アルバム
『泣きたくなるほど嬉しい日々に』の収録曲
「禁煙」について
歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
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楽曲名「禁煙」とは
「禁煙」とは
喫煙を禁止する
もしくは喫煙者が喫煙を止める事。
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVはありませんが
こちらは「泣きたくなるほど嬉しい日々に」の
全曲トレーラーになります。
2:50秒から流れるのが
当楽曲「禁煙」になります。
歌詞
もうやめなって言えば
息してるだけだって返す
くしゃくしゃの笑い顔がすぐに
吐く煙で消える何度言っても変わらないから
心配しても時間の無駄
もっと良い空気を吸えばって返せば
これで十分だってまた笑うそんなやりとりも どんなやりとりも
キラキラ光る宝物だったよ
こんなあんたにも
やめれるものがあるなんて
知らなかったよ2人で同時にやめた
はずだったのにそこでズレて
黄色い壁に寄りかかって
それでも待ってたねぇ灰皿に忘れてるよ
すこしずつ短くなっていく
そうやって押しつけて
消すのはこっちだ夜中のコンビニも 駅の喫煙所も
ゆらゆら揺れて見えなくなったよ
2人のついでより
煙草を買うついでみたいな
2人だったそんなやりとりも どんなやりとりも
キラキラ光る宝物だったよ
こんなあんたにも
やめれるものがあるなんて
知らなかったよずっとじゃなくて
ジュッて音がした
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歌詞の意味・解釈
もうやめなって言えば
息してるだけだって返す
くしゃくしゃの笑い顔がすぐに
吐く煙で消える
前提として
この歌詞に出てくるのは
恋人同士の2人です。
たばこについて
「もうやめな」
「息してるだけだ」
とやりとりをしています。
くしゃくしゃの笑い顔がすぐに
吐く煙で消える
という部分から
注意している方は
たばこをやめない恋人のことを
良く思っていないことがわかります。
何度言っても変わらないから
心配しても時間の無駄
もっと良い空気を吸えばって返せば
これで十分だってまた笑う
さらに
「もっと良い空気を吸えば」
と皮肉なもの言いをしてみても
「これで十分だ」
と笑って流されます。
注意している方(主人公)は
心配しても時間の無駄
と割り切り、諦めてしまうのです。
そんなやりとりも どんなやりとりも
キラキラ光る宝物だったよ
こんなあんたにも
やめれるものがあるなんて
知らなかったよ
しかし、恋人を想う主人公は
そんな言い合いのようなやりとりも
キラキラ光る宝物だったよ
というくらい、愛しいものだったのです。
しかし、だったよ と過去形になってます。
また、その後につづく
こんなあんたにも
やめれるものがあるなんて
知らなかったよ
という歌詞から
この恋は終わってしまっている
ことがわかります。
こんなあんたにも
やめれるものがあるなんて
というのは
「たばこはやめれなかったのに
自分との恋はやめてしまうんだね」
という皮肉的なメッセージが
込められています。
2人で同時にやめた
はずだったのにそこでズレて
黄色い壁に寄りかかって
それでも待ってた
2人で同時にやめた
というところから
主人公も、もともとは吸っていた
ということが明らかになります。
そこでズレて
とあるため、やめれたのは主人公だけ
だったようですね。
この「ズレ」が
心の「ズレ」も生んでしまったと思っているのでしょう。
黄色い壁とは
だばこのヤニで黄色くなってしまった
2人が住んでいた家の壁
を指します。
たばこは言わば二人の想い出です。
そんな想いでまみれの部屋で
恋人の帰りを1人、主人公は待っています。
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