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【King Gnu/壇上】歌詞の意味を徹底解釈!溢れ出す後悔の念。込められた想いに迫る!

2番

目に見えるものなんて
世界のほんの一部でしかないんだ
今ならそう思えるよ

本当に泣きたい時に限って
誰も気づいちゃくれないよな
人知れず涙を流す日もある

気丈に見える人ほど、多くの悩みを隠し持っていると言いますが、まさにそれに当たるものが歌詞では描かれています。

 

そもそもKing Gnuの大飛躍の裏で、常田さんがこんなに葛藤しているなんて私たちには知る由もなかったですよね。やはり誰しもが人知れず悩みを持っているのだなと改めて感じさせられる詞。

 

サルー
サルー

「目に見えているものはほんの一部」この言葉の教訓に改めて気付かされました。

履きなれた靴で出かけよう
靴音を高らかに響かせながら
決して足跡を消さないで
いつでも辿れば
君の元に帰れるように

痛いほど「後悔」が伝わる歌詞が続いていましたが

ここの歌詞もやはり圧倒的な後悔がみえる。

 

履きなれた靴は、おそらく「作り慣れた音楽」を比喩するもので、その後に続く「決して足跡を消さないで」や「君の元に帰れるように」という歌詞では『昔の自分に戻りたい』という願いがモロに伺えます。

 

サルー
サルー

痛いほど後悔の念が伝わる、、、

サビ2

そばにいて欲しいんだ、どんな未来でも
譲れぬものだけを胸に歩いていくんだ
自分の身の丈を知り、それでも
背けずに見つめられるかい?
骨までずぶ濡れの明日さえも
信じられるかい?

昔の音楽が好きな君に対して「そばにいて欲しい」というのは、すなわち「これから原点に戻るよ」というメッセージのように受け取ることができる。

 

それを裏付けるように常田さんは

もう1回音楽と向き合うスタンスを取り戻したい。その思いは4人共通で、2020年はもう一度“King Gnuのポップス”を考え直す年になる。

とコメントを残していました。

 

音楽の方向性を変えたら人気の飛躍は終わるかも知れない。そのリスクを踏まえたうえで考え直そうとしているから「骨までずぶ濡れの明日さえも信じられるかい?」と自問するような歌詞が綴られている。

3番

最終列車はもう行ってしまったけれど
この真夜中を一緒に歩いてくれるかい?
何時間かかってもいいんだ
ゆっくりでいい
この足跡を辿って
確かな足取りで帰ろうよ

2019年のKing Gnuは他を寄せ付けない勢いで、ヌーの群れを築いていった。歌詞では、それを止まることのない電車に対比している。

 

しかし彼は降りてしまったのだ電車から。

 

圧倒的な人気よりも自分のやりたいことを優先した。一度でも躊躇してしまったために「最終列車はもう行ってしまった」のです。むしろそうしないと自分が擦り減るだけなのだ。

 

だから自分の音楽の足跡を再び辿ることを決意する。

 

「壇上」というタイトルに見合うように、本楽曲の歌詞では圧倒的な「後悔」と、それと同じくらいの強さで「決意」が描かれていたのです。

感想

やはり常田さんの想いがそのまま音楽化されたものだったなと改めて。足跡を辿ることを決意した彼らが生み出していく今後の楽曲が楽しみでなりません。

 

ふと「勝って兜の緒を 締めよ」という言葉を連想した私ですが、本楽曲を通して常田さんの音楽に対する貪欲さをこわいくらいに感じました。普通のアーティストならこのままの路線で「売れる」ことを意識して型にハマり続けたいと思うのが普通と思うんですよ。

 

とにかく2020年のKing Gnuが楽しみでならない。

 

合わせて読みたい【King Gnu】歌詞の意味解釈やアルバム情報、バンド情報など全てのまとめ!

 

【King Gnu/壇上】

歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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