サビ2
傾いてしまった 天秤の横で私に笑った
もう君の場所はないと 帰りたくても
もう帰れなくなって
言葉1つの重さも 知らなかったんだ
私の犠牲になってくれよ
理想鏡は どこへ消えた
天秤にかけられているのは
自分と鏡の中の自分です。
鏡の中の自分という
偽りの自分が優位にたったのです。
現実社会から一度目を背けた主人公は
戻れなくなってしまいます。
3番
変わり果てた姿で
私に偽りの笑みを浮かべていた
また嘘を吸い込んで
君は新しい偽を作って吐くのでしょう?
器にすぎない あいつにはなれない
全て作り上げた 理想鏡
現実社会に溶け込むために作った
偽りの自分。
これは、いつの間にか
本人の面影がなくなるくらい
変わり果てた姿になっていたのです。
嘘に嫌気がさしていた主人公でしたが
いつの間にか嘘を吐く自分を
自ら、つくっていたのです。
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ラストサビ
壊したかったが 壊せなかった
私の理想鏡は ここしかなくて
意味もなく手を差し伸べてしまった
鏡の奥へ
To virtualize a lie
非現実的現状 ありもしない鏡像
消えていく境界線を
返してくれよと帰してくれよと
もう一度 やり直させて欲しくて
本物はここにいるんだ
「それは違う、違うんだ」
幻影の私を愛さないで 忘れないで
お願い 想いを馳せて 誓うよ
“I won’t lie to you again. You have my word.”
嘘を吐く自分を止めたかったが
止めることができなかったのです。
なぜなら、そうすることでしか、自分の場所を作ることができなかったからです。
しかし、偽りの自分の存在に
常に主人公は葛藤しています。
周囲が愛してくれたとしても
所詮は偽りの自分なのです。
本物はここにいるんだ
「それは違う、違うんだ」
幻影の私を愛さないで 忘れないで
という部分がそれにあたります。
“I won’t lie to you again. You have my word.”とは
私はもう嘘をつかない。そう約束する。
という意味です。
感想
主人公の葛藤に強く共感できたと思います。
- 現実社会に適応するため
- 周囲に評価されるため
人は誰でも偽りの自分を
持っているのではないでしょうか。
人間の本質が描かれた歌詞
であったと思います。
また「ホロネス」本来の意味である
「虚」という言葉は
美波の人気曲
「ライラック」にも登場します。
もしかすると関係があるのかもしれません。
時間がある方は是非どうぞ↓
そしてこちらも。
以上!【美波/ホロネス】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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