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【櫻坂46/Nobody’s fault】歌詞の意味を徹底解釈!新たな坂道の始まりの歌。

【櫻坂46】「Nobody’s fault」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

注目ポイント

✔ 吐き捨てるような強烈な歌詞

✔ 【櫻坂46 1st single】としての側面

 

骨助
骨助

欅坂46から櫻坂46改名後、初のシングル表題曲。その大注目の歌詞を考察していきます。

 

 

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新体制で臨む櫻坂46・1st single 表題曲

 

今回紹介していく「Nobody’s fault」は2020年12月9日発売の、櫻坂46・1st single 表題曲

欅坂46から櫻坂46への改名後初のシングル曲で、センター森田ひかる、歌唱メンバー14人といった完全なる新体制で披露される楽曲となっています。

CDシングルとしては欅坂46最後のCDシングル「黒い羊」から実に1年10ヶ月ぶりの発売です。

 

楽曲が初めて披露されたのは無観客配信ライブ『欅坂46 THE LAST LIVE』

欅坂46としての最後のエンドロール終了後、完全なるサプライズでの楽曲解禁となりました。

 

骨助
骨助

衝撃的な演出と突如現れた【櫻坂46 1st Single】の文字に、声を上げて震えあがったのはきっと私だけではないでしょう…

 

欅坂の歴史に別れを告げ、新たな坂道を登り始めた櫻坂46

その1st singleで一体彼女たちは何を歌ったのか、歌詞に注目しながら考察していきます。

 

楽曲名「Nobody’s fault」とは

「Nobody’s fault」は直訳すると「誰のせいでもない」「誰も悪くない」といった意味になります。

 

「黒い羊」発売以降、約1年半にも及ぶ楽曲のリリースストップ、多数のメンバーの卒業・脱退などを経てその歴史に幕を下ろした欅坂46。その道のりは決して順風満帆なものではなく、外部からの「誰のせいで」「誰が悪い」といった議論は絶えずつき纏いました。

またコロナウイルスの流行とも重なり、メンバーたちの意思に反して思うように活動ができない時期が長らく続いていました。

 

どことなく、彼女たちの手に負えない何かによって先が見えなくなっているような雰囲気が漂っていたように思います。

 

「Nobody’s fault」「他人のせいにするな」

誰かのせいにしてみても何も変わらない。

今回の楽曲のタイトルは、そんな暗く湿った空気を力強く振り払うようなものになっています

 

 

骨助
骨助

タイトルについて確認したところで、本題の歌詞の考察に移ります。

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歌詞

この世界を変えようなんて
自惚れてんじゃねえよ
知らぬ間に汚れちまった空は
宇宙が見えない Blue

自分が吐いた息と嘘で
締め切った窓は曇ってるぜ
心の空気を入れ替えろ!
それでも夢を見たいなら

No! No! No! 他人(ひと)のせいにするな
鏡に映ったおまえは誰だ?
勝手に絶望してるのは
信念がないからだってもう気づけ!
No! No! No! 誰かのせいにしても
一つが残る椅子取りゲーム
それならいっそ 孤独を選びな!
No! No! No! Nobody’s fault

生き方を改めようなんて
できるわけないって逃げるのか?
いつのまにか大人になっちまったんだ
言い訳ばっかでうんざり

泣き言なんか聞きたくもねえ
どんなに悔やんでも 叫んだって…
やるか?やらないのか?それだけだ
もう一度 生まれ変わるなら

No! No! No! 綺麗事を言うな
洗っても洗っても落ちない泥だ
それでも生きる 強さを信じろ
No! No! No! Nobody’s fault

どんなに深い森も一本の木が
集まってできているんだ
風が吹けばわかるだろう Yeah
光と影は何度も重なり合い 大きな森になるのさ
自分の(自分の)せいにもするな WOW

No! No! No! 誰のせいでもねえ
天に唾を吐くな

Ah-Uh
No! No! No! 他人(ひと)のせいにするな
鏡に映ったおまえは誰だ?
勝手に絶望してるのは
信念がないからだってもう気づけ!
No! No! No! 誰かのせいにしても
一つが残る椅子取りゲーム
それならいっそ 孤独を選びな!
No! No! No! Nobody’s fault

 

作詞:秋元康

歌詞の意味・解釈

1番

この世界を変えようなんて
自惚れてんじゃねえよ
知らぬ間に汚れちまった空は
宇宙が見えない Blue

「Nobody’s fault」という楽曲の大きな特徴は、その極端なまでに現実主義的な歌詞にあるように思います。

 

世界は知らぬ間に汚れてしまっていた。

この世界なんかお前の手で変えられやしない。

自惚れてんじゃねえよ。

 

そこには理想論も希望的観測も一切ありません。

痛烈に、言葉なんか選ばずに吐き捨てるこの歌い出しの時点で、いわゆる世間一般の「アイドルらしい」楽曲では決してないことは明らかです。

 

またこの楽曲は力強い応援ソングのようなものであると同時に、【櫻坂46 1st single】としての大きな側面を抱えています。言うなれば櫻坂46という新たな物語のOPテーマとして、重要な役割を果たす楽曲なのです。

詳しくは後の歌詞を見ながら説明していきます。

 

 

