サビ１
新時代はこの未来だ
世界中全部 変えてしまえば 変えてしまえば
果てしない音楽がもっと届くように
夢は見ないわ キミが話した 「ボクを信じて」
さきほどの歌詞では《夢の中に居させて I wanna be free》と歌われていましたが、ここでは《夢は見ないわ》と真逆の歌詞が歌われています。
シンプルに捉えれば、現実離れした夢のように自由な世界を、夢ではなく現実のものにしてやろうという彼女の自信を投影した歌詞であると言えるでしょう。
ただ、この歌詞は作品を見る前と後で全く違う受け取り方ができる歌詞の代表格だと私は感じています。
映画のストーリーを知って初めて解釈が完成する歌詞です。
まだ作品をご覧になっていない方は、映画を見て新しい音楽体験をぜひ体験してみてください。
２番
あれこれいらないものは消して
リアルをカラフルに越えようぜ
ミュージック 今始まる ライジング目をつぶりみんなで逃げようよ
今よりイイモノを見せてあげるよ
この歌を歌えばDo you wanna play? リアルゲーム ギリギリ
綱渡りみたいな運命 認めない戻れない忘れたい
夢の中に居させて I wanna be free
見えるよ新時代が 世界の向こうへ
さあ行くよ NewWorld
2番の歌詞の内容も基本的には1番と変わりません。
残酷な現実への嘆きと現実からの逃避、そして新たな時代への渇望。
こんな世の中を自分の歌声で切り裂いて、夢のような世界を実現させたいという願い。
物語の根幹とも言える彼女の想いが主題歌ということもあり何度も繰り返されており、これは主題歌以外の楽曲でも一貫しています。
ラストサビ
信じたいわ この未来を
世界中全部 変えてしまえば 変えてしまえば
果てしない音楽がもっと届くように
夢を見せるよ 夢を見せるよ 新時代だ新時代だ
果てしない音楽が世界中に届き、人々が幸せに暮らせるように世界を変えてしまいたい。
そんな「新時代」をウタは夢見ていて、物語はそんな彼女の願いを中心に展開されていきます。
「後で聴くと、作品のすべてをこの曲が語っていることに気付くんですね。ホントに映画を観ないと伝わらないです！」
とAdoさんが語っていたように、今回の楽曲は作品を見る前と見た後で全く聞こえ方が変わる楽曲になっています。
先ほど紹介したサビの一部分然り、楽曲全体の印象然り。
いかにこの楽曲が「ONE PIECE FILM RED」という作品の主題歌であり、ウタという人物の全てを体現した楽曲であるかがわかると思います。
繰り返しになりますが、楽曲の意味を知りたい方はぜひ劇場に足を運ばれてみてください…！
ウタの歌唱パートも非常に多く、映画館の大音響で聴くAdoさんの歌声は圧巻です。
【Ado／新時代】
歌詞の意味の解釈でした！
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