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【椎名林檎/正しい街】歌詞の意味を徹底解釈!切なすぎる別れと後悔、涙なしでは聴けない。

【椎名林檎】

「正しい街」について

歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

涙なしでは聴けない。

切ない別れを歌うラブソングを紐解いていきます。

是非、最後までご覧ください。

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楽曲の基本情報

→Apple Musicでフル視聴する

 

今回紹介する「正しい街」は、椎名林檎の1stアルバム『無罪モラトリアム』の収録曲であり、2019年にリリースされた椎名林檎初のベストアルバム「ニュートンの林檎」の収録ナンバーでもある。

 

また、2018年には椎名林檎トリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』に収録されており、スピッツのボーカルである草野マサムネさんが歌唱(theウラシマ’Sというユニット名で提供)したことで話題を引き起こしました。視聴したことがない方は是非一度聴いてみてください。椎名林檎さんの正しい街、草野マサムネさんの正しい街、どちらも各々しか出せない色気がすごい。

 

サルー
サルー

個人的に椎名林檎ナンバーの中でも「正しい街」は指折りのお気に入りソング。当時、そのお気に入りソングを草野さんが歌うと知った時は、喜びと期待でワクワクが止まりませんでした。そして、期待以上にいい味を出してました…

楽曲名「正しい街」とは

タイトル名「正しい街」

これだけ見ても、楽曲タイトル名としての意図を掴むことはできませんね。重要なのは「正しい」の意義になるのですが、ここは下記に述べていく歌詞考察を行っていくことで明らかになってきます。

 

また、はじめに楽曲の背景をお話しすると

「正しい街」は、椎名林檎がデビュー直前、福岡で交際していた当時の恋人へ上京するための別れを告げた際のやりとりと心情を綴った曲。それを裏付けるように、歌詞にも福岡にある「百道浜」、「室見川」が登場する。 18歳の時に制作された曲で、林檎さんはこの曲を必ず「無罪モラトリアム」の1曲目に収録すると決めていたという。

と、いったところです。

 

サルー
サルー

では、大まかな楽曲背景を把握したところで、本題の歌詞考察に移っていきましょう。

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歌詞

あの日飛び出した
此の街と君が正しかったのにね

不愉快な笑みを向け
長い沈黙の後態度を更に悪くしたら
冷たいアスファルトに額を擦らせて
期待はずれのあたしを攻めた

君が周りを無くした
あたしはそれを無視した

さよならを告げたあの日の唇が一年後
どういう気持ちで
いまあたしにキスをしてくれたのかな

短い嘘を繋げ赤いものに替えて
疎外されゆく本音を伏せた
足らない言葉よりも近い距離を好み
理解出来ていた様に思うが

君に涙を教えた
あたしはそれも無視した

可愛いひとなら捨てる程いる
なんて云うくせに
どうして未だに君の横には誰一人居ないのかな

何て大それたことを夢見てしまったんだろう
あんな傲慢な類の愛を押し付けたり
都会では冬の匂いも正しくもない
百道浜も君も室見川もない

もう我が儘など
云えないことは分かっているから
明日の空港に最後でも来て
なんてとても云えない
忠告は全ていま罰として現実になった

あの日飛び出した
此の街と君が正しかったのにね

作詞作曲:椎名林檎

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歌詞の意味・解釈

1番

あの日飛び出した
此の街と君が正しかったのにね

楽曲考察欄でも述べたように、本楽曲は椎名林檎がデビュー直前、福岡で交際していた当時の恋人に別れを付ける際のやりとり・心情がベースになっています。

大切な人と物理的に離れ離れになる。

そんな経験をしたことがある方には、グサッとささるナンバーになっています。

 

あの日飛び出したというのは

上京したこと。

を意味しており

この街=当時いた福岡

を指すことが容易にわかります。

さっそくですが、タイトルに起用されている「正しい街」はデビューする当時別れた恋人と一緒にいた福岡の街であることが推測される。

 

なぜ「正しい」と表しているのか。

それは後の歌詞で判明してきます。

 

不愉快な笑みを向け
長い沈黙の後態度を更に悪くしたら
冷たいアスファルトに額を擦らせて
期待はずれのあたしを攻めた

情景は、東京に行くことを君に告げた瞬間。

彼は、現実を受け止めきれず、ただただ不可解な笑みを主人公に向け、黙ったまま態度を悪くするのです。

 

なぜなら、期待はずれとあるように

彼は主人公との未来を想像していたに違いないから。

 

