アルバム
『泣きたくなるほど嬉しい日々に』の収録曲
「私を束ねて」について
歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
カオナシさん作詞というだけあって
かなり意味深な表現が多いです。
是非、最後までご覧ください!
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楽曲名「私を束ねて」とは
「束ねる」とは
一つにくくること。
また、くくったもの。
という意味になっています。
「私を束ねて」で
まとまらない私をまとめて
といった懇願的なところでしょうか。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVはありませんが
こちらは「泣きたくなるほど嬉しい日々に」の
全曲トレーラーになります。
4:11秒から流れるのが
当楽曲「私を束ねて」になります。
歌詞
誰も分からないことを言って
誰かを不思議がらせてみたいな
誰も知らない歌を聴いて
少ない誰かと繋がりたいな変な人ってどんな人
そりゃあ普通じゃないってことでしょう
普通の人って見たことないけど
とにかくその他に束ねてよ束ねてよ お友達になりましょう
流行りの言葉の 何かを当てはめてよ「可愛いものが好きな私可愛い」
うん まあ良いでしょう
そういう目で見る奴なんかよりも
ずっとマシでしょうどこに控える透明人間
掲げてるそれは鬼の首じゃなくて
誰かの揚げ足です
でもどうぞどうぞ束ねてよ束ねてよ お友達になりましょう
流行りの言葉の 何かを当てはめてよ束に刺さる旗 目当てでした
話題と寝てみたいだけでした
虎の穴にも 入らないなら
威を借るきつね蕎麦でも啜れ啜れ束ねても束ねても
誰かにはならないでしょう
流行りの言葉よりは
長く生きるつもりだしどの道歩いたって歩かずに座り込んだって
色違いの似たような雨に濡らされていくだけで
変わらないな選択日和の好転機か
Tシャツが染まるくらいなら
大した問題じゃない
それくらい
それくらい
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歌詞の意味・解釈
誰も分からないことを言って
誰かを不思議がらせてみたいな
誰も知らない歌を聴いて
少ない誰かと繋がりたいな
主人公が抱えている感情は
ありふれた人間ではなく
周りとは違う特別な人間でありたい。
しかし、どこかで同じでありたい。
といったところでしょう。
この感情に共感できる人は多いと思います。
変な人ってどんな人
そりゃあ普通じゃないってことでしょう
普通の人って見たことないけど
とにかくその他に
普通か異常(変)かどうかは
個人の価値観で異なる物差しで決まります。
- 普通の人
- 変な人
というのに境界線はなく、
あくまで主観的な判断です。
だから
普通の人って見たことないけど
とあるのです。
他人の価値観で変わる自分の評価を
皮肉に思っているのかも知れません。
束ねてよ束ねてよ お友達になりましょう
流行りの言葉の 何かを当てはめてよ
上でも記述しましたが
束ねるとは
ひとつにまとめるということ。
束ねてよとあるため
これまでの流れから察するに
私の価値(評価)を一つにまとめてよ
と言いたいのかも知れません。
流行りの言葉の 何かを当てはめてよ
とはどういうことでしょうか?
誰でも知っている言葉で
自分の評価を定めてよ
と言いたいのかも知れません。
主人公は他人からの評価に敏感なのでしょう。
「可愛いものが好きな私可愛い」
うん まあ良いでしょう
そういう目で見る奴なんかよりも
ずっとマシでしょう
「可愛いものが好きな私可愛い」
こういった感覚がある人は少なくはない。
むしろ多くの人の中に無意識にあるのです。
そういう目で見る奴というのは
そう思っている人を傍らで見る他人です。
人を皮肉な見方しかできない人
を軽蔑しているのでしょう。
どこに控える透明人間
掲げてるそれは鬼の首じゃなくて
誰かの揚げ足です
でもどうぞどうぞ
ここでいう透明人間とは
- 堂々と物事を言えない人
- 影口をたたく人
のような人間を指します。
揚げ足を取るとは
人の言いまちがいや言葉じりをとらえて
非難したり、からかったりすることです。
そんな人たちに対して
またもや軽蔑の意を込めて
でもどうぞどうぞ
と言っています。
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