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【King Gnu/ユーモア】歌詞の意味を徹底解釈!不安で眠れない夜も御一興。

アルバム「CEREMONY」の収録曲。

【King Gnu(キングヌー)】

「ユーモア」について

歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

 

孤独な夜の中で葛藤する主人公の物語

はどのような結末を迎えるのでしょうか。

是非最後までお読み下さい。

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楽曲の基本情報

→Apple Musicでフル視聴する

 

冒頭でも述べたように、今回紹介していく「ユーモア」は、アルバム「CEREMONY」の収録曲であり、スマートフォン専用アプリ「ロマンシング サガ リ・ユニバース」のCMにタイアップソングとして起用された楽曲。

 

J-POP的な爆発的な盛り上がりはないものの、平易かつクリアなメロディはリスナーの耳を癒し、心地良い世界に連れて行く。歌から始まるのに歌謡曲というよりはBGMのような仕上がりになっています。

 

そしてメロディはさらなり、ボーカル井口さんの透明かつ妖艶な歌声が、楽曲の持つ「夜の世界観」を強調させる。

 

死語かも知れませんが「お洒落な楽曲」という言葉がよく似合うのです。聴いているだけで自分もお洒落な人間になったような錯覚にすら陥ってしまう。

 

 

サルー
サルー

そんなお洒落ナンバーのメッセージ性を、本記事では読み解いていきます。まずは楽曲タイトル名に着目していきましょう。

楽曲名「ユーモア」とは

「ユーモア」とは

  • 人の心を和ませるようなおかしみ
  • 上品で、笑いを誘うしゃれ

という意味になっています。

 

日常的な用途としては「ユーモアがある人」などと言って、人の特徴を表す言葉として使われることが多いです。

 

しかし本楽曲では「忘れかけたユーモアが街の景色に色を落とす」と綴られており、自分を取り巻く環境の雰囲気を表す言葉として使われている。

 

なぜ「ユーモア」がこのような文体の中で使われているのでしょうか。歌詞を紐解いていくことでタイトルに込められた想いにも迫っていこうと思います。

 

サルー
サルー

では本題の歌詞考察に移っていきます。

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歌詞

ひらりこの夜を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしてきた午前一時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

長い長い夜を超えて
風通る隙間埋めあって

忘れかけたユーモアが
街の景色に色を落とす

行き当たりばったり彷徨った
夢にまで見た桃源郷は何処

暗くなったら火を灯そう
孤独を分け合えるよ

のらりくらりと踊るんだ
なんだかんだで憂鬱が
影を落とした午前二時

どうしようもないこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

呼吸を拒めなくたって
その両足で立って叫んで

得体の知れない欲望が
小さな体を蝕んだ

背伸びしたってアヒルはアヒルか
空の蒼さを眺めているんだ

こんな夜は聞き慣れた
歌でも聞きたいな

きらりこの世を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしている午前三時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

始まりと終わりはつむじ風
いつだって唐突に揺さぶられ

耐え忍ぶ時は永遠に感じられ
まあそれも今じゃ御一興

ひらりこの夜を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしてきた午前一時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

のらりくらりと踊るんだ
なんだかんだで憂鬱が
影を落とした午前二時

どうしようもないこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

きらりこの世を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしている午前三時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

長い長い夜を超えて
風通る隙間埋めあって

忘れかけたユーモアが
街の景色に色を落とす

行き当たりばったり彷徨った
夢にまで見た桃源郷は何処

暗くなったら火を灯そう
孤独を分け合えるよ

作詞作曲:常田大希

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歌詞の意味・解釈

頭サビ

ひらりこの夜を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしてきた午前一時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

本楽曲「ユーモア」では、

夢を持つ主人公の葛藤

が一貫して綴られていきます。

 

ただ一つ面白いのが、本楽曲は夜を舞台とした物語になっていて、歌詞の進行とともに時間軸も進んでいくのです。

 

まずここの歌詞では「午前1時」の情景。

主人公は孤独な夜の中で「なんだかんだで上手く行く」と自分に言い聞かせているのですが、この自己暗示をかけているところから、現状は上手く言っていないこと心底では叶わないと思っているという本心が垣間見えます。

 

ちなみに本記事では「夢」という取り上げ方をしていますが、読み手によっては特有の欲求を含む「理想」として置き換えると面白いかと思います。

 

さて「素晴らしきこの世界」と言い聞かせて夢を楽観視し、内心では心配ごとや悪い予感などのために心が穏やかでない(胸騒ぎな)主人公はどのように夜を超えていくのでしょうか。

 

続く歌詞を追っていきましょう。

1番

長い長い夜を超えて
風通る隙間埋めあって

忘れかけたユーモアが
街の景色に色を落とす

行き当たりばったり彷徨った
夢にまで見た桃源郷は何処

暗くなったら火を灯そう
孤独を分け合えるよ

上の解釈欄で述べたように、本楽曲では夜の情景が描かれていくのですが、面白いことに1番のAメロだけは日中の情景が描かれています。

 

長い夜を超えて街に出てくる人たち。

「風通る隙間埋めあって」という歌詞は、街に出てきた人々が盾となり「主人公を襲う風を遮ってくれる」という現象のことを表しています。実はここは3番の歌詞の伏線。後ほど意図が明らかになります。

 

また「忘れかけたユーモアが街の景色に色を落とす」とあることから、裏を返せば孤独な夜は主人公からユーモアを奪うと言っているのです。心理楽的にも夜は人間のネガティブを増幅させると言われています。

 

つまり主人公がユーモアを保つためには、他者との繋がりが必要で孤独な夜は絶対悪と言わんばかりの内容になっているのです。太陽さえ昇れば街は色づき、人が寄り添ってくれる。

 

とはいえ夜を避けることはできません。夜を迎えることをユーモアを失うとするのならば、毎晩、主人公はユーモアがない暗闇の中に閉じ込められるということになります。

 

だからその打開策として「暗くなったら火を灯そう 孤独を分け合えるよ」と励ましの言葉が最後にはかけられているのです。

 

サルー
サルー

ここに関しては「どんな絶望的な状況でもきっと救いの手はあるんだよ」という広義的なメッセージを含んでいるように感じました。

サビ1

のらりくらりと踊るんだ
なんだかんだで憂鬱が
影を落とした午前二時

どうしようもないこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

サビ1では、時間軸が進行して「午前二時」になっています。

 

「なんだかんだ上手くいく」と言っていた午前一時に比べ、より不安が増幅し「憂鬱」が顔を出しているようです。

 

「素晴らしきこの世界」と感じていたはずなのに、前向きな心は脆弱してしまい「どうしようもないこの世界」と、苦悩する主人公の内面がモロに表面化しています。

 

やはり夜が憂鬱を加速させている。

2番に続きます。

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