【椎名林檎と宇多田ヒカル/浪漫と算盤】歌詞の意味を徹底解釈!卓越した人生観がここに。

2番

宇宙を因数分解したとこで自由と
孤独だけが待っているんでしょう

因数分解とは、数学で使われる言葉で

「足し算・引き算で表されている数式をかけ算の形に変形する」こと

を、意味します。

意味の文字列だけを並べても、歌詞の歌詞解釈には繋がりにくいように感じますので、もっと簡単言うと

小さく区画する

と、捉えても差し支えないと思います。

 

たとえば

x²-y²+2x+1

という式を因数分解すると

(x+y+1)(x-y+1)

になります。

 

はじめの式=宇宙

だと仮定すると

因数分解をすることで

その宇宙は、小さく区画されていくのです。

 

つまり、歌詞を解釈すると

自分の活躍できる場(宇宙)を、どんなに狭くしていったところ(因数分解したところ)で、待っているのは孤独な自分(ひとりぼっちな宇宙)だけ。

といったところでしょうか。

玄人で素人で労働者で生活者の侭
おもしろおかしく居させて
煩わしい役毎度請け負いたいです

虚しくとも 貴方を思うたび
僕は許されて行く 夢と現を結わえて

玄人で素人で労働者で生活者

というのは、人間の多面性を示しているのでしょう。

 

皆さんは

「ドラマツルギー」

という言葉をご存知でしょうか?

これは、

人間の行動は、時間・場所および、
オーディエンスに依存しているとされる。

という、ゴッフマンが説いた考えです。

 

本歌詞においては、まさにその考えが述べられており

 

そんな多面性のある自分、
ひいては人生を愉快に楽しんでいきたい

と、言っているのです。

スポンサーリンク

3番

きっと、そう浪漫抱えたら算盤弾いて
両極のど真中狙い撃てお願い勇気をくれ

疑わしい相手なら何時だって
自分ずっと進化したいよね

「論語と算盤」の渋沢栄一は

算盤とは、

科学技術を学び、
会社で仕事をして価値を生み出し、
国を豊かにすること

だとしています。

 

つまり歌詞では、人生を萬栄に楽しみ、なおかつ意志を持って働いて生きがいを構築していく為にも、無数の選択肢から人生の成功を掴み取っていく必要があること。その為にも、しっかりと、仕事をして価値を生み出し(算盤を弾いて)、国を豊かにすることに貢献する必要があること。を、訴えているのではないでしょうか。

 

そして上記を達成するためにも

常に自分をアップデートしていくこと

は、欠かせない要素なのです。

答え合わせ 貴方を知るほど
僕は正されて行く 捨てたものじゃない
ただ生きようと

またサビで毎度登場する「貴方」。

 

1番から総じてみると

  1. 貴方も同じ様に、一人生きている
  2. 貴方を思うたび、僕は許されて行く
  3. 貴方を知るほど、僕は正されて行く

と、語られています。

 

これが誰を示しているのか、明確な答えはありませんが、「敬愛心」だけは確実に伝わってくるのではと思います。

 

この記事を読んでいるあなたの

「敬愛している人」

を、当てはめて歌詞の世界に入り込むと、自分だけの楽曲の世界にのめり込むことができるのではないでしょうか。

感想

椎名林檎さんがインタビューで述べていたように、歌詞中に扇情的な表現はなく、むしろ「論語と算盤」という哲学的な教育要素が交わったような、ひと味違った深みを感じさせられました。

 

人生において答えを出していく

「算盤」という言葉がタイトルに使われた

「浪漫と算盤」

 

MVで敢えて「テトリス」を使って、それを表現しているのは、“常に最善の選択をしないといけない”というメッセージ性と“人生というゲームを楽しんでいこう”というメッセージ性の二つが掛け合わせられていたからだと考えています。

 

本楽曲は全体を通して

新しいけど、椎名林檎さんらしい。

人生に対する卓越した見解だなと。

 

サルー
サルー

私自身、働いているときの在り方について考えさせられました。職に対する愛を持つことが大切なんだなと。

 

【椎名林檎と宇多田ヒカル/浪漫と算盤】

MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました