文字通り四六時中音楽を漁り続けているサルー(@saluteproject)です。
今回は自称「藤井風信者」である私が、絶対に聴いておくべきおすすめ人気曲BEST6を紹介していきます。
各楽曲共に
- 楽曲の詳細と試聴
- 歌詞
- リスナーの感想
込みで、徹底的に紹介していくので、これから藤井風を聴いていくという人は是非最後まで読んでみて下さい。
有名曲多めで紹介していく為、特に初心者の方におすすめの記事かなと思います。
ではさっそく紹介していきますね。試聴の音源を再生しつつ閲覧していくのがおすすめの読み方です◎
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6位 旅路
楽曲の詳細
2021年3月にリリースされたドラマ「にじいろカルテ」の主題歌。
藤井さんは本楽曲について「自分の内側から勝手に溢れてくるような、あったかい音楽を添えられたら…」とコメントしています。
過去の失敗を振り返り、後悔しながらも「この先も人生は続いていくから」と前を向いていく楽曲は、温かくもあり、心地良くドライでもあります。
「人生はいつか終わる」
そんな吹っ切れた概念のもとに綴られる、ちょっとドライな歌詞をぜひ一度堪能してみてください。
歌詞(一部抜粋)
あーあ
僕らはまだ先の長い旅の中で
誰かを愛したり 忘れたり
色々あるけど
あーあ
いつの間にかこの日さえも懐かしんで
全てを笑うだろう
全てを愛すだろう作詞:藤井風
リスナーの感想
旅路を歌う風さんの声は、他のどの曲を歌っているときよりも優しくて温かくてそして人懐っこい。大丈夫だよ、みんな同じだよって言いながらも、泣きそうになる自分に一生懸命言い聞かせているみたい。
なんだろう、自然に涙が。
何度も聴きにきてしまう。大丈夫だよと寄り添って貰ってる気持ちになるからかな。40年以上人間やってきてると、まぁ、つらいことは人並みにはあるけれど、皆さんに比べたら平凡な人生な私でさえ揺さぶられる歌です。風くんを知り、はや1年。1番好きな曲かもしれません。そして、人生をあきらめず頑張ってる人達全てに贈りたい曲。
「色々あるけど」ってなんか、好きじゃない言葉なんだけど、こんなに心にしっくりきたの初めてかも。新しい価値観をありがとう。
5位 青春病
楽曲の詳細
2020年10月にリリースされた「青春病」。
頭サビから始まる本楽曲はわりとキャッチーな方なのに、歌詞で綴られている内容は王道のソレとは全く正反対。
青春を捨てるな!とかいうありきたりな熱さではなく「青春を捨てる強さ」という異質かつ共感性の高い内容が綴られていくのです。
諦めない青春に苦しんでいる人にとって、ものすごくぶっ刺さる内容になっていると思います。私もぶっ刺さりました。
逆に青春真っ最中の若者は「青春の儚さ」を知ることで、より青春に熱くなれると思います。
どの世代にもおすすめしたい藤井風の代表曲。
歌詞(一部抜粋)
青春の病に侵され
儚いものばかり
いつの日か粉になって散るだけ
青春はどどめ色
青春にサヨナラを作詞:藤井風
リスナーの感想
the青春!enjoyしようぜ!みたいな雰囲気の歌が苦手なjkです。藤井風さんが歌うこの歌は心にスっと入ってくるというか、じんわり馴染むというか、リラックスして聴くことができるしすごく幸せな気持ちになれる。
藤井風のR&Bみたいなハネた歌い方とフェイク、日本に短い曲が多いなかでのFメロまである長さ、イントロでのボーカルチョップという手法(EDMで良くやる)と80年代くらいを彷彿とさせるシンセ、他にも沢山工夫が凄い。
青春てなんだ。青春らしいことしてない。恋もしてない。いかに早く家に帰るか、帰ったらとにかく練習。練習。練習。学校で居場所ないけど、そんなことどうでもよいくらい音楽にどっぷり。そうかそれも青春だったんだ。と、思い出しもしなかった頃を、思い出させてくれた曲です。
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4位 何なんw
楽曲の詳細
藤井風の人気火付け役となったデビュー曲。
一見「w」が付いたふざけた楽曲のように思ってしまいますよね。それは罠です。正体は歌詞の奥ゆかしさとメロディのお洒落さを持ち合わせた超スルメ曲でした。
実は楽曲の「おしゃれ感」はGM7→F#m7→Bm7というエモいコード進行が根底にあります。「丸の内サディスティック」や「愛を伝えたいだとか」、「東京フラッシュ」などが同じ。上記の楽曲も好む傾向にあると言えるでしょう。
藤井風の地元「岡山」の方言が満載なのに、自然と口ずさみたくなる魔力が「何なんw」には秘められています。
これから藤井風楽曲を聴いていく。
という方には最もおすすめしたい人気曲です。
歌詞(一部抜粋)
それは何なん
先がけてワシは言うたが
それならば何なん
何で何も聞いてくれんかったん
その顔は何なんw
花咲く町の角誓った
あの時の笑顔は何なん
あの時の涙は何じゃったん作詞:藤井風
リスナーの感想
最初に聞いた時、歌詞が岡山弁ぽいな〜と思ったけど、まさかと思って一旦スルーして、なんか気になってまた戻って。いや、やっぱりそうだった…!しかもゴツめの!!って気づいた時の興奮が忘れられん笑 岡山弁をこんなに上手に組み込むこととかできるんやなあ。 音楽と方言がめちゃめちゃ気持ちいい。
3位 優しさ
楽曲の詳細
「優しさ」という感情の最強さを知らしめる1曲。
本当にこの楽曲には心を持っていかれました。
もうほんと歌詞が良すぎるんですよね。
圧倒的な優しさを前に劣等感を感じてしまう「優しさに 触れるたび わたしは恥ずかしい」やそれ以上の現象を起こす「優しさに殺られた」といった歌詞。
圧倒的な優しさを前に人間は為す術ナシ。
「優しくなりたい」といった単純明快な感情を最近感じてないなといった方には刺さるかも知れません。とにかくおすすめすぎる名曲。
それと余談ですが本楽曲には【斉藤和義/やさしくなりたい】を彷彿させるものがあります。これについては別記事で語っているのでコアなファンは覗いてみてください。
歌詞(一部抜粋)
今何を見ていた あなたの目を見てた
優しさに殺られた あの人の木陰で
今何を見ていた あなたの影を見た
優しさに震えた あの腕の中で作詞:藤井風
リスナーの感想
個人的に宇多田ヒカル以来の衝撃だし、同じ感じで海外育ちのエリートとかかなと想像してたけど、岡山から出たことなかったというから驚き…(音楽一家で両親の影響で他ジャンルの音楽に触れてきたという共通項はあるけど) 英語の発音も良い。どこにいても学べるし吸収できるし発信できるっていうのが、20年前とは違う形で天才を生んでる、今の時代だなと思う。
何かの主題歌になりそうじゃなくて、この歌から物語や作品が生まれる気がする。たくさんの人の感性を揺さぶって、想像させて、人生を豊かにしてくれる歌だと思った。本当に出会えてよかった。
自分の心がとげとげして、ドロドロして なんでこんな自分なんだろうと思うとき 優しさがそっと包んでまるく溶かしてくれるんだと風さんが教えてくれました。そんなふうに思えるようになったことに なんだか涙が出そうになります。 優しさと出会えたこと とてもとても嬉しかった。
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