【菅田将暉×仲村倫也】の「サンキュー神様」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。
✔ 「サンキュー神様」が意味することとは?
✔ 暗闇の中でこそ光り輝く仲間(当たり前)
✔ どんな状況も捉え方次第で幸福に
現状に苦しみを感じている人は是非一緒に歌詞を読み込んで頂きたい、感慨深いポジティブナンバーでした。
スポンサーリンク
仲間との時間の価値を見つめ直した幸せ
今回紹介していく「サンキュー神様」は、菅田将暉×仲村倫也からなる豪華コラボ楽曲。
なんでもコロナウイルスの自粛期間に菅田将暉の方から「モノ作りをを通して、一緒にできることはないか」と仲村倫也に提案し、制作に至ったとのこと。
またコーラスに「木村佳乃」「chay」が迎えられているところも注目ポイント。さらにはYouTube上に公開されたMVには松坂桃李も出演していますし、菅田将暉の人脈の広さが垣間見えますね。
そして本記事にて最注目していく歌詞は菅田将暉と仲村倫也で作られており「仲間との時間の価値を見つめ直した幸せ」というテーマの元、さらにプラスアルファで「さらに多くの人に共有できるものにしよう」という提案を組み合わせたとのこと。
仲村倫也が星3つと自画自賛する歌詞。どのような内容が綴られているでしょうか。とその前にまずはタイトル名に着目していきます!
楽曲名「サンキュー神様」とは
神への感謝を無邪気な形で示す「サンキュー神様」が本楽曲のタイトル名。
特に癖があるタイトルではないので、曲名が示す意味については、言及するまではないかなとは思いますが、神様に感謝するときって偶然的な喜びを感じたときですよね。
そして前の章でも述べましたが、本楽曲には「仲間との時間の価値を見つめ直した幸せ」というテーマがあります。
コロナウイルスで自粛期間が続く今だからこそ、今まで当たり前に存在していた「仲間との時間」を見つめ直し価値観を実感することができたのでしょう。
これらを考慮すると「(こんなにも大切な仲間と出会わせてくれて、仲間の価値を実感させてくれて)サンキュー神様」といった意味合いが隠れているのだと推測することができます。
それでは本題の歌詞の内容に迫っていきましょう。
スポンサーリンク
歌詞
大丈夫だから 簡単にゃ言えないけど
ほら力を抜いて 君だけが歩ける砂利道の先で
笑い合えたなら 簡単にゃいかないけど
その涙わすれないで 太陽はそっと微笑むはずさ地平線のように シンプルに生きたいけど
なかなかそんなに うまくいかない世界
朝まで飲み明かし 傷をなめあい
泡のようにいっそ 消えたい日もあるよな不器用さ お互い この先も凸凹とあるだろう
それもきっと悪くない あのかみなりに花束を
サンキュー神様大丈夫だから 多くは持てないよ
ほらまた一歩ずつ 青空の映る水たまりを越えて
お前が手にした その新しい旅に
ささやかな幸せが ずっとそっと訪れますように当たり前のことに感謝する素直な気持ちになれたのは
お前だけじゃない 泥だらけの靴履いてさ走れ 叫べ サンキュー神様
仲間はいるから 安心して行ってこいよ
最後の背中を 押させてくれて本当にサンキューサンキュー
言葉はいらない もう何もいらないよ
しっかり前を向いて お前の道をただ行くだけさ大丈夫だよな? 大丈夫だよな
僕らの手の中 きっと光はあるよ
作詞:菅田将暉・中村倫也・CHI-MEY
歌詞の意味・解釈
1番
大丈夫だから 簡単にゃ言えないけど
ほら力を抜いて 君だけが歩ける砂利道の先で
笑い合えたなら 簡単にゃいかないけど
その涙わすれないで 太陽はそっと微笑むはずさ
まず先にお話ししたいことが1つ。
それは本楽曲の中に存在する歌詞の中で「大丈夫」という言葉が、1つのキーワードになっていることです。
大丈夫とは
- あぶなげがなく安心できるさま
- 強くてしっかりしているさま
を表現する言葉です。これを他人に向けて使うのですから「安心させたい」「励ましたい」という意図が送り手にあることは言うまでもありません。
そしておさらいしたいのですが、本楽曲はコロナ禍の中で生まれた楽曲になります。
もちろんこの現状だけを切り取ってみると「サンキュー神様」というタイトルは不似合い。しかしこの闇の中でこそ「大丈夫」というような励ましの言葉は光り輝く。
簡単に確証を持って言えない言葉だけど、悲しみの涙を晴らすのには十分な言葉なのです。
回りくどい解説をしていますが、確かに言えることは「大丈夫による励ましの意が強い」ということは誰しもが感じているのではないでしょうか。
地平線のように シンプルに生きたいけど
なかなかそんなに うまくいかない世界
朝まで飲み明かし 傷をなめあい
泡のようにいっそ 消えたい日もあるよな
続く歌詞では「コロナ禍である今では実現しにくい現実」が描かれています。
仲間たちとの大切な時間。
定例の飲み会なんて何も生産性がなく取るに足らないものだったはずなのに、それが失われた世界(うまくいかない世界)で、価値の高さに気付き渇望しているのです。
ここは「仲間との時間の価値を見つめ直し…」という楽曲テーマが色濃く反映されている部分ですね。
不器用さ お互い この先も凸凹とあるだろう
それもきっと悪くない あのかみなりに花束を
サンキュー神様
窮地に立たされている状況だからこそ、お互いに励まし合い、支え合うことが大切になる。
むしろこの苦境が仲間の大切さを見つめ直すきっかけになってくれた。
「太陽」「水たまり」など、天候を連想させるワードが多く起用されている本楽曲の歌詞において「かみなり」という悪天候を知らせるワードは、現代の苦境を対比しているのでしょう。そして花束は希望や幸福の意を持ちます。
つまりこの現代の苦境に対して不満を述べるだけはなく伝えるべきは「サンキュー神様」といっているのです。
暗の中で明を提示するかなり前向きな捉え方だなと。続く歌詞ではさらに楽曲のメッセージ性がダイレクトに表現されていきます。後を追っていきましょう!
スポンサーリンク
コメント