2番
「ありがたいね」と心が囁いた
言われずとも ちゃんと解っていた
また昨日と同じ今日を過ごした
そんなことばっかり思ってた
周りと上手く溶け込めない自分でも
「卒業」までやってこれたのです。
それには、周囲の協力が不可欠です。
協調できない自分を責めないでくれた友人
もしくは、家族などといった
自分を支えてくれた人達に対する
感謝が描かれているのでしょう。
「涙」や「笑い」も少なかったりした
実はそんなこともなかった
春が息吹く 桜の花も舞いはせず
ただ陽に照らされていた
人から見ると、涙や笑顔といった、
青春は送っていないようだとしても
実際、本人からするとそんなことはないです。
誰にでも
自分しか知らないストーリー
があるはずです。
大嫌いだ 今日が大嫌いだ
昨日も大嫌いだ 明日が大好きだ
退屈が続く日々にうんざりしながらも
何が起きるか分からない未来
に期待をしています。
「春」という時節がそうさせるのかもしれません。
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サビ2
いつか いつか 見つけてくれるのなら
いつか いつか 大切に思えるなら
あなたが生きてさえいれば なんでもいいや
わたしが生きてるなら それでいいや
それがいいや
ここで判明するのは
“あなた”の正体です。
正体は
まだ見ぬ、未来を供にする誰か
である可能性が高いです。
だから
いつか いつか 見つけてくれるのなら
とあるのではないでしょうか。
3番
大嫌いだ 人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ 本当は大好きだ
繰り返されるこのフレーズは
青春を感じられないまま
過ぎていく学生生活を憂いながらも
本当は、友達というのが輝いて見えていた
という、どっちつかずの感情が描かれているのでしょう。
このまま春を迎えることに心残りがあるから
『春愁』なのでしょうね。
感想
まさにタイトル通り
春の愁い
が描かれていたと思います。
主人公と境遇は違うとしても
春という新学期に期待をしながらも
終わってしまう日常に憂いたことは
誰にでもあるのではないでしょうか。
そう考えると、
共感性の高いナンバーであったと思います。
【Mrs. GREEN APPLE/春愁】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
素晴らしい
はじめまして。
私は今高校三年生で、もうすぐ卒業です。
次々と「最後」のことが多くなっていく高校生活の中で、
私はいまだに卒業するという実感がわきません。
きっと卒業してからじわじわと実感がわいてくるのだと思います。
満足のいくような最後の年にはなりませんでした。
全学生がそう思っていると思います。
私も、引退をちゃんとできないまま、三年間の部活動が終わりました。
悔しかったです、だからと言って誰に思いをぶつければいいのかわからないんです。
自分の中で、自分の気持ちを押し殺しました。
見えない敵にみんなで挑んだって勝ってる気がしない、
ずっと曇っているような気持でした。
みんな我慢してるんだから、みんな満足いかなくても前を向くんだから。
自分もそうじゃないといけない。そう思いました。
だけど、
この歌詞解釈を見つけて、
満足いかないのは自分が不幸だからじゃない、
満足いかないのが普通なんだ、
どんなに良い状況下にいても、結局私は満足してないだろう。もっともっと求めているだろう。
ならもう妥協でもいい、諦めが混じっててもいい。
最低限の思い出が集まって美しい過去になってくれればそれでいい。
そう思えました。
私のこの考えが間違ってるのか、合ってるのかはわかりません。
でも、本当に前向きになれたんです。
この歌に出会えたこと、このような解釈に出会えたこともまた感謝です。
ありがとうございました。
長文失礼しました。