束ねてよ束ねてよ お友達になりましょう
流行りの言葉の 何かを当てはめてよ
1番と同じです。
私のすべてをまとめて と言っています。
自分の全体を正しく評価して欲しい
といった感情の表れなのかもしれませんね。
束に刺さる旗 目当てでした
話題と寝てみたいだけでした
虎の穴にも 入らないなら
威を借るきつね蕎麦でも啜れ啜れ
ここは他人を悪評価する人
に対して描かれています。
虎の穴とは、厳しい訓練を課す場のこと。
威を借るきつねとは
後ろだてを持って威張ること。
蕎麦(そば)を啜(すす)るというのは
音を出すという行為の比喩。
束に刺さる旗 目当てでした
話題と寝てみたいだけでした
では
皆(話題)と合わせたいがために
他人を言葉で刺すような人を比喩し
虎の穴にも 入らないなら
威を借るきつね蕎麦でも啜れ啜れ
の部分では
「度胸もないのなら
そうしてずっと騒いでいればいい」
と比喩した人に皮肉を込めているのでしょう。
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束ねても束ねても
誰かにはならないでしょう
流行りの言葉よりは
長く生きるつもりだし
他人がする評価は
誰かの言葉の受け売りであることが多く
既存の誰かと重ねているケースが多いです。
だから
束ねても束ねても
誰かにはならないでしょう
と、あくまでも他人と同じではないよと
言っています。
どの道歩いたって歩かずに座り込んだって
色違いの似たような雨に濡らされていくだけで
変わらないな選択日和の好転機か
Tシャツが染まるくらいなら
大した問題じゃない
それくらい
それくらい
どの道歩いたって歩かずに座り込んだって
色違いの似たような雨に濡らされていくだけ
というのは
どんな行いをしたところで
誰かと重ねられて評価されるだけ
と言いたいのではないでしょうか。
洗濯日和を選択日和という
漢字にしているのも言葉遊びがうまいです。
染まるTシャツは
他人の選択によって変化する(染まる)
自分の評価を比喩しているのでしょう。
大した問題じゃない
と言いながらも
それくらい
それくらい
と繰り返されるところに
主人公の憂愁が伝わります。
感想
かなり意味深で、言葉遊びの逸脱性が光る
歌詞であったと思います。
変化していく他人の評価に対して
億劫な主人公が描かれていました。
こういった感情は
きっと人間の本質・深層なのではないでしょうか。
【クリープハイプ/私を束ねて】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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