2番
結局のところ誰も教えちゃくれないんだ
進むべき道なんて
等身大のままで生きていこうぜ
歳を重ねても
1番までと同じように
- 自分の意思を強く持つこと
- いつまでも情熱を持ち続けること
それらの重要性が訴えられている。
あえて曲解を求める必要がないほどのストレートな歌詞からは、熱身を帯びたエネルギーが伝わってくる。
大人になれば責任やプレッシャーから社会の目を気にしてしまう場面が多くなってしまいがち。それを理解した上で、King Gnuは等身大のまま、すなわち誇張も虚飾もない、ありのままの姿こそが美しいのだと説いている。
私もそうなのですが、物事に力が入り過ぎちゃう人は肩の力がスッと抜けたのではないでしょうか。
いつまでも相変わらずつまらない話を
つまらない中にどこまでも幸せを探すよ
煌めきを探せよ散々振り回して振り回されて
大事なのはあなただってことに気づかないままで
一体未来はどうなるのかなんてことより
めくるめく今という煌めきに気づけたらいいんだ
サビだけを見るとラブソングのような語法で構成されていますが、本楽曲はそうではない。ここのサビで登場する「あなた」はTeenager Foreverを聴いている私たちリスナーを指しているのではないかと筆者は考えている。
自分の大切さを忘れた人間に明るい未来なんてやってくるはずがない。大事なのは自分の行動次第で未来を変えることのできる「今この瞬間」なのだ。
強い歌声と同時に発せられる「煌めきを探せよ」というBメロのラスト一文は、若き日の情熱を忘れてダラダラと過ごす大人たちへの激励のようにも感じた。
3番
他の誰かになんてなれやしないよ
そんなのわかってるんだ
明日を信じてみたいの
微かな自分を愛せなかったとしても
ラストフレーズは歌い出しの歌詞と同じ。
しかし、歌詞の全体の解釈をしたいまでは感じ方が変わってくる。
あくまで個人の意見であるが、2番までの歌詞では自分を大切にすることの重要性を散々言ってきた。けれどもラストフレーズではそれが難しい人に向けての鼓舞であると捉えることもできるのではないだろうか。
このよう自分を愛するためのヒントが歌詞には込められているのではないだろうか。
感想
改めてメッセージ性が強い。
若いちょっと痛いくらいのエネルギー
とインタビューコメントにあったように、特に若き日の情熱を忘れた大人たちには痛いくらい刺さったのではないでしょうか。(私がそうでした)
大人になったからと言い訳して情熱を絶やすのはもったいないなとつくづく感じました。もしこれを読んでいる方がTeenagerなら、今抱えている情熱だったり友達だったりをより大切にして欲しいなと思います。そういうのは大人になってから更に輝きを増して宝になるから。
熱い歌詞につられて精神論が多い記事になっちゃいましたが、こんな前向きな思いにさせてくれる本楽曲に、ひいてはKing Gnuに感謝です。これからも応援しています。
合わせて読みたい:【King Gnu】歌詞の意味解釈やアルバム情報、バンド情報など全てのまとめ!
【King Gnu/Teenager Forever】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
スポンサーリンク
コメント