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【FM802/メロンソーダ】歌詞の意味を徹底解釈!aiko率いる豪華アーティストからなる春ソング!

超豪華企画!

aiko、上白石萌歌、谷口鮪(KANA-BOON)、橋本絵莉子(チャットモンチー済)、はっとり(マカロニえんぴつ)、藤原聡(Official髭男dism)、KAN、秦 基博という日本を代表するシンガーから織りなされる

【FM802×TSUTAYA】

「メロンソーダについて

歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

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楽曲名「メロンソーダ」とは

「メロンソーダ」とは

代表的な炭酸飲料の一つ。炭酸水に食用色素(緑色3号、ベニバナ黄色素、 クチナシ蒼色素など)で緑色に着色し、甘味料で甘味をつけるなどしたもの。

という意味になっています。

言わずと知れたこれですね。

歌詞では、メロンソーダとビールが対比されており、青春時代を越えて大人になるさまが描かれています。

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょうか。

MVの意味・解釈

(現在MVの公開は終了しました)

冒頭でも述べましたが、本当にメンバーが豪華。

まず歌唱力が高水準すぎる。

aiko、橋本という言わずと知れた女性シンガーに加え、その歌唱力の高さが評価された上白石。そして、女性陣に負けることなく、痺れるような高音を歌いきる藤原、はっとり、谷口。更には、秦とKANをコーラスで使うという贅沢っぷり。

去年の「栞」もそうでしたが、
FMの企画は本当に凄すぎますね。

では、本題の歌詞に迫っていきます。

歌詞

あっという間に想像してたより
ずっと早く春は過ぎる
きっとまたすぐに暑くなって
次は肩をすぼめてマフラーを巻くんだ

最初はそうとっつきにくくってさ
卒業してから仲良くなった
メロンソーダがビールになって
ハンバーガーはハンバーガーのまま
あぁ こういうの何て言うんだっけ

ねぇ今日も少し不安だよ
だったら見える糸君に巻いてあげる
電話の向こうでラジオが
「ベイベーダーリン」

繰り返す日々にもらった
プレゼントは君だ
ある日突然 心に灯る想い

洋服についたシミで思い出した
情けない嘘の話
戻れないあの唇は恥ずかしいし
胸の裏側少しくすぐるんだ

大きく手を振った後もまた
すぐに逢いたくなるから
他愛もない事はいつかのとてつもない
幸せの積み重ね
一人で泣いたりしないでね

朝起きて割れた前髪
どこへ行くんだよ
戻っておいでと
ひねった蛇口が鳴いたよ
「ベイベーダーリン」

繰り返し始まる続きを
この手で作るの
つまずいて転んでも
桜は綺麗だよ

特別な春の日差し
さようならも愛しているのよ
今頃君は目を覚ましているかな
おやすみとおはようが重なる

ねぇ今日も少し不安だよ
だったら見える糸君に巻いてあげる
電話の向こうでラジオが
「ベイベーダーリン」

繰り返す日々にもらった
プレゼントは君だ
ある日突然 心に灯る想い

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歌詞の意味・解釈

1番

あっという間に想像してたより
ずっと早く春は過ぎる
きっとまたすぐに暑くなって
次は肩をすぼめてマフラーを巻くんだ

ここでは

なんとなく過ごすうちに
過ぎ去っていく時間の儚さ

が描かれているのです。

 

春夏秋冬の情景で対比され描かれるのは

人との出会い、別れ。

出会いの「春」なんて季節が、
やってきては過ぎ去っていき、
孤独を連想させる「冬」がすぐにくる。

肩をすぼめるとは、
元気なくしょんぼりとした様子を示す。

最初はそうとっつきにくくってさ
卒業してから仲良くなった
メロンソーダがビールになって
ハンバーガーはハンバーガーのまま
あぁ こういうの何て言うんだっけ

楽曲を通して、時節の中心は「春」

卒業という具体的ワードから、春特有の環境変化をより一層感じることができ、メロンソーダがビールに変わるという表現からは、確実に大人というものに近づいていることを実感させられる。

