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【美波/ライラック】歌詞とMVの意味を徹底解釈!山あり谷ありの人生を描く共感性の高いナンバー!

2番

ヒーローのプライベートは
きっとしょうもないと思うんだ
割とネガティヴだったり
普通の人間してるさ
他人の声に惑わされるほど余裕ない

utaten.com

ヒーローとは輝いているものです。

そんなヒーローでも裏では

ネガティブに苦しんでいると言っています。

ここで言いたいのは

どんなに輝いている人でも
きっと落ち込むことや
不安になることはあって
みんな同じような感情を持つ人間なんだ。

といったとこでしょう。

孤独を忘れさせてくれるような

フレーズであると思います。

サビ2

もういっそ不乱に
もういっそ不安定に
もうきっと説明書どおりは
綺麗すぎてしまうから
汚せ壊せ決められた
つまらない固定概念なんて捨てろ

utaten.com

1番の、強くポジティブ
イメージのサビとは対照的に

不乱 不安定

といった
地に足がつかないようなワードが続きます。

自己肯定感の低い主人公は

これくらいがちょうどいい

と思っているのでしょう。

綺麗すぎる
つまらない固定概念なんて捨てろ

と言っています。

もう実際どうにでもなれ押し殺した声で
やりたくないことに軽々しく頷くのは
やめろ上げろ顔を上げろ

utaten.com

投げやりになって

開き直っているようですね。

しかし、ネガティブなイメージではなく

自分がしたいことだけをしよう!

という力強いメッセージが伝わります。

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3番

疲れてしまったんだ
人のエゴで造られた
虚にだけはなりたくはなくて
時間はまだあると
いざ一人目の前にした後悔と
心電図はグシャグシャのまんま
思うことはただ一つ
憂憂憂憂憂憂憂

utaten.com

憂憂憂憂憂憂憂

といった部分が印象的なフレーズです。

主人公の憂鬱が描かれています。

 

また、ここで出てくる「虚」という言葉は

美波の他楽曲【ホロネス】

関連してる可能性が高いです。

時間がある方は是非こちらもどうぞ。

ラストサビ

人生そうハイに
人生そう前に
人生聡明に
変わりたいのは山々だが
私は根拠も証明もないような
現状世界くらいがお似合いだ

人生そうラフに
人生そうタフに
実際そうゲームみたいに
単純明快に生きたくって
A、Bボタンで変えてみたい未来もあるんだ

utaten.com

1サビとほとんど同じですが

1番の

割と根拠も証明もないような
現状世界くらいが丁度よくて

A、Bボタンで賭けて
決めたい未来もあるんだ

という部分が

私は根拠も証明もないような
現状世界くらいがお似合いだ

A、Bボタンで
変えてみたい未来もあるんだ

に変わっています。

丁度よい→お似合いだ

決めたい→変えたい

と現実を受け入れたことで
少しポジティブ
なっているのかもしれません。

感想

現実社会の矛盾や複雑さに

葛藤する主人公が描かれていましたね。

共感性の高い歌詞だったと思います。

歌詞に込められたメッセージと

美波の力強い歌唱力が合わさって

強く心に響く楽曲になっていましたね。

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【美波/ライラック】

MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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コメント

  1. 匿名(仮)大学生 より:

    一つ私の解釈と異なったところがあったので、言わせていただきます。この曲の歌詞に凄く共感したので、どうしても言いたくなってしまった次第です。

    冒頭の「いつかの声が今僕の心を窮屈にしていく」の解釈です。

    いつかの声は過去の自分の言葉で、その言葉が自分自身を窮屈にしていると私は解釈しました。

    その後に続く歌詞の内容とも含めれば、
    過去の自分の発言の真意を理解していなかったり、発言の一部を切り抜いたりと好き勝手に解釈して少しでもその解釈やイメージと異なれば、言いたい放題いってくる人たちがいる。
    言ってくる事もあながち間違いではないし、正直そこまで考えて発言していたわけでもなこともある。
    そのような事が積み重なっていき、自分の中で矛盾が生じて始め、自分を窮屈にしているといった流れです。

    「僕の心を窮屈にして」に『今』がついているところから私は以上のように解釈しました。

    プラスして、私の経験から
    発言した言葉の一つ一つには、相応の責任が伴う。社会ではそれが常識で、有名人が不用意な発言で炎上、謝罪するといった事も珍しくありません。
    従って、いつかの過去の自分の発言によって自分自身に縛りをかける事になってしまってなかなか変える事ができないで苦しんでいるのではといったことも考えました。

    長々失礼しました。

    • サルーsalute より:

      コメントありがとうございます。なるほど冒頭の声を自分の声と解釈した訳ですね。私は、例えば2番で「他人の声に惑わされるほど余裕ない」とあるように、あくまでも全体を通して「周囲の声との葛藤」が描かれているのかと解釈しておりましたが、“自分の発した言葉が自分を苦しめる”確かにありがちですね。改めて、どの角度から受け取っても感慨深い楽曲ですね。

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