【Official髭男dism】の
「115万キロのフィルム」について
歌詞とタイトルの意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
愛する女性に向けての心からのメッセージ
が男性目線で綴られていきます。
結婚式の定番ソングともなってきましたね。
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楽曲名「115万キロのフィルム」とは
本楽曲の「フィルム」は
「写真フィルム」
のことを意味しています。
撮影すればするほど、
フィルムは長くなっていきます。
ここがタイトル解釈のポイントで
「115万キロという長さのフィルム」
を作る為には
「80年間」
撮影を続ける必要があります。
つまり
- 生涯をかけて撮影を続ける
- 一生、君のそばにいる
といった主人公の「想い」や
「誓い」の全てが凝縮されているのです。
「115万キロのフィルム」
どれだけ素敵なタイトルなんだ、、、
また、本楽曲が素敵なのは
タイトルだけではありません!
男目線で紡がれていく丁寧な歌詞も、本楽曲の魅力を引き出すうえで、絶対に欠かせない要素の一つです。
では、本題の歌詞に迫っていきましょう。
歌詞
これから歌う曲の内容は
僕の頭の中のこと
主演はもちろん君で
僕は助演で監督でカメラマン
目の奥にあるフィルムで作る
映画の話さ Ahくだらないなと笑ったんなら
掴みはそれで万事OK!
呆れていないでちょっと待って
きっと気に入ってもらえると思うな
ここまでのダイジェストを
少しだけ見せるよ初めて喧嘩した夜の涙
個人的に胸が痛むけれど
そのまま見続けよう
ごめんねと言って
仲直りして手を握って…ほら、ここで君が笑うシーンが
見どころなんだからさ Ah
写真にも映せやしない
とても些細なその仕草に
どんな暗いストーリーも
覆す瞬間が溢れてる
どれかひとつを切り取って
サムネイルにしよう
とりあえず今の所はきっと10年後くらいには
キャストが増えたりもするんだろう
今でも余裕なんてないのに
こんな安月給じゃもうキャパオーバー!
きっと情けないところも
山ほど見せるだろう苗字がひとつになった日も
何ひとつ代わり映えのない日も
愛しい日々尊い日々
逃さないように忘れないように
焼き付けていくよ今、目を細めて恥じらいあって
永遠を願った僕たちを
すれ違いや憂鬱な展開が
引き裂こうとしたその時には
僕がうるさいくらいの声量で
この歌何度も歌うよ
だからどうかそばにいて
エンドロールなんてもん
作りたくもないからクランクアップがいつなのか
僕らには決められない
だから風に吹かれていこう
フィルムは用意したよ
一生分の長さを ざっと115万キロほら、ここで君が笑うシーンが
見どころなんだからさ Ah
写真にも映せやしない
とても些細なその仕草に
どんな暗いストーリーも
覆す瞬間が溢れてる
どれかひとつを切り取って
サムネイルにしようさあ、これから生まれる名場面を
探しにいこうよ
酸いも甘いも寄り添って
一緒に味わおう
フィルムがなくなるまで撮影を続けようこの命ある限り
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歌詞の意味・解釈
1番
これから歌う曲の内容は
僕の頭の中のこと
主演はもちろん君で
僕は助演で監督でカメラマン
目の奥にあるフィルムで作る
映画の話さ Ah
歌声を強調させる歌い出しで
これから歌う曲の内容は…
と、語りかけられることで、本楽曲の歌詞が
- 主人公から君へ語りかけるように綴られていくこと
- 物語風に展開されていくこと
を把握することが出来る。
リスナーもついつい歌詞に注目してしまうテクニックを用いているのです。
そして主人公は二人を
「カメラマン」と「主演」
に対比させています。
自分がわき役に回ることで、
君を引き立てようとする主人公。
どのような物語が展開されていくのでしょうか。
くだらないなと笑ったんなら
掴みはそれで万事OK!
呆れていないでちょっと待って
きっと気に入ってもらえると思うな
ここまでのダイジェストを
少しだけ見せるよ
掴みはそれで万事OK!