自分が吐いた息と嘘で
締め切った窓は曇ってるぜ
心の空気を入れ替えろ!
それでも夢を見たいなら

《自分が吐いた息と嘘で 締め切った窓は曇ってるぜ》

 

この世界はお前の手では変えられない。

先ほどそう言い放った直後ですが、ここでさらなる現実が突きつけられます。

汚れた世界を変えようなんて言ってるけど、それ以前にお前の心も曇ってるだろ、と。

 

世界なんか変えられないけれど、それでもまだ夢を見たいというならば、まずお前の心を改めろ。

残酷なまでに現実的な正論が投げつけられています。

 

先ほども述べましたがこの楽曲は、私たちリスナーを突き動かすものであると同時に、櫻坂46自身に対して歌っている歌詞であるようにも感じてしまいます。

 

お世辞にも、誰もが納得のいく形とはいえなかった欅坂46の活動休止と改名。

どことなく湿った空気感が漂っており、今後の活動にも「過去の自分たち」という明確な比較対象が付いて回ることとなります。

この先に彼女たちを待ち受けているのは間違いなくいばらの道。

 

心の空気を入れ替えろ! それでも夢を見たいなら

 

どこかで自分たちに言い聞かせるように、そう歌っているようにも聴こえます。

 

サビ1

No! No! No! 他人(ひと)のせいにするな
鏡に映ったおまえは誰だ?
勝手に絶望してるのは
信念がないからだってもう気づけ!
No! No! No! 誰かのせいにしても
一つが残る椅子取りゲーム
それならいっそ 孤独を選びな!
No! No! No! Nobody’s fault

世界とか他人のせいにしているけど、じゃあ《鏡に映ったおまえは誰だ?》

この人生を歩んでるのは他でもないお前自身だろ。

 

サビでもここまでの歌詞同様にかなり高圧的な態度で、希望を見ようとする誰かを思い切り突き放しています。

 

ここで注目しておきたいのが、《誰かのせいにしても一つが残る椅子取りゲーム》という歌詞です。

 

通常椅子取りゲームというのは椅子の数が参加人数よりも少ないので「一人が残る」はずですが、ここでは「一つが残る」、つまり残っているのはどうやら人ではなく椅子の方。

誰かのせいにして、誰かをのけ者にしたところで椅子は1つ残っています。

つまり、最初から全員分の椅子が用意されているのだからこの椅子取りゲームに意味なんか無いのです

群れて誰かに責任を押し付けたって事態は何一つ変わりません。

 

《それならいっそ 孤独を選びな!》

Nobody’s fault. 誰のせいでもないんだから、全部自分で抱え込んで孤独を生きろ。

エキセントリックで強烈なリリックです…

 

2番

生き方を改めようなんて
できるわけないって逃げるのか?
いつのまにか大人になっちまったんだ
言い訳ばっかでうんざり

2番冒頭も、1番同様にかなり残酷な歌詞。

 

世界は変えられないけれど、自分からは逃げるな。

お前が生き方を改めろ。

 

完膚なきまでに徹底的に、向き合うしかない現実を目の前に叩きつけています。

 

泣き言なんか聞きたくもねえ
どんなに悔やんでも 叫んだって…
やるか?やらないのか?それだけだ
もう一度 生まれ変わるなら

この部分は特に、櫻坂46自身に言い聞かせるように歌っているように感じてしまいます。

 

泣き言なんか言ったって、卒業だの脱退だの炎上だのを今更騒いだって仕方がない。

誰かのせいにして逃げようとするな。

もう一度生まれ変わるなら、やるか?やらないのか?というただそれだけ

 

欅坂46としての過去を一蹴し、櫻坂46として新たな一歩を刻み付けた「Nobody’s fault」

そこには、彼女たちの決意と覚悟がみなぎっています

 

サビ2

No! No! No! 綺麗事を言うな
洗っても洗っても落ちない泥だ
それでも生きる 強さを信じろ
No! No! No! Nobody’s fault

ここまでの歌詞を見ればわかる通り、この楽曲は例えば「努力は報われる」だとか「世界はいくらでも変えられる」といった希望的観測は一切ありません。

今更綺麗事を言ったって仕方ないし、急にそんなことを歌っても響かないであろうことはわかりきっています。

 

洗っても洗っても落ちない泥。

櫻坂に置き換えて考えれば、それは過去の楽曲から来る先入観や世間のイメージ、ノイズといったものでしょう。

きっとそれはこれからもつき纏います。

 

綺麗事は言うな。でも生きる強さを信じろ。

残酷で、それでいて他の何よりパワフルな歌詞です。

 

骨助
骨助

次の3番の歌詞では、話題が大きく切り替わります。

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コメント

  1. 匿名 より:

    素晴らしい解説、ありがとうございます…!
    “一つが残る椅子取りゲーム”の部分、モヤモヤしてたのですがとても納得できました

    アイドルグループの1stシングルなんてどれもアップテンポで高音程でキラキラ笑顔で世間ウケを狙うような楽曲だけど、櫻坂46はそれをしなかった。
    世間的に流行ることを狙った楽曲ではなく、メンバーたちが成長できるような楽曲。
    これから先、この曲に救われるメンバーがたくさんいることだろうと思います
    櫻坂46の未来は明るいと確信しています…!

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