【星野源】の
「Pop virus(ポップウイルス)」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
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楽曲名「Pop virus」とは
ここで使われる「Pop」とは
ポップ・ミュージック(英: Pop music)
から来ています。
これは、ロックンロールから派生して始まったポピュラー音楽のジャンルの1つ。
「virus」とは、
さまざまな生物に感染する
という意味を持ちます。
つまり「Pop virus」は
感染していく音楽
といったところでしょう。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
アルバム「POP VIRUS」収録曲
収録曲は以下の通り。
1. Pop Virus
2. 恋
3. Get a Feel
4. 肌
5. Pair Dancer
6. Present
7. Dead Leaf
8. KIDS
9. Continues
10. サピエンス
11. アイデア
12. Family Song
13. Nothing
14. Hello Song
今回紹介する楽曲「Pop virus」は
「アルバムのタイトル名」であり
さらに、「1曲目に収録」されています。
後述していく歌詞でも分かりますが
かなり思い入れの強い楽曲
なのです。
では、楽曲を深堀していきましょう。
MVの意味・解釈
“異国の地下鉄”
が、MVの舞台となっています。
「ヒップホップカルチャー」を想起させるような、グラフィティアートなどが描かれた車内で、星野源が楽曲をパフォーマンス。
周囲で音楽を聴く多様な人々が、
人種や言語を超えて
“ポップウイルス”
に感染し、大きな盛り上がりを見せていく。
はい、私も感染しちゃいました(笑)
ブラックミュージックのグルーヴ感と
星野源が丁寧に磨き上げてきた
日本語による歌の融合がたまんない、、、
イエローミュージック
やはり素晴らしいですね。
今回紹介する「Pop virus」は、
特に「音楽」というものに
焦点を当てられています。
本題の歌詞に注目です。
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歌詞
音の中で君を探してる
霧の中で朽ち果てても彷徨う
闇の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を歌の中で 君を探してる
波の中で 笑いながら漂う
今の中で 君を愛してる
刻む一拍の中の永遠を
刻む一粒の永遠をふざけた人間なんだ 偏る生活を歌舞いた
そう君の手のひら
美しくくるくる返ったんだ
口から音が出る病気
心臓から花が咲くように
魔法はいつでも歌う波に乗っていた始まりは炎や棒切れではなく
音楽だった音の中で君を探してる
霧の中で朽ち果てても彷徨う
闇の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を歌の中で君を探してる
波の中で笑いながら漂う
今の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を
渡す一粒の永遠を
「POP VIRUS」作詞作曲:星野源
歌詞の意味・解釈
頭サビ
音の中で君を探してる
霧の中で朽ち果てても彷徨う
闇の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を
まず、前提として。
本楽曲の歌詞で頻繁に出現する「君」
これは人物を指すのではありません。
広義的な意味で「音楽」を指しています。
つまり本楽曲「Pop virus」は
「音楽」に対する想い。
が丁寧に、なおかつ独自的に描かれているのです。
複数の音の組み合わせでやっと出会えるから
音の中で君を探してる
とあり、
霧の中 闇の中
というのは、
ネガティブの中に陥ってしまう自分
を連想させる。
そんな、ネガティブな自分を救い出してくれるものこそ、本楽曲で語られていく「音楽」であり、「霧」や「闇」といった五感の一つである「視覚」を失ってしまう環境でさえ、逆手に取って「聴覚」に訴えかけてくれる。
“未来がどんなに暗くても、
音楽さえあれば生きていける”
そんなメッセージが
込められているのではないでしょうか。
歌の中で 君を探してる
波の中で 笑いながら漂う
今の中で 君を愛してる
刻む一拍の中の永遠を
刻む一粒の永遠を
「音の中」の後は「歌の中」
拍子と節をつけて歌う
言葉の総称を「歌」と言う。
音と歌が融合することで、視聴するだけでメッセージを感じ取ることのできる「音楽」が作られる。それこそが探していたものであり、唯一「闇の中」から救い出してくれるもの。
「永遠」という言葉は「生命」を連想させる。
ここまでの歌詞からは「音楽」が生命の活力であると言っても過言ではないような表現が多用されています。
たった一拍。たった一粒の言葉
それさえあれば「永遠」に続いていく
未来を進んでいく事ができるのです。
更に続きます。
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コメント
デスストランディングに使われている曲でもあります。ゲームの内容は長くなるので割愛しますが、ゲームのなかでは核となる胎児と親(血縁関係については問いません)についての関係の歌にも聴こえてきます。