冷たいアスファルトに額を擦らせて

から、彼の行動が想像できますが、

頭が地面につく位うつむいて、

「ずっと一緒にいようって約束したのに」

と、涙ぐみながら主人公を責めたのです。

サルー
サルー

情景が鮮明に想像できますね。

君が周りを無くした
あたしはそれを無視した

彼は周りが見えなくなるほど、主人公のことを見ていた。それこそ固執していいたといっても過言ではないほど。

 

それほどまでに、主人公は愛されていたのです。

しかし、夢を追いかけているべく、それを無視してしまう。

サビ1

さよならを告げたあの日の唇が一年後
どういう気持ちで
いまあたしにキスをしてくれたのかな

上京した1年後、彼と再会した主人公は、付き合っていた頃と同じようにキスをする。

しかし、後ろめたさからどのような気持ちなんだろうと彼を疑う。

 

おそらく、再会して同じように接したはずなのに

何かが違うのです。

純粋な愛情だけが介在していた二人には、もう心理的に戻れなかったのです。

2番

短い嘘を繋げ赤いものに替えて
疎外されゆく本音を伏せた
足らない言葉よりも近い距離を好み
理解出来ていた様に思うが

2番のAメロは付き合っていた当時の情景を映す。

彼が話すことは、これからの未来について。

しかし、心で夢を追いかけると決めていた為に、

主人公は「その未来はない」と、

どこかで感じていたのでしょう。

 

でも、話に合わせるように相槌を打つ日々を繰り返してしまう。

 

小さな嘘の積み重ねは、いつしか赤いものとあるように、真っ赤な嘘になる。そのうち、主人公は本音さえも彼に言えなくなるのです。

対照的に、彼は私の短い嘘(足らない言葉)に勘付くこともせず、ただただ近い距離でいることに満足していました。

サルー
サルー

感情のすれ違いがリアルですね。

君に涙を教えた
あたしはそれも無視した

別れの当日、彼は涙を流して私を見送った。

私と離れたくないから泣いている。

もちろん、それには気付いているけど、とにかく夢を追いかけることで精一杯だった主人公は、それを振り切ってして東京へと行くのです。

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サビ2

可愛いひとなら捨てる程いる
なんて云うくせに
どうして未だに君の横には誰一人居ないのかな

ここで彼の人間性・愛情が垣間見える。

 

「可愛い人なら捨てるほどいる」

なんて言って主人公を送り出そうとするのです。

東京に行くと言う発言を聞いて、素直に不機嫌になるほど、主人公との未来を望んでいたはずなのに。

 

これは、後ろめたさを少しでも払拭するための気遣い。

主人公もそんな彼の愛情に気づいているため、

どうして未だに…(楽になって良いのに)

と、分かり切ったつぶやきをこぼしています。

3番

何て大それたことを夢見てしまったんだろう
あんな傲慢な類の愛を押し付けたり
都会では冬の匂いも正しくもない
百道浜も君も室見川もない

3番の歌詞に広がるのは、君がいた街を、彼を捨てたことを後悔している情景。

主人公の後悔の念をくみ取ることができる。

思い出の景色を頭で蘇らせては、

二度と戻ってこない過去の時間

に、儚さを感じているのです。

 

また、ここで「正しい」という文字が綴られる

 

歌詞から読み取ることができますが、

君を喪失したことの後悔が大きいため、

  • 君といた街を正しい街
  • 今いる東京を正しくもない街

と、表しているのでしょう。

ラストサビ

もう我が儘など
云えないことは分かっているから
明日の空港に最後でも来て
なんてとても云えない
忠告は全ていま罰として現実になった

あの日飛び出した
此の街と君が正しかったのにね

もはや恋人でもない君に、今更わがままなんて言うことができません。ましてや自分から別れを告げたのですからね。

だから、

福岡の街に戻ったとしても、

それを君に伝えることすらできない。

 

別れを告げた当時、君は離れたくないがために

「アーティストになるなんて大変だよ」

といったような言葉をかけたのでしょう。

 

いま、主人公は彼の言った通りの心情に襲われています。

なぜなら、

一緒にいるために吐いた彼のセリフが正しかったから。

君と過ごしたあの頃が1番幸せだったから。

 

感想

ファンのみぞ知る名曲「正しい街」

 

具体的な情景表現から歌詞が構成されているため、場面を鮮明に想像することができ、まるでドラマを見ているよな感覚に襲われました。楽曲考察を終えて、改めて「正しい街」を聴くと、涙が止まりません。

 

もっとたくさんの音楽ファンに聴いてほしい。

椎名林檎屈指の切ないラブソングでした。

 

【椎名林檎/正しい街】

歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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