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【King Gnu/It’s a small world】歌詞の意味を徹底解釈!大人の閉じ込めた感情が爆発する!?

【King Gnu(キングヌー)】

「It’s a small world
(イッツ ア スモールワールド)」
について

MVと歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

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楽曲名「It’s a small world」とは

「It’s a small world」とは

世界(世間)は小さい。

という意味になっています。

または

思いがけない所で知人に会った際

「世間は狭いですね」という

ニュアンスでも使われます。

楽曲の全容を捉えると純粋に

『小さな世界』を表すのだと思います。

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょうか。

MVの意味・解釈

MVでは『近未来を想起させる空間』

を舞台に、特殊メイクをした
井口理(Vo, Key)
パフォーマンスを繰り広げる姿を
ワンカットで描いています。

MVの監督を務めたOsrin

以前から小さなSFは試してみたかったので今回は、違う星の少し浪漫な出来事を表現しました。ワンカットでカメラが動かないというシンプルな撮影も自分の中で新しく、面白かったですね

とコメントしています。

また、King Gnuギター担当の常田

とコメントしています。

『マスク』主演により
スターにのし上がったジムキャリー。

これと井口さんを掛けています。

確かに、板についていますね。

ダンスも披露されており、
井口さんの多彩な一面を
更に見ることができるMVです。

楽曲と合わさって中毒性がすごい。

では、本題の歌詞に迫っていきます。

歌詞

ダンスなんて上手く踊れないけれど
今だけは踊りたい気分
イケてるステップなんて刻めないけれど
誰も見ちゃいないし気にしないで

皆寝ちゃったよ
今夜、世界は僕らのもの

明日の事なんてわからないけれど
人生は止まらないし
夏の終わりの熱帯夜に二人
夜に眩しいほどに煌めいて

皆寝ちゃったよ
今夜、世界は僕らのもの

君の世界に僕も生きられるなら
それは素敵な事でしょう?
(子供みたいに戯れあってさ)
大人になんてなりそびれたままでいいの
勝手に世界が回っても
(それもいい、いっそ君だけでいい)

息を潜めろ街が寝静まるまで
Shinig Shinig Shinig Shinig
恐れずにこの夜に飛び込むの
Shinig Shinig Shinig Shinig

君の世界に僕も生きられるなら
それは素敵な事でしょう?
(子供みたいに戯れあってさ)
大人になんてなりそびれたままでいいの
勝手に世界が回っても
(それもいい、いっそ君だけでいい)

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歌詞の意味・解釈

1番

ダンスなんて上手く踊れないけれど
今だけは踊りたい気分
イケてるステップなんて刻めないけれど
誰も見ちゃいないし気にしないで

皆寝ちゃったよ
今夜、世界は僕らのもの

登場人物は、『僕』『君』

主人公の『僕』は、ダンスはおろか、イケてるステップなんてかっこいいパフォーマンスはできません。

しかし、“今だけは”

イケてるパフォーマンスを披露したいようです。

なぜなら、今夜は君と二人きりだから。

明日の事なんてわからないけれど
人生は止まらないし
夏の終わりの熱帯夜に二人
夜に眩しいほどに煌めいて

皆寝ちゃったよ
今夜、世界は僕らのもの

ここでわかるのは二人を包む情景。

時節は「夏の終わり」
つまり少し冷えてきた「晩夏」です。

熱帯夜とは、 最低気温が 25℃以上の夜。

冷え始めた時期の、ギリギリの熱帯夜
ふたりの情景と重なるのかも知れません。

もしかすると、主人公にとって

君に近づく千載一遇のチャンス

なのかも知れません。

そう仮定すると

夏の終わりの熱帯夜

という情景。

“今だけは”

という賭けた想いにも納得がいきます。

サビ1

君の世界に僕も生きられるなら
それは素敵な事でしょう?
(子供みたいに戯れあってさ)
大人になんてなりそびれたままでいいの
勝手に世界が回っても
(それもいい、いっそ君だけでいい)

ここは、大人の閉じ込めた感情
が爆発するように感じます。

“君の世界に僕も生きられるなら
それは素敵な事でしょう?”

かなり素敵な歌詞ですね。

君がいるだけで、もしくは君の中に自分がいる(認識されている)だけで、世界は輝いて見えるのです。

本当は、大人の駆け引き(1番であった、ダンスをかっこよく踊りたい感情など)抜きで、子供みたいにじゃれ合いたいのです。

だからこそ

大人になんてなりそびれたままでいいの

とあるのでしょう。

しかし、皮肉なことに、大人になればなるほど、『建前』や『スペック』というものが大事になっていくものです。子供のような「好き」「嫌い」といった純情だけでは、成り立たないことがほとんど。

勝手に世界が回っても
(それもいい、いっそ君だけでいい)

という歌詞は、上で述べたような、
大人になるにつれて薄れていく純情
に抗っているのかも知れません。

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