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【ASIAN KUNG-FU GENERATION/ソラニン】歌詞の意味を徹底解釈!タイトルに隠された意味が深い!

【ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアンカンフージェネレーション 通称:アジカン)】「ソラニン」についてMVと歌詞の意味を徹底的に解説していきたいと思います。

 

ここに注目!

✔ 素敵すぎる「ソラニン」の意味

 

サルー
サルー

とにかくソラニンの意味が深すぎます。

是非、最後までご覧ください!

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映画「ソラニン」主題歌!

ソラニンは浅野いにおの人気マンガを原作にした作品。

 

それぞれ

  • 主人公・芽衣子を宮崎あおい
  • 恋人の種田を高良健吾

が演じる。

 

劇中では芽衣子と種田がこの曲を熱唱しており「二人の想いをつなぐ歌」として強烈な印象を残しています。

 

宮崎あおいは当楽曲について

初めてのレコーディングでとても緊張しましたが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが作って下さった「ソラニン」を歌って演奏することができてとてもよい経験になりました。
種田が何を想っていたのかが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんのソラニンを芽衣子が歌うことで、観て下さる皆さんに届くのではないかと思います。

とコメントしています。

 

そして、アジカンの後藤さんは

「ソラニン」の登場人物たちには否応無しに感情移入してしまいます。彼らと同じような大学生活を送り、ぼんやりとした不安に包まれたまま社会に放り出されて、「ロストジェネレイション」なんて呼ばれている世代の我々。それがそのまま描かれているように思えて、何度読んでも私のセンチメンタルは加速します。

とコメントしています。

 

かなり思い入れの強い作品であることがわかりますね。ではここから本題の楽曲考察に移っていきます。

楽曲名「ソラニン」とは

一般的に「ソラニン」とは

  • ジャガイモの芽。
  • その中に含まれる毒の成分。

という意味になっています。

 

映画のキャラクター
・主人公:芽衣子
・恋人:種田

こちらのジャガイモを彷彿させる登場人物の名前に強い相関性があります。

 

とはいえ真のタイトルの意味は、歌詞を追っていく事でみえてきます。さっそく歌詞を見ていきましょう。

 

と、そのまえにMVについて簡単に触れていきます。

MVの意味・解釈

MVでは移り行く街並みと

彼らの演奏姿が映し出されています。

 

また、

  • 広大な空に1つの風船浮かぶシーン
  • 殺風景な街並みは

孤独感空虚感を連想させる。

こちらも歌詞の情景と関与していきます。

 

それでは漫画家の浅野いにおさんが作詞した名歌詞に迫っていきます。

歌詞

思い違いは空のかなた
さよならだけの人生か
ほんの少しの未来は見えたのに
さよならなんだ

昔 住んでた小さな部屋は
今は他人が住んでんだ
君に言われた ひどい言葉も
無駄な気がした毎日も

あの時こうしてれば あの日に戻れれば
あの頃の僕にはもう 戻れないよ

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ

寒い冬の冷えた缶コーヒーと
虹色の長いマフラーと
小走りで路地裏を抜けて
思い出してみる

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ

さよなら それもいいさ
どこかで元気でやれよ
僕もどーにかやるさ
そうするよ

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歌詞の意味・解釈

1番

思い違いは空のかなた
さよならだけの人生か
ほんの少しの未来は見えたのに
さよならなんだ

まず思い違いとは、

  • 間違えて思い込むこと。
  • また、その事柄。勘違い。

を意味します。

 

主人公には恋人がいました。

 

そして、その関係はずっと続くと思っていた。しかしそれは思い違いに過ぎなく、結果的には別れてしまいまう。

 

将来までを考えた相手だったのに待ち構えていた結末は“さよなら”だったのです。

 

主人公の喪失感・孤独感が描かれます…

昔 住んでた小さな部屋は
今は他人が住んでんだ
君に言われた ひどい言葉も
無駄な気がした毎日も

あの時こうしてれば あの日に戻れれば
あの頃の僕にはもう 戻れないよ

ここで描かれるは、儚い時の流れです。

  • 住んでいる家、周囲の環境
  • 君との会話の内容
  • 何気なく過ごす日常

これらは、「いま」にしか存在しえないもので、「未来」に同じモノは存在しないのです。

 

絶対に戻ることはない時の流れ。

 

これを受け止めながらも、郷愁の念に駆られています。

 

サルー
サルー

ここからが解釈の本番です!

サビ1

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ

ここでは、主人公の“もしも” が歌われていています。

 

内容としては

“もしもいま、恋人と別れずに、だらだらと一緒にいたとしても、いつの日にか悪い種の芽が出てしまって、別れがくるのだろう”

といったところでしょう。

 

ここで注目すべくは、悪い種の芽という部分です。

 

おさらいですが、楽曲タイトル名でもる

『ソラニン』

これが意味するものは、

ジャガイモの芽の中に含まれる毒の成分。

つまり悪い種の芽ソラニンなのです。

 

毒に蝕まれた二人は、どうあがいても、“さよなら”するしかないのでしょう。

 

上記の内容を捉えると『ソラニン』に対するマイナスイメージが出来上がってしまっていると思いますが、ここからが大切です。

 

実は、ソラニンの毒はジャガイモが成長するためには必要不可欠なものです。

 

ソラニンがないとジャガイモは成長できません。

 

恋愛でも同じことが言えますよね。

別れ、失恋といった様々な苦い経験から過去の自分との決別を繰り返し、人は強く成長していくものです。

 

そこまで踏み込んで解釈をすることができると、ソラニンに対する捉え方がまた変わります。

 

ソラニン=関係を蝕む毒

という一面の他に

ソラニン=過去の自分との決別

といった捉え方ができるのではないでしょうか。

 

サルー
サルー

ソラニンは実は素敵なタイトルなのです…では2番に移ります。

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コメント

  1. より:

    これまでの生活に先は見えていたけども
    それでも、選択を少しずつ間違えていたみたいで、、、
    今までみたいに生きては行けなくなって
    これまでの自分とお別れをして、新しい人生を送ってみよう
    それもいいさ
    元気でやれよ!かつての自分
    俺のほうもどうにか生きてくよ

    感じ方は人それぞれですが
    単に恋人との別れを歌った歌でなく、 こちらの方が私にはしっくりきました。

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