2番
振り返れば途切れずに
歪な線を描く足跡
悲しいくらい分かりやすく
いつもここに向けて伸びる
歪な線は、1番で綴られた
クレヨンで描かれたもの。
真っ直ぐな線を描いていたつもりが、振り返ることで、歪んだ線だったことに気付くのです。
悲しいくらい歪な線
その終着点こそが今の自分。
だから絶望的な状況に立っている。
しかし、1番のAメロ部分でも述べたように
原因(過去の足跡)を理解した主人公だからこそ、初心に戻ることが可能となり、何色にも染まることが出来る「真っ白な状態」になることができるのです。
大切にするのは下手でも
大切だって事は分かっている
せめてその白い手紙が
正しく届きますように
白い手紙というのは
「真っ白な状態」から
再スタートしようとする主人公を映す。
せめて正しく届きますように
と、再スタート成功を切に願っている。
再スタートを後押ししている。
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考え過ぎじゃないよ
そういう闇の中にいて
勇気の眼差しで
次の足場を探しているだけ
悩み葛藤の末、
スタート地点に戻った主人公。
よく言えば
希望に満ちた再スタート
ですが、悪く言えば、
過去の自分を否定すること
も同意味。
そんな悪く捉えると、
落ち込んでしまう状況で
勇気の眼差しで
次の足場を探しているだけ
と、激励を入れられるのです。
どんなに心強く、前向きになれる言葉
なのでしょうか。
憂いる心に響くメッセージですね。
サビ2
解き放て あなたの声で
光る羽根与えた思いを
その足が向かうべき先へ
そうしなきゃ見えなかった未来へ諦めなかった事を
誰よりも知っているのは
羽ばたいた言葉のひとつひとつ
必ず届きますように
何度でも挑戦できるよう
主人公のスタートを応援しています。
失敗するから、やり直す。
失敗したからこそ、見ることができる未来というのは、確実に存在するのです。
何度も再スタートするうちに、
きっと見ることが出来るのです。
3番
もう一度 もう一度
クレヨンで 好きなように
もう一度 さあどうぞ
好きな色で 透明に
もう一度 もう一度
クレヨンで この世界に
今こそ さあどうぞ
魔法に変えられる
白紙の紙(スタート地点)で、
もう一度クレヨンで未来を描く。
もう一度 もう一度
と、何回でも待ってくれることで
やり直すチャンスを催促しています。
今こそ涙を魔法に変えるとき。
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ラストサビ
ああ、なぜ、どうして、と繰り返して
それでも続けてきただろう
心の一番奥の方 涙は炎
向き合う時が来た触れて確かめられたら
形と音をくれるよ
あなたの言葉がいつだって
あなたを探してきたそうやって見つけてきた
試行錯誤しながらも、主人公は
何度もスタートを繰り返したのです。
ついに、涙が炎という魔法に変わります。
つまり、探していた未来を
やっと掴むことができたのです。
絶望的な状況を、
打破することが出来たのです。
このエンドから分かるのは、
本楽曲「Aurora」には
何度も挑戦することの大切さ
が込められているということ。
また、歌詞に出てきたのは、
クレヨンで未来をなぞっていく
という表現でしたが、もしかすると
クレヨンで何度もなぞった道筋こそが
「Aurora(オーロラ)」という美しい
極光に変わっていくのかも知れません。
感想
いかかでしょうか。
今回も、BUMPらしい
リスナーの心に寄り添ってくれる楽曲
だったのではないでしょうか。
歌詞もそうですが、
疾走感のある曲調も聴いていて心地よく
ラストサビの
“ああ、なぜ、どうして”
の濁音と表現力は鳥肌ものでした。
【BUMP OF CHICKEN/Aurora】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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