King Gnu(キングヌー)を愛してやまない音楽好きのサルー(@saluteproject)です。
・King Gnuに興味があるけどどこから手を付けていいのか分からない。
・どのアルバムを買えばいいのか分からない
・それぞれのアルバムの特徴を知りたい
今回はこういった幸せな悩みを持つあなたに向けて執筆していきます。よくありますよね。世間で流行りすぎて逆に自分は聴いていない。気になるけど今更感が邪魔しちゃうような特有のアレです。
でも安心してください。まだまだ余裕で追いつけます。自称圧倒的King Gnuファンの私が「これさえ押さえておけば間違いなし!」の名盤を紹介&解説致します。
King Gnuのおすすめアルバムは?
そもそも前提として、King Gnuがメジャーデビューを果たしたのは2ndアルバム「Sympa」をリリースした2019年になります。(2013~2017年はSrv.Vinciとして活動。2017年からKing Gnuとして活動)
え?ってなりませんか。
今では国民的人気ロックバンドとしてに成り上がった彼らですが、実はKing Gnuとしての活動歴はそんなに長くないのです。
もしもあなたが「乗り遅れた気分」になっていたのなら、それは破竹の勢いで知名度が急上昇したからに過ぎないのです。つまり全然追いつけます。
ちなみに今現在リリースされているアルバムは
- 1stアルバム「Mad me more softly」
- ミニアルバム「トーキョー・カオティック」
- 1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous」
- 2ndアルバム「Sympa」
- 3rdアルバム「CEREMONY」
(青文字→Srv.Vinci名義、赤文字→King Gnu名義。)
の5つ。
後から分からなくならないようにSrv.Vinci時代のアルバムも挙げさせていただきましたが、結論から言うとKing Gnu名義でリリースされた3つのフルアルバムさえ聴いておけば、ほぼ全ての楽曲を網羅することができます。
そして3つのアルバムはどれが欠けてもKing Gnuを語ることができないくらい、アルバム全体としての完成度が高いです。マジで全て名盤過ぎてビビります。
どれくらい名盤揃いかと言うと、小一時間悩んで優劣を付けることができず、本記事の趣旨をそれぞれの特色を解説する記事に移行したくらいです。(はじめはランキング形式にするつもりでした…)
ということで3つの名盤を私なりに解説させて頂きます。
王道アルバム【CEREMONY】
「世間の波にいち早く追いつきたい」という方には、第3弾アルバムの「CEREMONY(セレモニー)」がおすすめ。
記録的大ヒットを残した「白日」をはじめ、映画主題歌の「どろん」に、CMソングとしてのコラボを果たした他楽曲など、アルバムの大部分がタイアップ楽曲で構成されています。つまりどこかで聴いたことがある楽曲が本アルバムには散りばめられているのです。
また知名度が高い楽曲が多く収録されているために「王道」なんて陳腐なキャッチフレーズを付けてしまいましたが、実はKing Gnuが誇る音楽力と歌唱力、その両方を楽しむための工夫がなされています。
ネタばらしをすると、アルバムの前半は歌を聴かせ、後半は音楽を聴かせにきています。6曲目の幕間を中間とすると、前半はイントロがなく井口のキャッチーな歌声から曲がはじまり、後半はしっかりとした前奏が録音されているのです。
万人ウケする歌声でリスナーを振り向かせ、King Gnuにしか出せないミクスチャーロックで虜にさせる。
歌唱と演奏の両側面を楽しめる【CEREMONY】は、やはりおすすめ筆頭候補と言える。
これぞKing Gnu【Tokyo Rendez-Vous】
続いて紹介するのは1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous(トーキョー・ランデブー)」
収録曲の「ロウラヴ」「サマーレイン・ダイバー」「Vinyl」「破裂」は、「Srv.Vinci」名義でリリースした「トーキョー・カオティック」から選出されているのですが、さらに作り込まれたバージョンが起用されています。
これぞJ-POPと言わんばかりのサビの爆発感が他を魅了する「Vinyl」を軸に、確かな歌唱力を知らしめる「ロウラヴ」やじわじわと世界観に引きこませる「Tokyo Rendez-Vous」が、アルバムのキャッチ役を果たしている。
そしてBGM要素の強い「NIGHT POOL」と「サマーレイン・ダイバー」は音に特化した側面を、サビがなく平易な盛り上がりを保つ「McDonald Romance」と「破裂」は異常なまでの中毒性と心地良さの側面を魅せる。
タイアップ楽曲が多くなった今のKing Gnuからは想像もできない完成形になっています。ぜひ聴いて頂きたい。
リリースされてきたアルバムの中で最もKing Gnuの世界色が強いのは「Tokyo Rendez-Vous」かなと思います。
アルバムの完成度№1【Sympa】
最後に紹介するのは2ndアルバムの「Sympa(シンパ)」です。
とにかくアルバムの完成度が№1だと思っています。
というのも楽曲の間にはさまれる「Ⅰ~Ⅳ」までのSympaが非常にいい味を出しているのです。各Sympaから他楽曲に繋がる瞬間の高揚感が半端じゃない。
そして聴きやすさが重視された楽曲達は確実にリスナーに心を掴む。
アニメのタイアップ曲として知名度上昇に一役を買った「Prayer X」は言うまでもなく、ボーカル井口の歌声を十二分に堪能できる「Don’t Stop the Clocks」や「It’s a small world」は絶対にチェックしたい。
そしてストリングスさで他楽曲を引っ張る「Slumberland」「Flash!!!」は、彼らの生き様が楽曲に宿っているようにも感じる。
それでいてアルバムのラストを締めるのは、ファンからの支持率も高い壮大バラード「The hole」になっている。やはり総合力が高すぎるアルバムなのです。
改めて結論を言いますが、上のアルバム3つでKing Gnuの楽曲を十二分に楽しむことができます。他アーティストが嫉妬するほどの楽曲ににじみ出た音楽のセンス。ぜひ肌で感じてみてください。
アルバム以外で楽曲を視聴する方法は?
・とにかくKing Gnuの楽曲を全部聴きたい!
・アルバムに対するこだわりはない!
という方におすすめなのはApple Musicなどの定額制音楽サービスを利用することです。かく言う筆者もこれを利用していて、たくさんのアーティストの新曲・過去曲を毎日漁り倒しています。(コレクター欲が強いのでアルバムはアルバムで買っていますがw)
たとえば人気の高いApple Musicなんかは3カ月間の無料トライアル期間が設けられているため、課金なしでお気軽に試すことができます。(無料期間でもサービスは100%受けることができます)
4か月以降も月額980円なので、毎度アルバムを買うよりはコスパがかなり良いです◎
参考記事:【レビュー・評価】Apple Musicがおすすめな理由を実際に使用している私が解説します。
まとめ
本記事をまとめると
✔King Gnuはまだそんなに楽曲数が多くない。
そのため
- 「Tokyo Rendez-Vous」
- 「Sympa」
- 「CEREMONY」
を押さえておけばKing Gnuの楽曲を欠かさずに聴くことができる。
そして繰り返しますがどのアルバムも非常に完成度が高いです。車に乗っているとき、イヤホンで大音量で音楽を楽しむとき、そこにKing Gnuの楽曲があれば、いつもよりイケている自分を感じることができると思います。
今後さらに大きな群れを作り、前衛的な楽曲を出し続けていくKing Gnuを、ともに追いかけて行きましょう。
以上!King Gnuのおすすめアルバム3選でした。
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