2番
好きになろう 嫌いになれたらな
努力してもダメね結局は恋も愛も憧れも夢も信念も
呼び方が違うだけ
かかった人にだけ
価値が生まれる魔法の話
- 好きになろうとしても好きになれない
- 嫌いになろうとしても嫌いになれない
確かに、自分のことを好きじゃないという人は多くいると思います。しかし、心から嫌いかと言われると、そうではないでしょう。結局は、自分の一部分を好き嫌いしているに過ぎないのです。
また、好き嫌いに対して“努力してもだめ”
というのは、自分と向き合う瞬間だけではなく、友達間や男女間でも同じことが言える。まさに核心突いていますね。
そして、下の段落の
魔法の話
という歌詞は本楽曲が収録されているアルバム「MAGIC」と関連があるように思えます。
そんな、アルバムのコンセプトが垣間見える。
アブラカタブラ
テクマクマヤ リンリロン
スリートゥーワン ララララ
「アブラカタブラ」
というのは、誰もが聴いたことのある魔法の言葉ですね。
ここに関しては
魔法を想起させるために起用されたもの
で、深い意味と考えるべきかも知れませんが、少し深読みしてみます。
アブラカタブラの語源が「アラム語」
であることは皆さんご存知ですか?
「アブラカタブラ」をアラム語に直すと
「אבדא כדברא 」になるのですが
実はこれを日本語に直すと
「この言葉のように消えてしまえ」
という意味を持つのです。
何となく持っていた言葉のイメージとは、かけ離れているのではないでしょうか。
この楽曲に当てはめて言うと
“自分の好き嫌いを葛藤する
自分なんて飛んでいけ”
といったところでしょうか。
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ラストサビ
これからも毎日
ずっと一緒にいるんだし
どうせなら楽しい方がいい
そこは同じね
自分の心と身体。
両者を受け入れようとする精神
が描かれています。
ネガティブが起因する生々しい葛藤の後に、こうしてポジティブな言葉が綴られることで、前向きさがより強調されますね。
なにも恥ずかしい事じゃないのに
羨む必要なんてないのに
ああリズムも匂いも
誰と似ていたっていいんだよ
- 劣等感を感じる自分
- どこか他人より秀でていたい自分
に対して
“そうじゃなくでもいいんだよ”
とメッセージをかけている。
緊張が解けるような、
包容力の高いメッセージですね。
だからもうどこにも行かないでね
私も離さないようにするから
ああ芝生の緑に
寝転ぶようにそっと育てられたなら言う事は聞かないまでも
少しくらい仲良くなれたら
終始一貫して「心と私の対比」が描かれています。
あかるいよるに、黄昏て
自分を見つめ直す主人公ですが
これら全ての葛藤の背景には
自分と仲良くなりたい
という想いがあったのです。
感想
いかがでしょうか。
本楽曲「あかるいよるに」は、ラブソングテイストの語法からは一転して、「心と私」の対比。その葛藤が描かれているのだと解釈致しました。
自分とよく喧嘩する
というのは意外と多くの人が当てはまると思います。そういった意味ではかなり共感性の高い歌詞の内容だったのではないでしょうか。
時間がある方はこちらもどうぞ。
【back number/あかるいよるに】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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