3番
君みたいに優しく なりたいだけ
祈る声は激しく あと少しだけ
心の底から触れ合うまで
君と繋がっていたいだけ怯えてばかりで 恥ずかしくなるよ
そこから見ていてね 大丈夫 ありがとう
前半は1番と同じ歌詞の内容。
『~~だけ』と繰り返すさまからは、君のお墓の前から離れられない。前を向くことができない、理由を羅列しているようにも見えます。
そんな言い訳の根底にあるのは、
1番で述べたような
『君と再び交わりたい』という願いです。
頭では無理だとわかっていても、
簡単に受容できる訳がないのです。
しかし、時間とともに主人公も冷静さを取り戻してきます。
そして、いつまでも前を向くことが出来ない自分を客観的に見て、『怯えてばかりで 恥ずかしくなるよ』と言っています。
君がいなくなり、こんなにもダメになる自分を恥ずかしく感じる反面、君への愛おしさを再認識して、寄る辺なさを感じているのではないでしょうか。
このままじゃ一向に前に進めない
と分かっている主人公は、
気持ちを無理やり抑制して
そこから見ていてね 大丈夫 ありがとう
と、君のお墓を後にします。
感想
完全に独創世界を語ってしまいましたが、自分でもびっくりするほどのめり込んでしまい、主人公の感情に共感してしまいました。
『ごめんね』というタイトルながら
『ありがとう』で終わる点も興が深い。
歌詞の言葉自体は、
米津さんが描くにしては珍しく
ストレートな表現から構成されていましたね。
その分、心に直に響いてきて、
涙腺が刺激されたのは私だけではないはず。
「Flamingo / TEENAGE RIOT / ごめんね」
対照的な曲調の楽曲達ですが、どれもがリード曲という立ち位置になっても、差し支えないような名曲揃い。今回のシングルを通し、改めて底知れない音楽の引き出しに圧巻されました。
合わせてこちらもどうぞ。おすすめです。
【米津玄師/ごめんね】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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