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【Official髭男dism/イコール】歌詞の意味を徹底解釈!社会の不条理に対する切実な願いとは?

アルバム「レポート」の収録曲。

【Official髭男dism(通称:ヒゲダン)】

「イコール」について

歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

・誰かと分かり合えない苦しさ
・社会の不条理に対する葛藤

を感じたことがある人は特に注目です。強く刺さること間違いなしのナンバーになっています。

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楽曲の基本情報

今回紹介していく「イコール」は、髭男の第3弾ミニアルバム「レポート」の収録曲。作詞作曲を努めるのは、お馴染みボーカルの藤原聡。髭男の楽曲全般に言えることですが、歌詞にこだわりを持っており、それが本楽曲を通しても伝わってくる。

 

作詞を努めた藤原さんは

社会の不条理を歌った曲
営業マンとして働いてたときに感じたことを歌った

と楽曲についてコメントを残しています。

 

今では考えにくいことですが、藤原さんには2年間の営業マン経験があります。別楽曲「コーヒーとシロップ」でも同じように社会の葛藤を歌っていましたが、このような楽曲が生まれた背景にはサラリーマンとしての過去が存在しているのです。

 

令和のポップスターでありながら過去には一般人と同じ経験も積んでいる。だからこそ共感性の高い楽曲を次々に生んでいくことができるのですね。下積み時代、侮ることなかれ。

 

サルー
サルー

楽曲の背景はおおよそ掴めましたね。「社会の不条理を歌った曲」という前提を踏まえながら、本題の楽曲考察に移っていきましょう。

 

まずはタイトルから。

楽曲名「イコール」とは

「イコール」とは

  • 等しいこと
  • 同じであること

という意味になっています。

 

算数を通して誰もが慣れ親しむ「=」の記号ですね。タイトルの「イコール」も歌詞の「イコール」も捻りがあるわけではなく、“等しいこと”や“同じであること”という本来の意味で用いられています。

 

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょうか。

本題の歌詞に迫っていきます。

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歌詞

「人のために出来る事」「自分がやるべき事」
2つがもしも「=」なら
僕はそれを「幸せ」と呼びたい

現実それは無慈悲に僕らの首を絞める
2つから1つを どちらか選ぶこと
それが生きていくということ

「君が欲しい物」「僕も欲しい物」
小さな頃からいつも取り合ってた

どんな罵声を浴びようとも
見つけた花は全て引き抜く事
例え誰かの幸せを奪っても
それは「正義」と言い聞かせた
それこそが僕の「使命」だと言い聞かせた

現実それはいつだって対立し合う定め
見知らぬ誰かを蹴落とす事でしか
自分の価値は見出せない

「君を守る事」「僕を守る事」
なぜかいつも2つに1つだ

どんな罵声を浴びようとも
止むを得ないなら全て踏み潰す事
例え誰かの人生を狂わしても
それは「正義」と言い聞かせた

どんな時代が訪れても
世界中の人の笑顔は見られない
だから大切な出会ってきた人とは
何があっても最後は「=」で繋がりたい

いつか悲劇が起ころうとも
誰の夜にも朝は訪れるだろう
例え涙が流れても幸せは
その手の中にいつか来るんだろう
それだけは地球の何処でも
「=(おなじ)」なんだろう

作詞作曲:藤原聡

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歌詞の意味・解釈

1番

「人のために出来る事」「自分がやるべき事」
2つがもしも「=」なら
僕はそれを「幸せ」と呼びたい

現実それは無慈悲に僕らの首を絞める
2つから1つを どちらか選ぶこと
それが生きていくということ

歌い出しから感慨深い歌詞が展開されていく。

 

現実は都合のいいものばかりではありせん。「自分のやるべきこと」「人のためになること」が常々イコールになるかと言うと、そうではないのです。

 

特にノルマのために契約を取らないといけない営業マンなら、なおさらそうでしょう。多少強引でも自分のために成約を掴み取らねばなりません。

 

「しないといけない、でも後ろめたい」

そんな葛藤を抱える日常だったからこそ、2つのイコールの幸せに気付くことができ、反対に2つのイコールが成り立たなかったときの取捨選択の苦しみを知ってしまったのです。

 

サルー
サルー

私は営業職ではありませんが、家に時々訪れてくる営業マンを想像させられました。あの人たちもこんな葛藤を抱えていたのかな。

「君が欲しい物」「僕も欲しい物」
小さな頃からいつも取り合ってた

描かれるのは幼少期と現在の対比。

ここを敢えて歌詞にするのはさすがだなと。

 

どんな立派な大人でも、小さな頃は自分の欲求に身を任せて、人目を気にせず振る舞ったことでしょう。言い換えれば「素直」だったのです。

 

しかし大人になると世間体や情に流されてしまい、少しでも引け目を感じた場合は自分のやりたいことに100%の勢いで突っ込めなくなってしまう。

 

Bメロでは

大人だからこそ抱えなければならない苦悩。

これに対する嫌気が訴えられていたのです。

つづいてサビに移ります。

サビ1

どんな罵声を浴びようとも
見つけた花は全て引き抜く事
例え誰かの幸せを奪っても
それは「正義」と言い聞かせた
それこそが僕の「使命」だと言い聞かせた

他人の犠牲の上に成り立つ繁栄

という言葉があるように、経済が潤っていく背景には必ず誰かが犠牲になっています。

 

本来は営業マン目線でそのようなことを述べたいのだと思いますが、誰しもに解釈の余地を与えるために「花」や「幸せ」という言葉で対比されています。

 

サルー
サルー

歌詞のこだわりが垣間見えるポイント。

 

引き抜いた花は、言うまでもなく「自分の花」になります。しかしこの「花」は自分が引き抜きさえしなければ、「他の誰かの花」になっていたに違いありません。つまり主人公が引き抜いたことで「誰かの幸せ」を間接的に奪ったことになるのです。

 

やはり人生は椅子取りゲーム。息苦しさは絶対についてくる。かと言ってそれらを全てに配慮していると何もできなくなるから「これが使命」と言い聞かせて前を向いていくしかないのです。

 

感慨深すぎる歌詞が展開されていきますね。

本楽曲はどのように締められるのでしょうか。

2番に続きます。

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