サビ2
声も顔も不器用なとこも
多分今も 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたく
時間が経てば
きっときっときっときっと色褪せる
一見サビ1と同じような内容に見えますが、サビ2の時間軸はおそらくサビ1よりも後の話。
「全部嫌いじゃない」と言っていた彼女は「多分今も嫌いじゃない」と違うセリフをこぼします。ただ心の底にある感情だけは変わっていないのでしょう。サビ2では「ドライフラワーの乾燥しているさま」に着眼されています。
乾燥してくれない潤った想いのせいで憂いてしまうから、乾燥している「ドライフラワー」に自分たちを投影して「私もきっと…」と想いを馳せてしまうのです。
3番
月灯りに魔物が揺れる
きっと私もどうかしてる
暗闇に色彩が浮かぶ赤黄藍色が胸の奥
ずっと貴方の名前を呼ぶ
好きという気持ち
また香る
3番では主人公の言わざる本音が綴られています。
月灯りの魔物は、夜にやると襲ってくる「彼への未練」といったところではないでしょうか。
彼はここにいないけど、彼を思い出すだけで昔の情景が宿って(香って)くるから「暗闇に色彩が宿る」といった表現がなされているのでしょう。
枯れてしまった感情なのに、ドライフラワーのように色は褪せているはずなのに、自分の心色は色鮮やかに満たされてしまうのです。
ラストサビ
声も顔も不器用なとこも
全部全部 大嫌いだよ
まだ枯れない花を
君に添えてさ
ずっとずっとずっとずっと
抱えてよ
結局最後まで彼に対する想いは消えてくれなかった。
「嫌い」とは綴られていますが、枯れてくれない花(ドライフラワー)を君に添えるといった歌詞が本心を表しています。
ドライフラワーは普通の花に比べれば色褪せてしまっているけど、永遠を象徴するくらい長生きで寿命は尽きない。
彼にそれを「抱えてよ」と最後に発したのは《永遠、終わりのない愛情》を共有したいに他ならないのでしょう。
彼女は最後まで彼を忘れられなかった。
感想
これ実際の心境と重なるタイミングで聴いたらダメになっちゃいそうだなと感じながら記事を執筆させて頂きました。解釈中では触れませんでしたが、優里さんの歌声が感情をくすぶってくる。
振った側なのに未練を感じる。
これは割と共感できる方が多いのではないでしょうか。一度好きになった人ですからね。別れて後悔しない方がおかしいのかも知れないね。
ドライフラワーだけに、彼(枯れ)への未練を歌う本楽曲。あなたはどう感じましたか?
【優里/ドライフラワー】
歌詞の意味の解釈でした!
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コメント
ドライフラワーの歌詞、共感できます…( ̄^ ̄゜)
まさに彼女に振られて元彼女のLINEミュージックの選曲がドライフラワーです。
振った側も辛かったと思います!
この曲を聴いて涙が出ました。
もしも叶うなら元彼女と0からやり直したいと思う今日この頃です!
私の元彼が何故かサビ1の部分をLINEの一言にしてるのが気になります。
男人も意味を調べたりするのでしょうか?
嫌いにならない別れは
非常に辛い。
でも、前向きに永遠の大好きな気持ちが
素晴らしい。
共感しました
50代のオヤジです。
ドライフラワーはあるようでなかった比喩表現ですね。
合わないと思って別れた以上、相手が変わらないのであれば辞めておいたおいた方が良いでしょう。
色あせても思い出として残り、人生の糧となります。
男性なのに歌詞に共感できました。
元カレを思い出す…(;ω;)
あれかと思った
かくれんぼを聞いてなかったから一番は主人公目線で二番は彼氏目線なのかと思ってた
私もそう思ってました
す
月灯り〜で会っちゃってますよね。
そう読むと好きが香るまでの描写がさらに際立ってきます。
この曲、好きな人がいるのはわかるけど聴きたくないのにコンビニとかでまで聴かされるのが苦しい。復縁したくてそれだけを生きがいにしてるのに「きっと色褪せる」なんて、脳内で勝手にリピートされて呪いみたい。
私も1番はふった側なのわかるけど、2番は相手だと思ってました。
大好きでお別れはココロが壊れる。
辛い辛い辛い。
でも、自分できっときっときっと色褪せるなんて
前向きに想うこと素晴らしい。
私には出来なかったから。
辛いです
私の歌詞と歌声から1番と2番は彼女目線と彼氏目線ではないかと思っていました。
なので一番では一人称を私、二人称を貴方と歌い
二番では二人称を君と言ったり「私ばかり」は相手が言った事を思い出しているのかと・・・
よくわからないのですが、歌い方も一番は女性らしく高い声。二番は男性に似せた少し低い声にも思えてしまいました。
でもそうすると、月灯り〜がどちらの目線かわからなくなります。
私個人の感想ですみません。
自分には彼氏いないけど、
その別れるときの辛さ・未練が
伝わってきました…
元カノと同棲して別れました。それから数年経って別の方と結婚しましたが、元カノが1番好きだったので今も思い出します。その頃の思い出はいつになっても色褪せないですね。
この歌のような感じで自分も元カノと別れましたが、もっと優しくしてあげればよかったなとか、くだらないこだわり、もっと言うならばどうでもいいこだわりで彼女と対立してたときがあったなと思います。
いつも愛用させてもらっています。
(はじめの方に誤字を見つけてしまいました…
『貴方が眠った後に』が『貴方が眠った青に』になっていました。)
いつも、自分では気づけないような細かいところまで視察してあっていつも感動しています!
これからも使わせていただきます!
何故?……
心の中はみえないから……
記事拝見しました。
私見ですが、ドライフラワーの歌詞の考察です。
1番 大好きな彼への不満の蓄積 彼女にとってとても切なく悲しい別れ
2番 失恋から立ち直りつつある彼女に元彼から都合の良い連絡 まだ吹っ切れていない
自分が、都合の良い女になっているのは分かっているが返事をしてしまう。
おそらく元彼の誘いに流されてしまっている
月明りに・・・の部分、私は官能的な表現だととらえています。
「魔物が揺れる」⇒「きっと私 も← どうかしてる」
以降は、
暗闇に色彩が浮かぶ 彼女の心情
赤黄藍色が胸の奥 三原色 つまり自分の本当の気持ち
「香る」の表現は、リアルに呼び覚まされると解釈しています。
ラスサビ まだ枯れない花 おそらく彼女自身のことだと私は考えています。