撃て
弾を撃て

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歌詞の意味・解釈

1番

吹き抜けてるはずの未来は?
子供の頃に見た夢は?
いつの間にこんなにも
曇って見えるんだろう

吹き抜けるためには、
進む先の扉が開いていないといけません。

つまり未来が塞がっていること
を一文目で表しています。

それによって

小さな頃に思い描いた夢と矛盾が生じる。

悔しくもありますが、現代人のほとんどが抱える感情なのではないでしょうか。社会に出て一生懸命働いている時、ふと我に返ると「理想と現実のギャップに心が曇る」少なくない心情であると思います。

東京航海
行き交う誰もが皆
人知れず重荷を背負って
それでも前を向いて
歩いているのでしょう

東京航海(クルージング)

とお洒落に表現されるのは

東京を行き交う人々。人混み。

上で考察した歌詞と同様、社会に押しつぶされそうになりながらも、必死に前に進もうとする人々が描かれています。

このような人々に対するメッセージが本楽曲は強いのです。

サビ1

今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て

僕ら=King Gnu

あなた=我々リスナー

社会のしがらみに巻き付かれて未来に進めない社会人ひいては我々に対してKing Gnuが「未来に連れて行ってやるぞ」と言っているのです。

そうKing Gnuは音楽という最高の作品で、我々の心を撃ち抜いてくれる。

King Gnu自身の今後の意気込みも
強く現れた楽曲なのでしょう。

2番に続きます。

2番

何気の無い会話や仕草の
温もりに気づかないままで
世界が終わりかのように
息巻いてさ

2番で描かれるのは

人付き合いに苦悩する情景

淡々と同じような日々を繰り返していると、感性が鈍ってしまうものです。少年少女時代のように鋭い感性なんてどこかへいってしまいます。

すると

“他人の優しさに気付けない”

という問題が生じてくる。

これには大きな理由があるのですが、
それが次の歌詞で綴られます。

東京交差点
仮面の下には
皆別の顔が隠れているのでしょう
でももう怖がらなくていいんだよ
笑顔の仮面を取れ

他人の優しさに気付けないのは

仮面を被っているからです。

社会に適合しようと偽りの自分を演じ続けることで、本当の自分が消え去ってしまうのです。そりゃ本物の優しさに気付くわけもありませんよね。だって自分が偽物なのだから。

とはいえ、社会に馴染むために自分を演じるのは致し方ないこと。それを踏まえた上で

「俺たちの前でくらい仮面を取って、日々の鬱憤を晴らしてくれ」

と、King Gnuがリスナーに
激励を送っているのでしょう。

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サビ2

行ったり来たり繰り返して僕ら
喜びも悲しみも全部
あなたと笑いあえるのならば
それ以上他に何も望まないの

今でこそドラマ主題歌に抜擢されるほど飛躍したKing Gnuですが、はじめから全てが上手くいったわけではありません。

きっと“音楽をリスナーに伝えるためには”と試行錯誤した結果、今の成功があるのでしょう。

だから

行ったり来たり繰り返して僕ら

とある。

あなた=リスナー

と仮定すると、King Gnuがどれだけ聴き手を大切にしてくれているのかを再認識させられます。

今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て

サビ1と同じであるため、
細かい解釈は割愛致します。

3番

一体全体何を信じて歩けばいいの?
何にすがりつけばいいの?
時の流れは酷く残酷で
未来なんていつだって不確かで
強がらなきゃやってらんないさ
霧があなたを覆い隠すのならば
狙いを定めて曇り空を撃ち抜いて

一体全体何を信じて歩けばいいの?

「Prayer X 」を彷彿させる歌詞が綴られる。

「Prayer X 」では、苦悩と祈りで葛藤する人間が描かれていますが、ここの歌詞で葛藤しているのも同じような人々です。

King Gnuは、リアルな人間の苦悩に対する共感力が非常に高いために、その苦しみを理解できているのでしょう。

だから自分たちが「Hitman」という「心を撃ち抜くスナイパー」になることで、人々を救おうとしているのです。

※ラストサビの解釈は割愛します。

感想

私もKing Gnuという「Hitman」
に心を撃ち抜かれた一人です。

改めて感じましたが、King Gnuは人間なら誰しもが抱える闇の部分や葛藤に対して、照準を当てる能力が群を抜いていますね。

そして、彼らの楽曲は1曲1曲が本当に洗練されています。今回紹介した「Hitman」もアルバム収録曲で納まるには勿体ないくらい、全てにおいて洒脱な作品。

今後、さらに勢い付くであろう
彼らの活躍が楽しみでなりません。

合わせて読みたい【King Gnu】歌詞の意味解釈やアルバム情報、バンド情報など全てのまとめ!

【King Gnu/Hitman】

歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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