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【ヨルシカ/又三郎】歌詞の意味を徹底解釈!コロナ禍で憂鬱を感じている私達にぶっ刺さる詩。

3番

青い胡桃も吹き飛ばせ
酸っぱいかりんも吹き飛ばせ
もっと大きく 酷く大きく
この街を壊す風を

3番の歌詞は小説「風の又三郎」の

どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう

上の詩とほぼほぼ重なります。風の又三郎において最も馴染みの深い部分ですね。

 

現代社会に対するメッセージもしっかり込めつつも、オマージュ作品としての形を残しているわけです。

 

ラストサビ

吹けよ青嵐
何もかも捨ててしまえ
悲しみも夢も全て飛ばしてゆけ、又三郎
行けば永い道
言葉が貴方の風だ
誰も何も言えぬほど
僕らを呑み込んでゆけ

どっどど どどうど

言葉が貴方の風だ。

そうつまり本当に嵐なんてものは来ない。

湧くべきなのは嵐のように世界を変える自分の言動力なのです。

 

現代社会の憂鬱も、悲しみも夢も、全て変えられるのは僕たち一人一人の言葉だけ。

長いものに巻かれない風の又三郎のような芯を持つことが、この憂鬱で閉塞した社会の突破行になるのだ。

 

感想

初見聴きして歌詞を見たときは「ナブナさんにしては珍しく捻ってないな〜」と思ってましたが、細かく解釈してみるとシンプルながらもすごく現代風刺の効いた内容でした。

 

僕もコロナ禍の日常が窮屈でたまらないと日々感じており、なにか刺激が欲しいと思うことが増えたのですが、本楽曲を聴いて「刺激が欲しいじゃなくて刺激を呼び込もう」と思えるようになりました。

 

【ヨルシカ/又三郎】

歌詞の意味の解釈でした!

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コメント

  1. たーめん より:

    くるみは胡桃と漢字で書きますが、
    こちょうとは読めません。
    桃は「もも」、「とう」と読みます。
    「ちょう」とは読みません。

    なので、「胡蝶の夢」は今回の歌詞には、全くもって何の関係もないと思います。

    • サルーサルー より:

      たーめんさんコメントありがとうございます。
      そして仰る通りです。
      恥ずかしながら胡桃と胡蝶を見間違えて解釈に移ってしまったようです。

      ご指摘ありがとうございます!

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