とユーモアを漂わせる気さくな主人公は
目の奥にあるフィルム(想い出)
を君に語りかけていきます。
初めて喧嘩した夜の涙
個人的に胸が痛むけれど
そのまま見続けよう
ごめんねと言って
仲直りして手を握って…
まずは、初めて喧嘩した日のこと。
「え?いきなり喧嘩の想い出?」
と、なっちゃうかも知れませんが
喧嘩した日々も、
今の二人を作り上げた大切な構成要素
なのです。
また喧嘩をすることで、今まで我慢していた本音をぶつけ合うことができ、より一層お互いを知ることができます。
だから
「個人的に胸が痛むけれど」
と、傷心を承知で向き合おうとしている。
サビ1
ほら、ここで君が笑うシーンが
見どころなんだからさ Ah
写真にも映せやしない
とても些細なその仕草に
どんな暗いストーリーも
覆す瞬間が溢れてる
どれかひとつを切り取って
サムネイルにしよう
とりあえず今の所は
ついにきた主人公お気に入りのシーン!
どこのシーンで君が笑うかを把握している様子からは、何度もその映像を見た(回想した)という、健気さが伝わる。
主人公にとっては君の笑顔が全て
であり、それさえあれば、今後どんな問題が起きても乗り越えていけると確信しているのです。
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2番
きっと10年後くらいには
キャストが増えたりもするんだろう
今でも余裕なんてないのに
こんな安月給じゃもうキャパオーバー!
きっと情けないところも
山ほど見せるだろう
1番は
「君との想い出の回想」
が、題材とされていましたが
2番以降は
「君との未来の展望」
が、描かれていきます。
キャストとは、子供の対比。
10年後に築き上げているはずの家庭を夢に見ては、現実の問題までリアルに考えて
キャパオーバー!
と叫びを上げる。
それだけ真剣に君との未来を描いている。
苗字がひとつになった日も
何ひとつ代わり映えのない日も
愛しい日々尊い日々
逃さないように忘れないように
焼き付けていくよ
入籍して苗字が変わる
そんな特別な日も、ありきたりな日常も
全てを脳裏に焼き付けていく。
長い時間の幸せを築くには、特別な日のお祝いもそうですが、実はありきたりな日常の充実の方が大切なのです。
サビ2
今、目を細めて恥じらいあって
永遠を願った僕たちを
すれ違いや憂鬱な展開が
引き裂こうとしたその時には
僕がうるさいくらいの声量で
この歌何度も歌うよ
だからどうかそばにいて
エンドロールなんてもん
作りたくもないから
描かれるは結婚式の情景。
- 家庭の夢を語り合って
- 入籍したときを夢見て
- 結婚式の情景を歌う
なんときらめかしい2番だったのでしょうか。
光に満ち溢れた歌詞は、今後の二人を照らすようです。
3番
クランクアップがいつなのか
僕らには決められない
だから風に吹かれていこう
フィルムは用意したよ
一生分の長さを ざっと115万キロ
クランクアップとは、撮影が終了すること。
ここでは、人生の終了を意味する。
そしてタイトル「115万キロ」が登場。
タイトル解釈でも解説したように
「一生を誓う意味」が込められています。
藤原さん曰く
というメッセージも込められているとのこと。
改めて素敵すぎる、、、
ラストサビ
さあ、これから生まれる名場面を
探しにいこうよ
酸いも甘いも寄り添って
一緒に味わおう
フィルムがなくなるまで撮影を続けようこの命ある限り
最後は、まだ見ぬ未来をワクワクさせるような言い回しで締められる。
主人公と君が作り上げる映画。
それがいつ終わるのか、なんて誰にも分かりません。
だからこそ、命ある限り紡いでいくのです。
感想
アルバム「エスカパレード」の1曲目に収録された「115万キロのフィルム」
こんな大作を1曲目に、、、
心奪われるは必至ですね。
男目線で描かれる歌詞に
- 男性は「共感」
- 女性は「愛情」
を覚えたと思います。
こんな一生ものの愛を歌われたら、女性はたまらないはず。
最強の結婚式ソング
と言っても過言ではないですね。
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歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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