また秀逸なのが

ハンバーガーはハンバーガーのまま

という表現。

時間とともに変わるものと変わらないもの。

その不思議をポップ的に表現しているのです。

サビ1

ねぇ今日も少し不安だよ
だったら見える糸君に巻いてあげる
電話の向こうでラジオが
「ベイベーダーリン」

繰り返す日々にもらった
プレゼントは君だ
ある日突然 心に灯る想い

ここでは

時間の儚さから起因する不安

が漠然と綴られた後に

それから君を守るための糸

が描かれる。

 

時間が過ぎ去っていくから、環境が変化する。

環境が変化するから、人間関係も変わる。

人間関係の変化、つまり別れが怖い。

 

だから、離れていかないように
糸でしっかり巻き付けるのです。

これこそ、運命の糸というものでしょうか。

 

そして最後の一節では

過ぎ去っていく時間が育むのは不安だけじゃない。

温かい愛情も同時に育んでいるんだよ。

というメッセージが込められています。

素敵ですね。

2番に続きます。

続く歌詞では、更に主人公を取り巻く情景が明らかになってきます。

2番

洋服についたシミで思い出した
情けない嘘の話
戻れないあの唇は恥ずかしいし
胸の裏側少しくすぐるんだ

ここで判明するのは

主人公と「君」は、
物理的に距離が遠いということ。

 

洋服についたシミからは

別れ際に抱きついて泣いてしまった

という情景が連想させられる。


情けない嘘
とあるから

きっと別れ際に「寂しくないよ」なんて
嘘をお互いについてしまったのでしょうね。

具体的な表現であるのに、共感性が深い。

大きく手を振った後もまた
すぐに逢いたくなるから
他愛もない事はいつかのとてつもない
幸せの積み重ね
一人で泣いたりしないでね

サビ1の後半と同じように

過ぎ去っていく時間が育む愛しさ

が描かれています。

 

ここまでを通して、何気ない日常と、そうして過ぎ去っていく時間の儚さという表現から、寂しさを感じるような文脈もありましたが、そうした日常の積み重ねの中でこそ「幸せ」が光る。という希望的解釈が垣間見えますね。

サビ2

朝起きて割れた前髪
どこへ行くんだよ
戻っておいでと
ひねった蛇口が鳴いたよ
「ベイベーダーリン」

繰り返し始まる続きを
この手で作るの
つまずいて転んでも
桜は綺麗だよ

ここからは、寂しさが伝わる。

朝起きて前髪が崩れているという、何気ないもどかしさ、しばらく使われていないことで、渇いている蛇口の「ギュルギュル」という音が孤独を増幅させるのです。

しかし、寂しさだけではなく、
希望が描かれるのが本楽曲の特徴。

つまずいて転んでも
桜は綺麗だよ

という部分がまさにそれに当たる。

3番

特別な春の日差し
さようならも愛しているのよ
今頃君は目を覚ましているかな
おやすみとおはようが重なる

さよならも愛しているのよ

とポジティブに別れも受け入れようとしている。

春が持つ出会いと別れ。

楽曲全体を通して、その期待感と不安感が同時に描かれていましたが、最後には春らしく、明るくなおかつ前向きに楽曲は幕を下ろしていくのです。

ラストサビ

ねぇ今日も少し不安だよ
だったら見える糸君に巻いてあげる
電話の向こうでラジオが
「ベイベーダーリン」

繰り返す日々にもらった
プレゼントは君だ
ある日突然 心に灯る想い

サビ1と同じであるため、
細かい解釈は割愛致します。

感想

いかがでしょうか。

春というのは、春夏秋冬の中でも特に期待感や不安感が高まる季節だと思います。

そこから起因する情景が、具体的に抽出される歌詞からヒシヒシと伝わってきました。

【FM802/メロンソーダ】

MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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