【RADWIMPS(ラッドウィンプス)】の
「tazuna(タヅナ)」について
歌詞の意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
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楽曲名「tazuna」とは
「tazuna」とは
手綱
・人を動かし、また物事を処理する手加減。
・馬具の一。轡 (くつわ) の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱。
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVは現時点で存在しないため
こちらはアルバム
「ANTI ANTI GENERATION」
のダイジェスト映像になります。
0:12から流れるのが
今回紹介する「tazuna」です。
美しい、、、
その一言に尽きますね。
どのような想いが込められているのでしょう。
本題の歌詞に迫っていきます。
歌詞
あぁ 僕らはどこから
こんなとこに来たのかな
間違わぬように 毎日明日に
相談して今日まで来たのにとある日の夜の 細い穴から
僕のすべてが 零れ落ちたら
君も一緒に拾ってくれるかい
恥ずかしいのも
ちゃんと笑ってくれるかい君の髪に似合う色はまだこの世にはない
君の羽根の上で風は寝息をたてるよ
遥か遠く浮かぶ星に誇らしげに僕は
笑うんだよあぁ 僕らはどこから
こんなとこに来たのかな
明日の向きも 昨日の居場所も
知らぬままに息をする
それでもいいと思えるのは
あなたがここに居るからで君が何も言わず 指差した星に僕が
名前つけるからさ 二人で毎晩育てようあぁ 僕らはどこから
こんなとこに来たのかな
間違わぬように 毎日明日に
相談して今日まで来たのに
それでもいいと思えるのは
あなたがここに居るからで
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歌詞の意味・解釈
頭サビ
あぁ 僕らはどこから
こんなとこに来たのかな
間違わぬように 毎日明日に
相談して今日まで来たのに
ここからは旅をしているような様子が伺えますね、彼らにはきっと行き先があってそれを目指した旅をしてきたのでしょう。
間違わぬように一歩一歩踏みしめ、確かめながら旅をしてきた彼らは結果、目指した場所ではなくどこでもない場所へとたどり着いてしまった。
そんな旅人の独白のように感じます。
1番
とある日の夜の 細い穴から
僕のすべてが 零れ落ちたら
君も一緒に拾ってくれるかい
恥ずかしいのも ちゃんと笑ってくれるかい君の髪に似合う色はまだこの世にはない
君の羽根の上で風は寝息をたてるよ
遥か遠く浮かぶ星に誇らしげに僕は
笑うんだよ
とある日の夜の 細い穴から
僕のすべてが 零れ落ちたら
君も一緒に拾ってくれるかい
恥ずかしいのも ちゃんと笑ってくれるかい
夜というのは吸い込まれるような感覚や不安な気持ちを持たせますね。僕は旅の中ふとしたときに感じた不安や恐怖、そういった感情から自分が自分でなくなってしまうような感覚が産まれたのでしょう。
そこで一緒に旅をする君に零れ落ちた物を一緒に拾ってくれるか、例え恥ずかしいものでも笑ってくれるかと問いかけていますね。こういったやり取りを見ていると、二人の信頼関係が伺えます。
自分の全てをさらけ出しても君は笑ってくれるほどの信頼関係が築けている、こういった関係はとても微笑ましく思えますね。
君の髪に似合う色はまだこの世にはない
君の羽根の上で風は寝息をたてるよ
遥か遠く浮かぶ星に誇らしげに僕は 笑うんだよ
この世に似合う色がないというほど美しい髪をしているのが伝わります、とても神秘的で幻想的な美しさなのでしょうか。きっと言葉にしてしまうと安っぽくなる程の美しさなのでしょう。
そんな君の羽の上では風すら寝息を立ててしまう、それ程に安らぎや癒し、安心感のある存在なのでしょう。
君の羽とありますが比喩表現なのかそれとも普通の人ではなくどこか神秘的な存在なのでしょうか?であるならばこの世に似合う色がないという程の髪というのも頷けますね。
そんな君を誇らしげに、星々にすら自慢できる存在であると僕は笑って君と今日という夜を過ごしています。
二人の関係性と信頼関係が伺える歌詞ですね。
サビ1
あぁ 僕らはどこから
こんなとこに来たのかな
明日の向きも 昨日の居場所も
知らぬままに息をする
それでもいいと思えるのは
あなたがここに居るからで
二人は旅を続け、当初の目的とは違う居場所にたどり着きました。最初は明日に相談しながら今日を旅していましたが遂には明日や昨日の居場所ですら知らず分からずになってしまいます。
それは不安や後悔といった暗い感情を生むもので、私だったら耐えられないと思います。けれども二人はそれでもいいんだと、僕が君がいるからそういうことも平気だと、二人ならどこへ行っても大丈夫だと。そういった強い気持ちを感じますね。
二人はお互いに信頼という手綱=tazunaを握っているのでしょうね。
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